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真夏のシンデレラ3話-ヤングケアラーを生み出すのはいつだってポンコツな親である

ドラマ
画像引用:『真夏のシンデレラ』公式WEBサイト

2023年夏ドラマ、フジテレビ系『真夏のシンデレラ』の3話が7月24日に放送されました。

世帯視聴率で爆死だの散々言われていましたが、Tverのお気に入り登録では好調の同作。

世間で言われているほど深刻さは伺えません。

むしろネットでは盛り上がっている様子が伺えます。

またFODの視聴ランキングでも相変わらず『真夏のシンデレラ』が1位という結果に。

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月9らしい王道ラブストーリーが話題にならないわけないじゃないですか。

それでは第3話のあらすじと感想を書いていきたいと思います。

 

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3話『それぞれの恋模様が急加速!高まる期待と恋心』あらすじ

\3話30秒予告!月9「真夏のシンデレラ」/

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連絡先を交換した蒼井夏海(森七菜)と水島健人(間宮祥太朗)は、メッセージのやり取りをするようになった。が、その内容が天気の話ばかりだと知った滝川愛梨(吉川愛)と小椋理沙(仁村紗和)は、「そんな距離感じゃダメ」と騒ぎ立てる。夏海が健人のことを一度も名前で呼んでいないと知った愛梨は、人間は自分の名前を呼んでくれる人のことを好きになる、と主張。さらに愛梨は、牧野匠(神尾楓珠)が夏海にキスをして以来謝罪に来ていないと聞き、匠ではなくて健人に舵を切ろう、と言い出す。そこに、巡回中のライフセーバー・早川宗佑(水上恒司)たちが通りかかる。宗佑は、「名字だけじゃ味気ない」と言って理沙の下の名前を知りたがり……。

健人は、散歩中に夏海の店に立ち寄る。片付けを手伝うという健人に、それなら昼食に新メニューの味見をしていってほしい、と頼む夏海。そこに、夏海の弟・海斗(大西利空)が駆け寄ってくる。夏海が、沖縄で開催されるサップ大会の出場選手に選ばれたというのだ。優勝者には賞金も出るため、店のリフォーム資金を稼ぎたいと張り切る夏海。

同じころ、山内守(白濱亜嵐)は、愛梨が来週スタイリストになるためのテストを受けることを知る。明後日が愛梨の休日だと知った守は、「その日、俺にちょうだい」と言って、佐々木修(萩原利久)には内緒で彼女をある場所へ誘う。

昼食の後、すっかり健人に懐いている海斗が、次はいつ来るのか、と尋ねた。すると健人は、大事なプレゼンがあるからもうすぐ東京に戻る、と返す。健人は、大会での活躍を東京から応援している、と夏海に告げて去って行き……。

真夏のシンデレラ公式

3話の感想

今回はストーリー詳細を書く時間がないので省かせていただきます。あしからず。

それでは感想を書いていきたいと思います。

 

夏海のヤングケアラー問題

まだ3話ではありますが、既にみなさんも感じているだろう『夏海ヤングケアラー問題』。

サップの大会への出場が決まり、その大会の優勝賞金で自宅兼お店のリフォームのお金を捻出しようとする夏海。

そもそも何で夏海がそこまでしなくてはならないのでしょうか。

サップのインストラクター、家業の飲食店のきりもみ、弟の親代わりであり、家事も全て夏海が行なっています。

その上、ボロくなった家兼お店のリフォーム代の捻出と、誰がどう見ても立派なヤングケアラー。

その上、サップの大会で沖縄に行くためのお金を父親が使ってしまいました。理由は知り合いの入院費。

謝る父に、夏海は自分の気持ちに嘘をついて笑って許します。

ヤングケアラーを苦しめるのはいつだってポンコツな親なんだなって、見ていて胸が苦しくなりました。

夏海だって色々と思うところがあるはずだし、それでも怒りや悲しみを押し殺して『なんでお父さんが謝るの?人助けをしたんだから謝る必要はない』と言います。

確かに人助けは非難できるようなことではありませんが、家族も守れず娘に頼って生きているような人間には、人助けの前にすべきことがあるだろうと言いたくなりませんか?

自分の子供を犠牲にしてまで人助けって…他人に格好つけて子供の夢を潰すのって、優先順位違うだろと、非常にモヤモヤします。

夏海の優しさに甘えすぎる父親と、何も考えていない弟に腹が立って仕方がないです。

夏海がヤングケアラーと化していることについて、何一つ美化できるところがなくて本当にイライラしかしません。

夏海と健人

超男まさりというか、男前な性格の夏海。

優しくて誠実で頭もいい健人。

健人は夏海がサップの大会で優勝できるようにお守りを買ってきましたが、夏海が理由を伝えずにサップの大会を諦めたと伝えたシーンで『住む世界が違う』と言った夏海。

『住む世界が違う』というセリフは、必ず劣等感を抱えた人間が発するものですが、教科書通りというか、やはりポンコツな親のせいで貧乏に育って働き詰めの夏海がそう発言してしまいました。

そこに妬みや僻みのようなニュアンスはありませんでしたが、住む世界を限定しているのは自分自身であることに、その環境にいる夏海は気がつきません。

健人が言った『諦める理由を探しているように見える』という言葉、夏海からしたら『自分を納得させる理由』といった意味では図星であり、お金のことで諦めなければならないこともあるという事実を健人に突きつけたかったのかもしれません。

しかしながら健人は決して自分が恵まれた環境だから言っているのではなく、本当の理由がわからずとも『自分の気持ちに正直になったほうがいい』という純粋な思い。

客観的に言わせてもらうと、あんなにポンコツな親のもとで自分が頑張らないと成立しない家庭という状況がそもそもおかしくて、それをどうにかしたいならお店なんかさっさと畳んで父親に土木作業員でもなんでもやらせたほうがよっぽどマトモな家族になるだろうなということ。

夏海の優しさや責任の背負い方って周りの成長を妨げるし自分ばっかり苦しくなるだけなので、もう少しだけでも自分の幸せに目を向けて欲しいです。

 

その他

宗佑の自信たっぷりな立ち振る舞いってなんなんですかね。ちょっと引きます。

しかし、意外なことに今回はライフセーバーの他に小児科医というスペックの高さを見せつけてくれました。

正直、医者という側面を見た瞬間から私は宗佑への見方が変わりましたね。恥ずかしいです。

それにしても里沙って軽くないですか?

子供のことで色々と悩みを抱えているのはわかりますが、簡単に男と寝ましたね。

そんな里沙に反して結構固いのがわかった愛梨。

守のキスを拒んだのは単純に守に恋愛感情がないのかもしれませんが。

私は修のキャラが結構好きです。

『性格悪いのに優しい』という愛梨の言葉通り、そのちょっとしたギャップに女って弱いんですよね。

何気に修と守の愛梨争奪戦の行方が気になって仕方がありません。

それと、当然ながら健人と匠による夏海の奪い合いも。

2話で国民を敵に回してしまった匠ですが、なんなんでしょうかね彼は。

夏海が告白したときに『女として見てない』と、デリカシーのかけらもない発言してましたし、佳奈のこと本気で好きなのに相手にしてもらえずヒヨって夏海にキスするわ、健人に夏海に近づくなと言って見たり、暴雨風で倒壊しそうな夏海の家の養生に駆け付けたり。

意味わからないオブ意味わからない男です。マジでサイコパス。

私は匠キライです。

まとめ

第3話ではそれぞれが各方向に展開していって、あっちもこっちも気になる状況に。

とにかくもう第4話が楽しみですね。

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