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『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』2話ネタバレ感想-松岡茉優が見せる目線の演技が圧巻

ドラマ
画像引用:ドラマ「最高の教師」公式サイト

2023年の夏ドラマ、日本テレビ系『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第2話が7月22日に放送されました。

1話では芦田愛菜さんの異次元な演技で大変話題となりましたが、2話ではどのような展開となっていくのでしょうか。

早速ドラマの内容と感想をネタバレありで書いていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくないという人は見ないようにしてください。

ちなみにドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』はHuluで全話見逃し配信しています。

Hulu公式サイトはコチラ

 

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第2話『拝啓、人を信じぬあなたへ』あらすじ・詳細

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

「私は、何でもします」——— 3年D組全員が心の底から笑って卒業できるように、そして自分自身が1年後“生徒に殺されないため”に、この教室を変えなければならない…強い覚悟を持って『2度目の1年』に臨む高校教師・九条里奈(松岡茉優)

前回の人生で寄り添うことができなかった生徒・**鵜久森(芦田愛菜)**に起きていた仕打ちを文字通り“何でもして”暴きだした九条は、教室に一つの変化の兆しを与えたのも束の間、夫・**蓮(松下洸平)**から離婚届を突き付けられてしまう。理由も分からないまま離婚を受け入れた前回と同じ轍は踏みたくないと思う九条。でも一体どうすれば…。思い悩む九条を、突如、目出し帽をかぶった男たちが襲う!彼らの目的とは…!?

一方、3年D組の教室は週明けから様子が一変。今まで鵜久森を無視していた生徒たちが、何事もなかったように笑顔で鵜久森に話しかけてくるのだ。奇妙なほど『普通』な教室の空気…。そんな中、親の借金に苦しめられている**瓜生(山時聡真)**の『ある瞬間』が気になった九条は家庭訪問と称して瓜生のアパートに乗り込む。そこで九条が見た光景は——— 。お金の価値、友情の真意を問う、涙の授業が始まる——— 。

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』公式WEBサイト

 

第2話『拝啓、人を信じぬあなたへ』詳細

怒涛の第1話のラストシーンでは1年前のこの日、里奈は夫から離婚を切り出される日の帰路で終了。

離婚の理由などが気になるところで2話のスタートです。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

離婚を考えるようになり、離婚を切り出すに至る夫である蓮のモノローグで始まり、やはり同日に里奈は夫から離婚の意思を伝えられます。

離婚の理由もやり直しの方法も聞かせてもらえず離婚を受理した1年前。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

休日、友人とボーリングをした帰り道、里奈は目出し帽を被った2人組に襲われ、カバンを奪われそうになります。

それが自分のクラスの生徒であり、監視カメラ映像が入ったPCを奪うためだと気がつき瓜生と向坂だと特定します。

夫との問題と自分の命を守るために、クラスで起こっている問題を抱え物語は進行します。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

週明け、鵜久森が学校に行くとクラスの皆は何事もなかったように鵜久森に対して普通に接します。これはこれはSNSのグループでクラスの生徒たちが里奈対策として申し合わせた行動でした。

そして、今回クローズアップされるのは1話で里奈から50万円を騙し取ろうとした生徒、瓜生陽介。

昼間のバイトもある中、居酒屋のバイトを始めます。

1度目の人生でこの後転校を余儀なくされるわけですが、理由は家庭に問題を抱えており貧乏であるため。

陽介の母親は色気のある女性で、離婚し陽介と幼い2人の弟を育ててきました。

しかし、陽介がバイトで稼いだお金は生活に使われることはなく、高級な化粧品、派手な服、そして他の男に貢ぐために使われ生活は極貧。

母親がおかしいと思いながら弟たちの生活を思って生活を支えてきた陽介。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

里奈はこのままだと陽介が転校すること、大人に過度な期待をするなと伝えます。

数日後、陽介は賃貸のアパートを追い出される前に、バイト先から前借りしたお金で借金取りにお金を払うよう母親に懇願します。

しかし母親は他のことに使おうとし、それを咎める陽介を罵倒します。

そこに里奈が訪れ母親を諭すように説教しますが母親は逆上して聞く耳を持ちません。

そして里奈は陽介に友達の大事さを教え、そこに陽介の親友である向坂を部屋に入れます。

向坂は陽介が抱えている問題を格好つけて話してくれなかったことに怒り、そして一緒に卒業したいと陽介の母親に頭を下げます。

母親は納得しましたが、里奈が陽介に言いたいことは言えと促します。

そこで陽介は、いままで母親に対して溜め込んでいた全ての感情をぶつけます。

「なんで家族のためじゃなくて知らねー男に貢ぐためのカネを俺が稼がなきゃなんねーんだよっ。俺は一体何なんだ。俺はあんたを絶対に許さない。許すわけねーだろ」

この後、公園で陽介は里奈にお礼を言いますが、里奈はお礼などいらない、他にすべきことがあるだろと伝えます。

次の日、陽介と向坂は誰かと一緒に帰るという小さな夢を叶えるためにエントランスの椅子に腰を下ろす鵜久森に今までのことを謝罪します。

そして、これから陽介のバイト先に一緒に行かないかと誘います。

鵜久森は戸惑いながらも駅までならと一緒に帰ることに。

陽介と向坂が陽介のバイト先の居酒屋に到着すると、里奈の友人夏穂ができあがった状態で出迎えますが、当然『誰?』状態。

店長が高校からの友人であることを説明。そしてもう一人の友達がカウンターに。

陽介「先生が、なんで…」

里奈「私の行きつけのお店なので」

陽介をバイトに誘ったのも里奈の頼みで、お金のことも聞いていたとのこと。

しかも、店長もお金が理由で里奈と同じ高校を中退している過去があったようです。

陽介の件はこれで一件落着。

里奈は夫である蓮に、格好つけずに正直な気持ちを打ち明けます。

「私、離婚したくない。本当は嫌だ。蓮はこの日々がずっと続くことが怖くなったと言ってたけど、私思うの、この日々が次の瞬間にも消えてしまうことがあるんだって。だからこの日々を守りたいって思ったの。ダメかな」

蓮「どうした里奈。初めて聞いた気がする。里奈のそう感じの言葉。わかった、ちょっとだけ考えてもいいかな。偉そうな意味では決してなくて」

結論はまだですが、こうして前回よりも少しだけ関係が修復したようです。

場面は変わり教室の黒板には『九条里奈を殺害する』という文字が。

前回にはなかった殺害予告を受けることになった里奈。

2話終了。

 

第2話『拝啓、人を信じぬあなたへ』の感想

今回はストーリーを進行する中での瓜生陽介回といったところでしょうか。

陽介の家は単なる貧乏という話ではなく、クズな母親による人災といった様相。

陽介が長年ため込んできた怒りを真っ直ぐにぶつけられた母親は、これで改心してくれるといいのですが。

この後の瓜生家がどうなっていくのか本当に気になります。

ちなみに瓜生陽介の母親役を演じた女優さんについてはコチラの記事で詳しく紹介していますので、気になった方はご覧ください↓↓↓

今回の件で陽介と向坂は、里奈に対する憎しみは消えたと思われ、また鵜久森に謝罪しました。

クラスの他の生徒はまだまだ里奈に対して強い憎悪を抱いているので、それに同調しない陽介と向坂がイジメのターゲットにならないかという新たな不安がよぎります。

恐らく何かしらそういった描写はこの先あると思われますが。

ラストに里奈への殺害予告があったのを考えると、陰湿な嫌がらせというレベルを超えた胸糞悪くなるような犯罪レベルの行動が今後予想できます。実際に1度目では殺されているわけですから。

ひとつ思うのですが、1度目に殺された理由って何なのでしょう。

事なかれ主義で生徒の問題にも深入りしない無気力な教師だった里奈ですが、殺されるほど憎まれる理由がいまいちわかりません。

里奈が見て見ぬふりをしたことで状況が著しく悪化した事案が何かしらあったはずで、そういった逆恨みから殺されたとしても、その辺りの背景が現時点では全く語られていません。

時間を追うごとに明らかになっていくのかもしれません。こういった疑問は必ず回収されるはずなので、今後の放送を期待しましょう。

しかしながらすでに鵜久森の死を回避し、陽介の転校も回避し、1度目にはなかった殺害予告まで…。

もはや1度目の人生は参考にできないほど大きく歴史は変わってしまいました。

それでも1度目に里奈を殺した犯人の動機など、明らかになってくるのでしょうか。

非常に気になるところですね。

また、クラスのことも気になりますが、里奈と蓮の離婚の行方も注目したいところです。

前回と違って飾らない正直な言葉を蓮に伝えることができ、少しだけ関係性が変わったように思います。

里奈の離婚の行方がストーリーにどれだけ関係しているのか不明ですが、今後も見守っていきたいところですね。

最後に、出演者の演技について感想を書きたいと思います。

1話で大きな話題になったのが芦田愛菜さんの独白シーン。演技ってなんだろうと思わせてくれるほど、鵜久森という存在と、その心情を余すことなく表現してくれました。

同時に松岡茉優さんの演技力の高さも話題となったので、今回は松岡茉優さんについて。

里奈がどういった人間なのか、そういった説明は1話冒頭で無気力無感動な教師であることが語られたのみ。

その内面を周知させるほどのエピソードは何もありませんでした。

それでも場面場面で見せる表情や目つき、セリフ、言い方、振る舞いによって里奈という人間がどのような人間なのかが伝わってきます。

特に圧巻なのか『目』。

表情自体は割と無表情で演じていますが、目つき、目線、眼光で全ての心情を物語っています。

松岡茉優さんてこんなに演技力のある女優さんなんだと改めて感心しました。

芦田愛菜さんが鵜久森であるように、松岡茉優さんも完全に九条里奈としてこのストーリーの中に生きてるんだなと感じさせられます。

他には加藤清史郎さんの演技についても触れたいところですが、今回はここまで。

次回放送が楽しみです。

ちなみにドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』はHuluで全話見逃し配信しています。

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