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ドラマ2期『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』ネタバレ感想【全話】

ドラマ
引用:テレ東|量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-

2023年6月30日から放送がスタートした『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』。
量産型リコのシリーズテレビドラマ2期にあたる作品です。

最近ドラマ1期を見終わったので、続けて2期の『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』も一気見したので感想を書かせていただきます。
感想の前に超ざっくり1話から最終話までを振り返ってみたいと思います。

内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

テレビドラマ2期『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』はU-NEXTとLeminoで全話見放題で配信していますので、最初から見直せます。
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超ザックリ全話振り返り

量産型リコの名を冠す作品ですが、1期とのつながりなどはなく、全く別の話になっています。
いわゆるアナザーストーリーというやつです。

今回はリコと浅井と真司、大学の同期3人で、スタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」内で立ち上げた会社「Dream Crazy(通称ドリクレ)」で夢のユニコーン企業を目指すというストーリーです。
前作同様プラモデル作成からいろいろな学びやインスピレーションを受けながら成長していくハートフル・ホビー・ヒューマンドラマとなっています。

それではアバウトな感じで1話から最終話までの流れを書いていきます。

第1話 量産型リコ行きます

フードロスをなくすため、売れ残った割引商品の情報共有アプリ「nokoruna」のプレゼンで爆死し、いきなりピンチのDream Crazy社長のリコ。
リコはPerfect Beansの中野に量産型判定され、浅井は量産型を自認する。
なんやかやあって、いつもと違う道で帰宅し途中で見つけた矢島模型店に吸い込まれる。
ユニコーン企業を目指すリコはユニコーンガンダムを選択。
店の奥の作業場で、やっさんとアオに教わりながらユニコーンガンダムを組み立てギブバース。
仕事では量産型として爆進すると心に決める。
1期でリコが作ったことりちゃんがショーウィンドウに。

第2話 無限の中間形態

リコと浅井と真司3人のスタートアップ会社Dream Crazyに新たな社員として後田と熊本が加入する。
投資家と起業家をつなぐパーティーで出会ったドッグラン1期生で若手起業家の白川悟はリコの小学校の同級生だった。
白川は浅井に頼まれ「Dream Crazy」のアドバイザーに。
白川のアイデアを加味したnokorunaの事業が動き出すも納得がいってないリコと真司。
事業推進派の浅井と否定派の真司に挟まれ悩むリコは矢島模型店に。
三角関係にはマクロスということでマクロス機体「YF-19」を勧められ、今回も作業部屋で組み立てに入る。
途中、塗装沼に誘われ筆塗りをしながらもマクロス「YF-19」を組み立てギブバース。
3形態それぞれの変形を楽しみトリプルギブバース。
リコは中間形態が持つ無限の可能性を知る。
リコたちは初心に返って白川の投資話を断りnokorunaを当初の案で進めることに。

第3話 難攻不落の熊本さん

言われたことしかやらず、他の社員と全く馴染もうとしない熊本。
リコは矢島模型店で熊本の相談をすると難攻不落の熊本城のプラモデルを作ることになり、いざ出陣。
エアブラシで塗装の沼に突入。この日は石垣塗装で一旦終了。
会社で懇親会を開くも熊本の心の石垣は越えられない。
熊本城のジオラマ部分を作成してこの日は一旦終了。
休憩時間で熊本さんの城内に攻め入るも逆に熊本の機嫌を損ねる。
城部分を組み立ててギブバース。
城を作成したことで熊本さんの攻め落とし方を探るも、結局は兵糧攻めと称し待つことに。
熊本の心の壁は取り払われ、本当の意味でドリクレの一員に。

第4話 シン・後田浩一郎

経費の使いすぎで資金がショート。
元三橋銀行員としてのプライドだけは高いが無能な後田はドリクラの財務担当。
数々の失態にリコはキレて感情に任せて後田にクビ宣言。
その後冷静になったリコは後田を矢島模型店に連れて行く。
後田とやっさんは仮面ライダー好きで意気投合。
やっさんは後田にシン・仮面ライダーのプラモデルをすすめ作ることに。
一緒にプラモを組み立てながらリコは後田に素直な気持ちを伝えた。
三橋銀行を「うちの会社」という後田に我慢できなかったと。
後田はクビ宣言を受け、ようやく三橋を卒業できたと言い、ドリクレのヒーローになりたいと話す。
シン・仮面ライダー、ギブバース。
こうして覚醒した後田はドリクレのために本気を出し、資金調達へ向かう。
「うち」のnokorunaなら大丈夫だと。

第5話 ドリクレ・ジェットストリームアタック

nokorunaアプリとの提携のため営業をかけるドリクレメンバー。
なかなか提携契約がとれず衝突する浅井と真司をリコは矢島模型店へ。
やっさんは協力や連携にはドムを作れと言うも一旦断ることに。
後日改めドリクレ研修として全員の結束を深めるため5人でドムをつくることに。
各々が一旦組み上がったところで後半戦。ガンダムマーカーで色を塗る。
それぞれが覚醒し個性豊かなドムが完成。
最後にDream Crazyのロゴシールを貼ってギブバース。
違った個性を発揮してチームワークで契約を獲得。ドリクレ始まったな。

第6話 リコの夏休みだーZ

夏休みのリコは実家でダラダラ。
リコの幼馴染のユキも読んで庭でバーベキュー。
その後、兄がユキへの茶番的なプロポーズシーンを目撃。
意識が朦朧とした状態のまま実家で見つけた昔のマジンガーZを握り締め矢島模型店へ。
そして劇場版マジンガーZインフィティのプラモデルを作ることに。
兄とユキの関係を知らされてなかったリコは「おめでとう」が言えなかった。
そのことでモヤモヤしながらプラモを組み立てる。
マジンガーZインフィティにパイルダーオンして昔のマジンガーZと見比べる。
兄との思い出のマジンガーZのウィング部分をインフィニティに付け替えてミキシング完了。
時代を超えて昔と今が融合したところでギブバース。
兄が矢島模型店に車で迎えにきてくれ、やっさんと握手。
帰りの車内で兄は、リコが帰ってきたらユキとのことを話そうと思っていたけど成り行きでプロポーズしたと。
リコの夏休みはまだ続く。
実家の庭でユキも一緒にスイカ割り。
夜になってリコはユキにおめでとうが言えた。

第7話 ドリクレの決闘

リコは社内でnokorunaアプリのリリース会見を。
会見後に個別インタビューと取材を受けたリコはビジネス書で大きく取り上げられる。
その後もリコばかり取材を受ける浅井はその状況に嫉妬心を抱く。
浅井は矢島模型店のカウンターに缶チューハイとお菓子を広げて愚痴る。
やっさんは、揉め事は決闘だと。
ドリクレの定例会見で浅井は社長を改めて決定しようと提案。
真司はまたじゃんけんするかと、それがドリクレの流儀だと言う。
リコもノリノリで社長じゃんけんをする人を募る。
結局浅井だけが挑戦すると立ち上がり、次の日リコとじゃんけんすることに。
仕事が終わって矢島模型店に入った浅井だが、すでにいたリコと鉢合わせに。
決闘ということで機動戦士ガンダム水星の魔女、ガンダムエアリアルをすすめるやっさん。
二人でエアリアルを組み立てることに。
ライナーから外したパーツの塗装から始まり丁寧に組み立てる。
2人で協力してガンダムエアリアルがギブバーツ。
ドリクレの社長交代じゃんけん大会はフロアで一大イベントと化す。
そしてメインイベントの社長交代じゃんけんスタート。
結果はリコの社長続投。

第8話 リコ、修行する

やっさんがバイク事故で両腕を怪我。
2ヶ月後に控えたプラモデル選手権チャンピオン大会にやっさんの代わりにリコが出場することに。
連日に渡ってアオやマイカ、ちえみの特訓を受け上達していくリコ。
仕事ではnokorunaアプリのピッチが迫っており、投資を受けられるか佳境である。
仕事と特訓を両立するのに必死なリコ。
ピッチでのプレゼンが終わり、中野率いるPerfect Beansとドリクレが2週間後に延長プレゼンへ。
特訓の成果をはかるため、戦闘機トムキャットのプラモデルを組み立てることに。
ウェザリング、ディティールアップ、ジオラマと、教わった技術を詰め込んでトムキャット、ギブバース。
今までとは次元の違う作品を完成させた。
やっさんの両腕の怪我は…治っていた。

第9話 リコと中野の戦い

リコの変化が気になった中野はドリクレメンバーに何かあったのか訊くも、プラモデルを作りまくっているだけだと言われ矢島模型店を訪れる。
トムキャットを完成させたところに現れた中野と一緒に帰路へ。
敵情視察だという中野にプラモデルを作る約束をする。
ハニーストアに向けた延長プレゼン当日、両社渾身のプレゼンを行い、ドリクレが投資を受けることとなった。
その夜、中野はリコと一緒に矢島模型店に行きシャア専用ザクⅡをそれぞれ組み立て勝負することに。
拘りの赤色を調色して塗装する中野に対し、量産型の緑で塗装するリコ。
なぜ緑に塗るのかちう中野の問いに自分は量産型がいいと答えるリコ。
シャア専用ザクⅡギブバース。
リコのザクは量産型カラーだが、肩だけ赤。中野への捨てきれない憧れを表現した。
中野は勝負だから勝敗を決めてくれとやっさんに言う。
リコの勝ち。
中野はプラモデル勝負で負けても悔しくないことを感じ、プレゼンで負けた悔しさを改めて実感。
リコに先に帰るよう促し中野は模型店に残り、複雑な気持ちの整理をする。涙を流しながら。
リコは浅井と真司に呼ばれ会社に。3人でプチ打ち上げ。
真司はリコにドリクレ辞めてもいいだよと。

最終話 小向リコは自由だ

ドリクレはハニーストアから大型の投資を受け、社員も増やし、目の回るような忙しさに。
リコはテレビのスタジオにいた。プラモデル選手権チャンピオン大会である。
そして本番へ。制作テーマは「プラモデルの可能性」大会スタート。
やっさんの通り名は「ボトムズの矢島」。リコはお店に飾ってあるボトムズのスコープドックを選択。
スコープドック3体を作ってジオラマ作成に取り掛かり1日目終了
nokorunaアプリは50万DLを突破した。
ジオラマ部分にスコープドック3体を乗せ2日目終了
リコは誰もいない会社で今まで作った作品を眺める。
大会最終日、リコはボトムズを5体に増やしダメージ加工。
パーツを外したランナーを作品に組み込む。nokorunaの精神。
真司と浅井と熊本と後田がスタジオに駆けつけエールを送る。
ボトムズ スコープドック、ギブバース。
作品のタイトルは「一年間」。リコの頭の中にこの一年が蘇る。
オアシスを守る5体の量産型ボトムズのスコープドック。
結果は…準優勝。
ドリクレはドッグランを卒業。会社も移転。
リコは移動販売車でプラモデルとカフェを融合させたお店を開いていた。

全話一気にネタバレ感想

1期同様にプラモデルの素晴らしさが全面に押し出されており、またまた全国のモデラー人口を増やすことに貢献したと思われる今作。
ストーリーとしては正直1期のほうが良かったですが、プラモデルの良さが味わえるという意味ではドラマの醍醐味は全く失われていませんでした。
1期では紹介しきれなかったカテゴリーのプラモデルにもスポットを当てたいから続編が作られたのではないかと思うくらいプラモデル愛を感じる作品です。
話的には1期のほうが良かったとバッサリ切るのは簡単ですが、触れていきましょう。

2期は1期のメンバーの大多数が出演しているものの、全く設定の異なったドラマとなっています。
いわばアナザーストーリーといった感じでしょうか。
今回はリコと浅井と真司、大学の同期3人で立ち上げたスタートアップ会社「Dream Crazy」通称ドリクレで夢のユニコーン企業を目指すというストーリー。

プラモ選びもエモい

ストーリーの状況によって作るプラモが選ばれるんですが、
7話の社長交代ジャンケンの時は『決闘』だからガンダムエアリアルだ、て機動戦士ガンダム水星の魔女のガンダムエアリアルを作ることになりましたよね。
やっさんが機動戦士ガンダム水星の魔女のウンチクを話すときに作品内のセリフまで出すじゃないですか。
そういう動機やプラモ説明から、プラモだけじゃなくてプラモの原作へのリスペクトと愛がちゃんとあるんだということに気がついて感動するんですよ。
少々強引さはあるものの、作るプラモを選ぶ動機がばっちり合ってるときと、そうじゃないときがあって。
例えば2話のマスロスのときは「三角関係ならマクロス」とか、浅井と真司が衝突してどっちの意見を聞くか悩んでるから三角関係=マクロスとか、力技なときもあるんですよね。笑えるんですがw
1話もユニコーン企業を目指すからユニコーンガンダムって、安直すぎますし。
プラモの選び方も自由!まぁこのドラマらしいといえばらしいですけど。

矢島模型店のアルバイトがアオちゃんに

矢島模型店のアルバイトがアオちゃんに変わってて、1期のアルバイトちえみの「〜っす」ていう喋り方が安直な設定で好きだったからショックです。
慣れなんでしょうが、回を重ねるごとにアオにしっくりくるようになるので不思議ですね。
因みにちえみが8話と9話にゲスト出演して、リコにジオラマを教えるときにリコのこと「ザク姉」って呼んでて嬉しかったですね。1期とは違う話なので整合性とれなくなるから本当はおかしいんですけどファンサービスですよね。やっさんは無駄に誤魔化してましたがw あと「〜っす」という話し方も聞けて嬉しかったです。
私的にはやっぱちえみのほうが好きかなー。

意味不明演出がおもしろい

5話の5人でプラモ作る時、ランナーにニッパーを入れる音をカノンに合わせて「パチっパチっ」と鳴らすのとか本当に面白かったです。
5話は神の声で解説があったんですけど、お昼ご飯をみんなで食べるときに、アオがおにぎりやおかずの説明をしてたんですけど「誰一人として少女の話を聞いていなかった」っていうナレーションにめっちゃ笑いました。

6話でリコのお兄さんがリコの幼馴染のユキにプロポーズしたじゃないですか。
なんですか?あのカオスなプロポーズ。お兄さんヤバすぎて引きました。ちょいちょいぶっ飛んでるドラマです。本当に

 

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まとめ

このドラマの本質の部分は1話の感想記事で書いてるので、それありきで今回は感想を書きました。

リコは結局ドリクレをやめて移動販売車で自分の思ったようなワクワクするお店を出しましたね。

今回の話では『ユニコーン企業を目指す』のが目的だったので、少々中途半端な終わり方のようにも感じましたが、会社も軌道に乗ってきたところでリコは飛び立ったと考えれば、まあアリなのかなと。

ストーリーとしてのディティールの甘さはありますが、主軸はなんといってもプラモデルですから。

そういう意味ではやりきってくれたなという感じです。

ドラマ2期『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』も最高でした。

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