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笑うマトリョーシカ|最終回11話ネタバレ感想

ドラマ
引用:TBS|笑うマトリョーシカ|https://www.tbs.co.jp/waraumatryoshka_tbs/

2024年6月28日から放送がスタートしたTBS系テレビドラマ『笑うマトリョーシカ』。
最終回の11話を視聴したので早速ストーリーの流れと感想を書いていきたいと思います。

内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

原作の小説はドラマの影響もありベストセラーに!ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

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『笑うマトリョーシカ』最終回11話あらすじネタバレあり

公式のあらすじ

再び愛媛県愛南町で浩子(高岡早紀)と対峙し、中国出身の母のもとで生まれ、和田島(加藤雅也)と出会い、清家(櫻井翔)を産んで政治家にするまでの過去の出来事を聞かされた道上(水川あさみ)。しかし、清家の裏で暗躍するハヌッセンが本当に浩子なのか、浩子とBG株事件との関連についてなど、肝心なことは聞き出せず…。

しかも浩子は、清家が書いたハヌッセンの論文を鈴木(玉山鉄二)に送ったのは自分ではないと言い、新たな謎まで生まれてしまう。はたして論文を送ったのは一体誰なのか。答えを探すため、浩子の今の夫・小松(堀内正美)のもとを訪れた道上は、ある人物に疑惑の矛先を向けていくことに。

そんな中、清家は「首相公選制」の実現に向けて憲法改正案を提案するなど、官房長官としては前代未聞の言動をとり始めていて…。

TBS『笑うマトリョーシカ』公式

11話の流れ

ブレーンとして一郎のそばにいればハヌッセンが誰か突き止められるのではないかと考え、香苗は一郎の申し出を受けブレーンになることを了承した。
報新社ではハヌッセンの最有力候補は羽生だとあたりとつける。
BG株事件の証拠テープを世に出せば羽生は失脚するが、ハヌッセンから遠ざかる。

香苗は大臣室にて、一郎に政策について意見を求められたことに自分の考えを進言し、一郎はそれを聞き入れ政策を進め、場合によっては政策変更すら厭わなかった。
一郎は、香苗がいればこの国のトップになれるかもしれないと野望を見せる。

香苗は一郎の側にいてハヌッセンは羽生ではないと考える。
山中がテープを公開したほうがいいのではと言うも、一郎の近くにいれば止められると香苗は拒否。
山中は香苗に、政治家のブレーンである前に、お前はジャーナリストだろと責めるように言った。

香苗は山中の言葉や家族のことを考え一郎のブレーンから降りると一郎に伝える。政権に打撃を与える記事を出すと。
一郎は、香苗が必要だと必死に食い下がる。
香苗は率直な言葉をつなぐ。一郎の近くにいれば自分の理想の社会に変えられるかもしれないが、それは一郎を利用しているの過ぎない。ジャーナリストとして社会と向き合うのだと。

新報社はBG株事件に関与した政治家のスクープを出し、世間は騒然となった。
これにより警察も動き、諸橋は事情聴取を受ける。
そして羽生もBG株事件への関与を認めた。内閣は総辞職し羽生派は解体になるだろうと山中はいう。

香苗に羽生の秘書から電話があり、会って話すことに。秘書は、故和田島もBG株事件に関与していたから記事にしてほしいという。政治神尾関与をもみ消してくれたのも和田島だったと。
そして、香苗の父のことは諸橋が勝手に冨樫を使ってやったことで、一郎も知っていたはずだと聞かされた。

香苗は民和党の過去の記事を調べる。首相公選制とそれに向けた憲法改正は和田島が起草したことだった。

警視庁は香苗の父に対する殺人教唆容疑で諸橋を逮捕。

香苗は大臣室を訪れ一郎と対峙して確認する。私に証拠を見つけさせ、ブレーンにしたのは証拠を公表させないため。一郎はずっと和田島の意思に従っていた。ハヌッセンは和田島だろうと。
一郎は一笑して話し出す。父は自分をコントロールしようとしなかった。父も自分と同じ特性を持った人間であり、あるとき父に言われた。一郎は自分に似ているからあらゆる人間が群がってくるだろう。それを利用すればいい。一郎には本当の自分を見つけてほしいと。
父はハヌッセンではないと一郎は続ける。唯一の理解者で目を覚まさせてくれた同士なんだと。
香苗は訊く。では誰がハヌッセンなのかと。
一郎は、そんなのはいないという。自分は誰にも操られていない。だが、本当の自分がわからない。だからあなたに近づいた。あなたなら予断なく自分を見極めてくれるのではないかと思ったと。
香苗は複雑な表情を受けべる。
BG株事件の証拠など自分にはどうでもいいと一郎はいう。自分を見誤っている。自分にはハヌッセンがいて日々職務にあたっている。そう決めつけたと。
香苗は、ではなぜ亜里沙や鈴木を切り捨てたのかと問う。
一郎は言う。ヒトラーがハヌッセンを切った時、ヒトラーが思っていたのは…『みくびるな』であると。そして「恐らく」と付け加えた。
一郎が初めてみくびられていると感じたのは大学生の頃だったという。それは、自分の初めての恋愛を阻止してきた2人が愛欲に溺れていることを知った時。それを示唆してくれた亜里沙も結局は自分を軽んじていた。自分を27歳で政治家にするため武智と不貞関係になり武智に手をかけた。だから最悪のタイミングで別れを与えた。母には議員バッジを付けさせて以来一切顔を合わせなかった。
香苗は、鈴木の事故は一郎が自分の意思で行ったのかと問う。事故での殺害に失敗したから、鈴木がこだわったBG株事件を原因にして屈辱的な形でクビを切ったのかと。
しばらく黙った後に一郎は言う。鈴木の父を自殺に追いやった張本人が和田島だと知らずに、最も憎むべき男の息子に長年支えていたのだと。笑った。そして、生きている人間は必ず死に、出会った者は離れることが定め。自分の人生そのものだと。
香苗は、「みくびるな」それが彼らを切った理由かと訊く。ヒトラーのように…ヒトラーに肩入れしていたのかと論文から思い至る。
一郎は、あれが初めて芽生えた自我だったのかもしれないという。そしてヒトラーがやったことを否定しつつもヒトラーの政治家としての功績を肯定する弁を振るう。
香苗は、ヒトラーに傾倒しつつもマイノリティに寄り添うのはどういうことなのかと訊く。
自分にもわからないのだと一郎はいう。自分に明確な意思などなにもないのだと。香苗が追いかけた清家一郎の正体こそ、はっきりと演じられた清家一郎なんだと笑う。
一郎はマトリョーシカ人形を開けては中を取り出し、それを繰り返す。一番小さい人形を手にして、自分にはこれが怒りに震えている顔に見えるという。自分で自分のことはわからない。だからといって、みくびられたくないのだと、一郎は怒りに震える。
香苗は、そのためにこの国のトップに立つのかと溢す。
でも最近わかってきたことがあると一郎はいう。権力は蜜の味がする。そして断言する。偽物がここまで出世することはない。自分が政権を握ったら盤石になる。楽しみにしていてくれと。
怯える香苗に、自分のことが怖いかと訊いたあと、帰ってくれと言う。
香苗は言う。一郎の本質はわからないが、理解できたことがある。「僕を見ていてください」という言葉は助けを求めているように聞こえたが間違ってなかった。自分をわからないことが怖いのだろう。私は一郎を知ろうとすることを止めない。それが一郎を救うと信じていると。香苗は大臣室を後にした。
香苗が去った後、一郎は涙を流す。

鈴木は、これでようやく終われると言う。そして香苗に礼を言い頭を下げる。
香苗は、もう一度一郎を見つめ直し、皆に伝える。皆に考えてほしいと言う。

5年後
一郎は総理大臣になっていた。
憲法は改正され、緊急事態条項が創設。
香苗が書いた「清家一郎と言う人間の本質はなんなのか」という本は多くの人に読まれたが、国民は清家一郎を選んだ。
香苗は取材を続けて訴え続けていく。
鈴木は宇野俊哉として、区議会議員に立候補。

11話終了

 

『笑うマトリョーシカ』最終回11話感想と考察 ネタバレあり

ハヌッセンはいなかった

概ね予想通りハヌッセンなど存在していませんでした。ただ、一郎に明確な意思すらなかったのは驚きです。

あくまで、中身のないフリをしているものだと思っていましたから。

そしてあらゆる真実を見せてくれた最終回の11話ですが、なんか盛り上がりに欠けるというか、驚きの少ない最終回だったなと思ったのは私だけでしょうか。なんなら前回の亜里沙の回のほうがいろんな意味でゾッとしたというか。

なんとなく消化不良感が否めないです。

誰が誰を殺したのか結論

・清家嘉和を殺したのは和田島。
・香苗の父は諸橋の指示で冨樫が。
・鈴木を襲ったのは一郎の指示
・武智を殺したは亜里沙

しれっと誰かの指示で殺害ってなってますけど、例えば香苗の父は金でトラックの運転手を買収したとか、そんなの簡単にできるものなんでしょうか。

いわゆる実行犯を雇う形なんですが、亜里沙はどうやって武智を死に至らしめたんでしょうね。誰かを金で雇うなんてできたんでしょうか。仮にお金があったとしても、そんなことを実行する人間を探せるものなんでしょうか。

こんなことを言っても最終回は終わってしまったのでしょうがないのですが。

私的に結局謎で終わったこと

・一郎の悲願は何なのか
・一郎の「僕を見ていてください」の意味
・冨樫は誰に殺されたのか

一郎の悲願って明かされました?私にはよくわからなかったんですが。総理になって権力を掌握することなんでしょうか。その辺の描写がなかったように思いまっす。

そして「僕を見ていてください」の意味もなんとなくしかわからなかったです。香苗的には助けを求めているように感じ、それは間違ってなかったと結論づけていましたが、明確に一郎から語られることはありませんでしたね。

あと、冨樫の死はサラっと流されていますが、諸橋の指示でしょうか。それとも羽生の秘書の指示でしょうか。冨樫は死んだって事実だけで一切深堀りされなかったので少し気になっていました。でも触れられませんでした。そんなもんか。

終わっちゃいましたね。皆さん的にはどうでしたか?納得の最終回でしたでしょうか。

私的には、多少の疑問点は残りながらも一応納得の最終回といったところです。ただ、あまりにも抑揚なくしれっと終わったなといった印象です。

最終回ってもっと盛り上がるものではないんでしょうか。そんな感想です。

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まとめ

なかなか評価しづらい最終回でしたね。政治ものは流行らないという定説を覆すに至ったのかと、全話通して考えても私には答えは出せないです。

確かに面白かったし、続きが見たいと思いました。今期ドラマで途中離脱してしまった作品が多い中で完走できたのは、やっぱり面白かったからなんだろうなと。

決して「最高の作品」ではありませんでしたが、それなりに満足できるドラマだったと思います。

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