スポンサーリンク

当サイトはPRが含まれています。

『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』3話ネタバレ感想-心に刺さるシーン多数

ドラマ
画像引用:ドラマ「最高の教師」公式サイト

2023年の夏ドラマ、日本テレビ系『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』の第3話が7月29日に放送されました。

2話までで既に怒涛の如くストーリーが展開しており、目が離せない状態となっています。

早速ドラマの内容詳細と感想をネタバレありで書いていきたいと思います。

ネタバレを含みますので、まだ内容を知りたくないという人は見ないようにしてください。

ちなみにドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』はHuluで全話見逃し配信しています。

Hulu公式サイトはコチラ
スポンサーリンク

第3話『拝啓、心優しきあなたへ』あらすじ・詳細

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

「九条里奈を殺害する」——— 3年D組の黒板に九条(松岡茉優)への殺害予告が書き込まれ、学校は騒然となる。野次馬が現れ、教員室も慌てふためき、誰もが口にした。『犯人は一体誰なのか……!?』と。D組の面々は相楽(加藤清史郎)たちを疑うが、相楽はそのことを否定。生徒たちもその犯人については誰も分からないままで——— 。

一方、九条はその犯行の様相から自身に殺害予告を行ったと推察した『ある生徒』の前へと立ちはだかる。そして、その生徒へと真っすぐに告げる。「あなたがこの現状を変えたいのならば……『何でもする』」と。

一方の相楽たちは、この殺害予告が何者かに大々的に行われた形跡から既に教室への監視カメラの起動がストップされていることに気づく。そして、生徒同士の目論見により、『九条里奈担任はく奪』の嘆願書を取りまとめ、九条を教室から追放することに成功する。九条は、学校に居られなくなったことにより、この問題を解決するために鵜久森(芦田愛菜)を信頼する味方として『頼る』と宣言。その想いを受け取った鵜久森は、勇気を抱き、『ある行動』を開始する——— 。

諦めることを、想像することを、やめる覚悟はあるか——— 。教室を追われた九条の魂の授業が始まる!!

ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』公式WEBサイト

第3話『拝啓、心優しきあなたへ』詳細

前回の2話は九条里奈への殺害予告があったところで終了しました。

3話冒頭は3年D組の生徒、星崎透(奥平大兼)のモノローグから始まります。

つまらない毎日の中、九条里奈への殺害予告が書かれた黒板を見て『やばっ』と状況を楽しんでいる様子。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

殺害予告を受けた里奈は職員室で他の教員に騒がせてしまったことを謝罪します。

それを目撃した鵜久森は、なぜ辛い目にあった人が謝らなければならないのかと憤慨します。

また、教室では相楽琉偉(加藤清史郎)が里奈への殺害予告は誰がやったのかと問いかけます。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

どうやら殺害予告は相楽がやったわけではなかったようです。

 

放課後、帰宅しようとする工学研究会の眉村紘一(福崎那由他)と日暮有河(萩原護)を里奈は呼び止めます。

そして『そんなに私を殺したいですか?あなたたちですよね、あの殺害予告を書いたのは』と問い詰めます。

そして化学準備室へ。

動体検知で起動されている教室の監視カメラが手際よく止められていたことから、工学研究会の二人の仕業だと推察できたと説明します。

続けて、殺害予告をした理由を尋ねました。

眉村は、里奈が行動を起こしたことで毎日がめちゃくちゃになったと訴えます。

確かに工学研究会の部室は騒動以来相楽たちに乗っ取られて工学研究会の活動はストップしていました。

さらに、『先生に問題があることを学校に知ってもらいたくて』と続けます。

里奈が『なぜ自分で声を上げないのか』と問い詰めると日暮は『僕らなんかが声を上げても、勝手なことをするな、調子に乗るなと攻撃される』と

里奈は、未来の2023年12月11日に二人の研究作品が全国準優勝を獲得し、その4日後にその作品が何者かによって粉々に破壊されること。心配した顧問教師が話を聞くと、二人は薄く笑みを浮かべ「仕方がない。調子に乗っていたので」と答えたという話を聞かせます。

未来のことを何言ってるかと思うだろうが、容易に想像つくことではないかと問います。

さらに、二人が一体何に諦めているのかを訊ねます。

青春が壊されることなのか、自分たちの意見が封殺される日常なのか、もし変えたいと思うなら変えられる。私が共犯になって何でもすると宣言します。

 

自宅に帰ると夫の蓮が里奈を心配します。

学校で何か色々大変なんじゃないかと。

そして、離婚の話をしたとき里奈が『この日々を守りたい』と真っ直ぐ言ってくれたことが嬉しかった。だから、”俺なんか”で聞けることなら真っ直ぐ伝えてくれと。

 

次の日の朝、学校では。

相楽から指示された東風谷葵(當真あみ)と阿久津由利(藤崎ゆみあ)が、3年D組のほぼ全ての生徒が署名した担任変更の嘆願書を提出します。

このことによって里奈は自宅謹慎が言い渡され帰宅することに。

このことにD組生徒は沸き、星崎透は『こっから先生がどうするか楽しみ』だと状況を楽しんでいます。

相楽はクラスのみんなに『これで終わりじゃない。きっちり担任を下ろすまで逃げんなよ』と釘を刺します。

鵜久森は帰っていく里奈を追いかけ、眉村は里奈がいなくなったことで監視されることもないから部室の鍵を返してくれと相楽に訴えます。

相楽は、なんで追い出されなきゃいけないんだ、次ウザいこといったらお前はネクスト鵜久森(イジメのターゲット)だと言い放ちました。

 

鵜久森は帰路を歩く里奈を呼び止め、里奈が辞めてしまうのか心配します。

里奈は、辞めないがやり方を変えなければならない。鵜久森に頼ってもいいかと訊きます。

鵜久森は、自分がなりたい自分になるために変わるのを待つのではなく、自分で変えていく決意を宣言します。

 

一方、工学研究会部室では相楽グループの女子たちが、あっけなく里奈を謹慎に追い込めたことに笑っていました。

西野未月(茅島みずき)は『阿久津と東風谷にもうひと押しさせないと』と画策します。

 

放課後、眉村と日暮は歩きながら現状を嘆いているところに里奈が現れます。

二人の考えを変えなければと。

なぜあんな連中の自由を尊重しなければならないのか。

いつも苦しむのは人の気持ちを想像できる優しい人であり、優しい人が損をする。

だからこそもっと容易く考えるべきだと。

自分を傷つけ、ないがしろにする人間と仲良くしたいと思ったことがあるのか。彼らに嫌われることがそんなに嫌なことなのかと。

いつの日か、そんな連中がどこで何をしているのか知りもしない確かな日々が訪れるということを伝えます。

眉村は、どうしたら誰に合わせることなく自由に過ごせる毎日がくるのかと里奈に問います。

里奈は答えます。単純に心のままを伝えればいい。そのために私はなんでもする。共犯になりにきたんだと。

 

一方、鵜久森は放課後学校に残って勉強をしている阿久津と東風谷の元へ。

そして担任変更について話がしたいと申し出ます。二人は今朝の嘆願書の件で後ろめたさがあるのでないかと。

だからといって彼らには逆らえないし怖い気持ちを理解します。

しかし、自分の周りにいる全ての人に理解されて認められる必要などないと諭します。

しかし阿久津は『それはあんたがハブられてもいいって開き直ってるから言えるんでしょ?わたしたちはそんなこと嫌だから』と本音をぶつけます。

里奈と鵜久森は別々の場面で同時進行的に同じエピソードを語ります。

それは、昔里奈が些細なことで孤立したとき、仲のいい友達が「あいつらと仲良くしたいと思ってるのか?もしそう思ってないなら傷つく必要なんてない。その輪に戻る必要もない。泣きながらあいつらの自由を守る必要なんてない。私は何があってもあんたの友達だから、惨めな顔するのは今すぐやめろ」と言われたという話。

鵜久森は必死に訴えます。『自分や自分の大切な人に後ろめたく思ってまで誰かに合わす必要なんてない。その気持ちを分かり合える人と巡り会いたくて、私は今日ここに来た。だから…だから…今日私は友達になりにきたんです。かと言って一方的に言って友達になれるとは思わない。でも今更友達のなり方なんて正しい方法がわからないから心のままを伝えに来た。それに、”私なんかが”と嘆いていても一人の世界が変わるわけないと気づいたから。一緒に後ろめたさに惨めな顔するのはやめにしない?』と。

また、友達になりたい理由として『本当は優しい2人をかっこいいと思っていたから。それに私はあなたたちのクラスメイトだから』と素直に伝えます。

 

次の日、いつも通り工学研究会の部室に我が物顔で現れる相楽と迫田ですが、工学研究会の部室が片付けられていることに気がつきます。

そこに眉村と日暮が現れます。

迫田は二人に詰め寄ります。『お前ら何してんだよ』と。

日暮は『カメラ回ってるよ、この部屋』と迫田を牽制します。

眉村『昨日の夜、教室のカメラを全部ここに移してくれたんだ、九条先生が』

迫田は『なんなのお前ら、あっ?喧嘩売ってんの?』と凄みます。

相楽『わかってんだよな。お前らこれで次の鵜久森決定だぞ?』

迫田『俺らにも誰からも相手にされない、クソみたいにハブられる毎日が待ってるから』

とハブる宣告をします。

しかし、眉村と日暮は土下座をして『ちゃんとハブってください。相手することも会話することもせずに関わらないでください。お願いします。申し訳ないけど僕たちは君たちと仲良くしたいと思ったこともないし一緒にいたくもない。面白いと思ったこともないし楽しくもない。考え方も生き方も違う別種族なんだ。君たちにハブられるのはいいことしかないって気づいたんだ。この学校でやりたいこともある。別に仕返しがしたいわけではない。それすら思わないくらい関わりたくないだけなんだ。だから僕たちをちゃんとハブって欲しいんだ。お願いします』と真剣に頭を下げます。

 

一方、阿久津と東風谷をエントランスに呼び出した金澤と江波。

金澤『このままじゃ九条がすぐ復帰しちゃうかもだからさ、もうひと押ししかけたくて』と、阿久津と東風谷に退学届を書いて脅しをかけてくれと頼みます。

東風谷『なんで私たちがこれを?』

阿久津『悪いけど撤回してきたから、今朝、二人で職員室行って嘆願書を撤回してきたから』

東風谷『二人で話して、親にも謝って今朝ナシにしてきた』

金澤は『なんで急に裏切るのよ、あんたらが裏切ったら私たち…』と阿久津の肩を掴んで詰め寄ります。

阿久津『離してくんない。なに?私たちが裏切ったらあんた達が怒られちゃうわけ?それはあんた達の人間関係なんだから知ったこっちゃないよ。なんで友達でもない人のお願いをそんな聞かなきゃいけないの?後ろめたい気持ちを持ってまで合わせる必要なんてないって言われたんだ、私の友達に』

と、鵜久森の言葉で変わった姿を見せてくれました。

 

教室に戻った相楽は怒りで机を蹴飛ばします。

顔色の優れない金澤と江波に『どうしたんだ』と問いかける迫田。

江波は阿久津と東風谷が嘆願書を撤回した事実を伝えます。

金澤はハッとなり『ちょっとまって、今気づいたけど、その話が撤回したんなら次の授業って…』

そこに里奈が教室に入ってきて教壇に立ちます。

放課後、里奈は鵜久森に誘われて化学準備室へ。

里奈のことが気になってお昼を食べ損ねた鵜久森と一緒に食事をすることに。

さらに里奈は、他にもお昼を食べ損ねた人がいるので誘ってみたと、阿久津と東風谷を迎え入れました。

さらに、なぜか星崎が訪れます。

星崎『こんなとこ溜まってたの?先生ヤバいっす。マジ革命起こしてますよ』

里奈『はい?』

星崎『いや俺、ずっと学校生活退屈だったんですよ。でも、最近全然そんなことないですよ。先生がヤバいからです。なので、先生の映画撮らしてください』と斜め上発言。

里奈『言っている意味がわかりません』

いや、マジで意味がわかりません。

 

里奈が帰宅すると、夫の蓮が『少し飲まない?』と。

画像引用:最高の教師公式WEBサイト

そして離婚を言い出した理由を語ります。

お互い仕事で責任持つようになって生活がすれ違うようになり、忙しい自分に気遣って話しかけないようにしてくれる里奈に対し、ずっと一人リビングで待つようになってしまった。

そして、本当は俺に言いたことあるんだろうなって、それ悟ってほしいと思ってるんだろうなって考えてしまい、おかしいのは自分だってわかってるが、だんだん帰るの辛くなってしまったと。

そして『夏穂に実は里奈が学校で大変なことがあったって聞いた。夫のお前はなんて言ったんだって聞かれて、”俺なんか”で聞けることがあったら伝えてくれって言ったらめっちゃ怒られて、”俺なんか”なんて自分を卑下した言い方で逃げ道残してるような奴に何を相談できるんだって。そのときハッとして、ビビって想像して逃げんのはもうやめる。俺が里奈の辛いこと全部聞くから言ってほしい。だって俺は、里奈が好きで結婚した夫だから。だから、離婚の相談も、里奈が良ければなかったことにしてほしい。頼む』と頭を下げます。

里奈『わかった』

蓮『ありがとう。これからは何でも聞くから』

里奈『私ね、今2週目の人生なんだ』

ここで3話終了

 

第3話『 拝啓、心優しきあなたへ』感想

今回は泣きどころが沢山あって、何から書けばいいのか気持ちが追いついてないですが、どうしましょう。

前回は瓜生の家庭にスポットを当て、向坂を含めた2人の回といったところでした。

毎回誰かに大きくスポットを当ててストーリーが進んでいくのかなと思いましたが、今回は眉村と日暮、阿久津と東風谷の4人が該当する回だったのかなという感じでしょうか。

今回里奈は自分を大切にしてくれない相手を尊重し、それによって自分が傷ついたり不利益を被るという悪循環な構造にメスを入れました。

優しいがために苦しむのはもうやめにしようと。もっと大切なことだあるだろうと。

里奈のエピソードを踏まえて非常に心に響く内容でした。

そうした里奈や鵜久森の訴えによって、自分を取り戻して抗うことにした4人。

それぞれのシーンを見ると、やはり相楽グループにNOを突きつけるのは非常に勇気のいる行動だったと思います。

それでも勇気を持って流されずに自分の正しいと思う意見を心のままに正直に言えた4人を賞賛せずにはいられません。

それに相反してイライラとストレスを溜め込んでいく相楽たち。

彼らが今後どういった行動に出るのか非常に不安です。

また今回1番グッときたのは、蓮が離婚の相談をなかったことにして欲しいと語った場面。

離婚を切り出した原因もよりクリアになり、蓮の気持ちもよくわかりました。

前回、離婚の理由として『この生活が続くのが怖くなった』と語った蓮でしたが、そこには不安と申し訳なさ、怖さを抱えて悪い想像ばかりしてしまったんだなと、それはそれで辛かったんだろうなと想像できます。

決定的な何かがあったわけではなく、意外と離婚という逃げ道を選択するにはリアルだったのでないでしょうか。

そして、里奈が前回『この生活を守りたい』と素直に伝えたことや今回の夏穂のアシストもあり、無事に夫婦としてやり直していくことになったこの場面。見ていて涙が出ました。

丸く収まって本当によかったです。

そしてまた衝撃のラストシーン

『これからは何でも話してほしい』という蓮に対し早速、『私今2週目の人生なんだ』というセリフで3話が終了します。

人生で一回は言ってみたい言葉ランキングの上位にランクインしそうなパワーワード

『私今2週目の人生なんだ』

これ言われたときの蓮の反応が早く見たいです。

めっちゃ気になります。

そして私も言ってみたいです。

『私今2週目の人生なんだ』

私には2週目の人生はやってこないと思うので一生言う機会はないでしょうけど。

 

ちなみにドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』はHuluで全話見逃し配信しています。

Hulu公式サイトはコチラ