2024年7月3日から放送が開始したテレビ東京のテレビドラマ『ひだまりが聴こえる』。
第3話を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
ドラマ『ひだまりが聴こえる』はU-NEXTで全話見逃し配信していますので、最初から見直せます。
U-NEXTでは31日間の無料トライアル期間があるので、まだ試していない方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『ひだまりが聴こえる』はCannaコミックスから出版された大人気漫画が原作のドラマとなっています。
「ちるちるBLアワード2017/シリーズ部門」で6位「全国書店員が選んだおすすめBLコミック」で2位となっています。
よかったらチェックしてみてください。
3話「大事な人にだけ、分かってもらえれば」あらすじ 公式
ひだまりが聴こえる 第3話「大事な人にだけ、わかってもらえれば」
太一(小林虎之介)は航平(中沢元紀)を半ば強引に誘い、ヤス(夏生大湖)が監督を務める映研サークルの撮影に参加する。後日、同じく撮影の手伝いに来ていたヨコ(宇佐卓真)のいとこ・美穂(本間日陽)がヨコを通じて自分の連絡先を知りたがっている事を知り期待する太一。しかし、実際に2人で会うと航平の事ばかりを聞かれ…。
テレ東『ひだまりが聴こえる』公式
そんな中、航平は、太一が“結婚したいくらい好き”と話していたハンバーグに隠された太一の過去を知ることに―。
3話の流れ(ネタバレあり)
太一の両親は離婚するときに太一を押し付けあっていた。
結局祖父に育てられることとなった。太一にはそういう過去がある。
今日もノートテイクをする太一。講義が終わってお腹が減って動けない。
そのまま教室でお弁当を食べることに。
おかずはハンバーグ。太一は結婚したいくらいハンバーグが好きなんだと言う。
そこに太一の友人が太一を探しにきて、次の土曜日絶対に来いよと。
映研サークルの撮影があるという。
太一は強引に航平を誘い、航平も行くことに。
太一も航平もゾンビ役での出演となった。そして撮影が始まる。
二人とも迫真の演技を繰り広げる。航平もノリノリに見える。
撮影終了後、太一はハンバーグがまた食べたいと。
航平は太一の母は作ってくれないのかと訊く。
太一は親がいない事情を説明した。航平はごめんと謝るが、太一は気にしてないと言う。
撮影で出演した女子が帰っていく際、モジモジしながら航平にお疲れ様と。
太一は、お前モテるだろと。航平は自分のことを知って好きになる人なんかいないと言う。
大事な人にだけにわかってもらえればいいのだと。
メイクを担当した美穂、この後に撮影の打ち上げがあると誘いにきた。
航平は、自分はいいと言って帰ってしまい、太一だけ参加することに。
太一はUberEatsのバイト中にスマホが鳴る。表示されたのは友人の『ヨコ』。
ヨコは、美穂に太一の連絡先を聞かれて教えといたからと言う。
お前に気があるんじゃないかと。
太一は喫茶店でミホと待ち合わせ。飲み物を飲みながら話をする。
ミホは、杉原くんのことなんだけど…と切り出す。航平のことだった。
航平がカッコいいから太一に間を取り持って欲しいと。太一はがっかりする。
ミホは航平のことを色々と質問をする。
太一は航平の事情を説明し、自分がノートテイクをしていると。
杉原くん、耳聴こえないの?とミホ。太一は聴こえないわけではなく人より聴こえづらいのだと。
ミホは笑顔でヤバい!と声を上げる。この小説と一緒だと。
主人公の女の子が耳の聴こえない男と出会って恋をする話。この小説にハマってるのだとか。
可哀想な彼のために尽くす主人公がマジで泣ける。手話での会話に憧れを抱き、物語の当事者になったような境遇に高揚感を抱いている。
太一は怒ってテーブルを叩く。あいつは手話なんて使わないし、聴こえないわけでもない。可哀想だなんて決めつけるなと語気を強めた。
あんたにとっては物語の話かもしれないが、あいつにとっては現実なんだと。
別の日、講義が終わるも太一は考え事をしていて動かない。
そして教室でお弁当。航平は太一の斜め前の席に移動し、この前打ち上げに行かず先に帰ったお詫びだと言う。
おかずは今日も、太一が結婚したいくらい好きだといったハンバーグ。
航平は太一が食べるのをジッと見つめる。太一が口にするとすかさず「どう?」と味を気にする。
太一は、やっぱり航平の母ちゃんは料理が上手だ。おいしいと答え、今日の方がもっと上手く感じると言う。
航平は喜んで笑顔を作る。そして食事の前に、先にノートを写すと書き始めた。
太一は話し出す。この前親のこと気にしてないって言ったのは嘘なんだと。本当はいじけて荒れていた時もあった。そんな時、誕生日に普段料理をしない祖父が焦げたハンバーグを作ってくれたんだと。
このハンバーグはその時のハンバーグと同じくらいおいしい。ありがとうなと航平に言う。
大きな声でもないし後ろからの声を公平は聴きづらい。だから内容は聴こえていない。
無視かよとおどける太一。航平は何か言ったかと振り返る。
太一はなんでもない。大したことではないといい、ノートの書くのを促す。
航平は言う。聴こえなかったら何度でも聞き直せって太一が言ったんだと。聴こえないのはお前のせいじゃないって、あのとき嬉しかったんだと。
太一は、今度はちゃんと航平が聴き取れるように、ゆっくりと丁寧に同じ話をする。
言わずもがなだが、この日のハンバーグは航平が母に習いながら一生懸命太一のために作ったものだった。
キャンパスで急に航平は耳を押さえる。
3話終了
3話:感想(ネタバレあり)
このドラマいいなーってしみじみ思います。
今回はハンバーグのエピソードを中心に太一の過去が深堀りされました。
教室で太一が航平にじいちゃんが作ってくれたハンバーグのエピソードを話したじゃないですか。
あのとき、航平の耳に届かなくてもいいやって思いながらも語りたかったんだろうなって、実際に航平には聴こえてなくて、照れ隠しのように「無視かよ」って言ってました。そして誤魔化すように「たいした話じゃないから」って。
それでも航平は「聴こえなかったら何度でも聞き直せって太一が言ったんだと。聴こえないのはお前のせいじゃないって、あのとき嬉しかったんだ」って。
太一はもう一度同じ話をするんですけど、今度は航平によく伝わるように丁寧にゆっくりと、さっきよりも詳細にじいちゃんのハンバーグの話をするんです。
この一連の流れにグッときちゃって、泣きそうになりました。
第一話のタイトルでもある『聴こえないのは、お前のせいじゃないだろ』って言葉、ほんと破壊力ありますね。涙腺をまさに破壊されそうです。
後ろ向きで諦めがちな航平が、明るさや前向きさを取り戻してく姿や、太一の不器用でナチュラルな優しさが、本当に胸を打つというか、こっちまで優しい気持ちになるんですよ。
たどたどしく母に教えてもらいながらハンバーグを作ってる航平の姿とか、萌えるし泣けるし。見てるこっちは感情の振り幅が限界突破してますから。
話の順番めちゃくちゃで申し訳ないんですが、ミホと太一が喫茶店で話してたシーンあるじゃないですか。
太一がテーブルを叩いて怒ったシーンです。
ミホが描く憧れや状況に陶酔する姿、「かわいそう」という言葉に対して、太一らしく真っ直ぐで核心をついた言葉を投げかけ怒りました。
太一だよなーって。適当に流すことができず、航平を思う気持ちが許さなかったんでしょうね。
少しだけ聴こえづらいだけで決して他人が可哀想だなんて決めつけていいことではない。なにより「航平にとっては現実なんだぞ」って。太一の優しさがしんどい。泣ける。
そういえばゾンビのシーン笑いませんでした?
「映研サークルの撮影、お前も来いよ!」とか軽いノリで誘われただけなのに、ガッツリ出演させられててウケました。
しかもゾンビをしっかり熱演してる航平かわいいです。
ラストシーンで航平は耳を押さえていましたね。
そして次回予告では聴力の低下?
そしてこのドラマ1話冒頭のシーンに入るようです。あの時のあの言葉の意味がわかるんですね。
航平は耳が完全に聴こえなくなってしまうのでしょうか。つらい未来が待っていそうで怖いです。
以上
ドラマ『ひだまりが聴こえる』はU-NEXTで全話見逃し配信していますので、最初から見直せます。
U-NEXTでは31日間の無料トライアル期間があるので、まだ試していない方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
『ひだまりが聴こえる』はCannaコミックスから出版された大人気漫画が原作のドラマとなっています。
「ちるちるBLアワード2017/シリーズ部門」で6位「全国書店員が選んだおすすめBLコミック」で2位となっています。
よかったらチェックしてみてください。