2024年7月4日から放送がスタートしたフジテレビ系テレビドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』。
第4話を視聴したので感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
公式 『ギークス』4話あらすじ
「ギークス~警察署の変人たち~」 第4話30秒予告
小鳥遊署に、コンプライアンス担当警部・山田加代子(遼河はるひ)がやってきた。この一週間はコンプライアンス強化週間だというアナウンスに、ざわつく署内。取り調べ中の恫喝、被疑者へのカツ丼、果ては署内の婚活ポスターにも厳しくコンプラ指導する山田。コンプラ違反者は終業後に2時間みっちり研修を受けなければならないと聞き、鑑識官の西条唯(松岡茉優)、医務室勤務の吉良ます美(田中みな実)、交通課の基山伊織(滝沢カレン)は危機感を覚える。絶対に研修を受けたくない三人は、弱みを握るために山田の過去を調べ始める…。
ギークス〜警察署の変人たち〜公式
そこへ刑事課の芹沢直樹(中村蒼)がやってくる。西条に、指紋の鑑定を依頼しに来たのだ。事件は弁護士夫妻・伊賀剛(福井晶一)と洋子(阿南敦子)の家で起きた。その日、伊賀家では剛が経営する法律事務所の秘書・加藤ゆき(安川まり)と、隣家の長男・中山健一(神田聖司)のお見合いが行われていた。その最中、剛のコレクションである高級腕時計のひとつが盗まれたという。コレクションの中では比較的安価な200万円相当の時計だけが盗まれたことに疑問を感じる芹沢たち。
指紋の任意採取のために小鳥遊署を訪れた剛、洋子、娘のエイミ(片岡凜)、ゆき、健一。剛と洋子が口論になり、指紋の採取が進まずうんざりする西条。
ある日、盗難された剛の時計がフリマアプリで出品されているのを西条が発見して…?
『ギークス』4話の流れ[ネタバレあり]
間違って消してしまったので流れは上の公式あらすじ見てください。
『ギークス』4話感想[ネタバレあり]
今回は事件というか、親子間での窃盗なので親族相盗例で刑が免除されるってことですよね。
鑑識による鑑定や捜査まで行なったのに放免って、警察も大変です。
そして事件と同時にコンプラ週間で山田警部がコンプラチェックをしたわけですが。
実はこれコンプラチェックと言う名の人物チェック。山田が本庁から派遣されたんですね。
山田は報告時に、該当する人物も怪しい人物もいなかったと報告してました。
そこで出てきたのが監察官なんですけど、警察庁の人間ですよね。
当然、イチ警察署のコンプラなんて監察官からしたら瑣末な問題なわけで「コンプラチェックという名の人物チェック」だったと言ってましたから、そうなんだろうと。
ここで山田が調査していたのは「何か」に該当する人物及び、「何か」に関する怪しい人物を炙り出そうとしていたわけです。
その「何か」とは何なのか。これは見当もつきませんし、全く明かされてないんですね。
なので、単なる伏線であって、今後の展開で徐々に明らかになるのではないでしょうか。
監察官が出てきているので、警察内部で起こった大きな不正があったのでしょう。
事件や捜査に関する不正なのか、会計監査に関する不正、いずれにしろ割と大きな規模ではないかと想像できます。
ただ、想像できるのはここまで。続報を待ちましょう。
で、今回思ったことは2つ。
一つ目はエイミの両親が毒親すぎること。
何がとか言わずもがななんですが、子供の前での振る舞い、子供に対する態度など、子供目線から見て全てが終わってますよね。
多かれ少なかれ親って子供に干渉するときに無遠慮になりがちではありますが、度がすぎると「親」以前に人間性を疑ってしまいますよね。
今回の伊賀夫婦なんて特に、人間としての質が低すぎます。2人とも弁護士とのことですが、相談者に寄り添うことはできないでしょう。
高級腕時計をいくつも所持しているので、自身の法律事務所は儲かっているのでしょうが。
あんな人格でも弁護士って儲かるんですね。
もう一つは、相変わらず隣人の安達が気持ち悪いということ。
生理的に受け付けないと言った方がいいのでしょうか。みなさんどうでうか?安達について。
私的にはあの男ヤバすぎなんですけど。頭悪いし空気読めないし笑顔気持ち悪いし。
ものすごい嫌悪感を抱くんですよね、安達に。
よくこんな気持ち悪いキャラクターを登場させたなと、逆に感心します。そこで思うんですよ。『これは何かあるぞ』と。
恋愛エッセンスではなく、ストーリー的に大きな意味があるからこそ、この異常者は西条の隣に引っ越してきたのではないかと。
西条が言ってた『スパイ説』。あながち間違ってないのではないかと思います。
西条に対する積極性と距離感。警察庁に特命を受けて西条のこと調べてるんじゃないでしょうか。
根拠はまったくありませんけど、それくらいの「何か」がないと、安達は単なる異常者にしか見えないんですよ。
それくらい私は安達が嫌いってことでもあるんですが。
大した意味もなく西条のロマンス要員ってだけで、あんな異常者を登場させるなんて考えられないですから。
ではまた。
以上
まとめ
4話の流れと感想をお送りしました。
このドラマ、当初は取り立てて見どころもないドラマだと軽く酷評しましたが、この空気感に慣れてしまうと心地いいものに感じてきました。
4話まで進めば当然ですが、登場するキャラクターに愛着も持てるようになりますからね。
最後には「いいドラマだった」と評価できるような物語を紡いで欲しいと願っています。