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あの子の子ども|4話ネタバレ感想|残酷だけど時間は戻らない

ドラマ
引用:カンテレ|あの子の子ども|https://www.ktv.jp/anokonokodomo/

2024年6月25日から放送が開始したカンテレ制作のテレビドラマ『あの子の子ども』。
7月16日に放送された第4話『半分こできない現実』を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

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4話『半分こできない現実』あらすじ 公式

体の異変に戸惑い、計り知れない不安と恐怖を抱えたまま、宝(細田佳央太)から胸中を打ち明けられた福(桜田ひより)は…

晴美(石田ひかり)の目を避けるように、自宅から遠く離れたファミレスで妊娠検査薬を使った福(桜田ひより)は、その結果にがく然とする。すぐに宝(細田佳央太)に相談しようとスマホを取り出すが、そこには前日、県大会突破を決めた宝を祝福する歓喜の言葉が並んでいて、一転、奈落の底へ突き落とすような現実に、福は今すぐ本当のことを宝に伝えるべきか迷う。しかしそこへ、宝から『話したいことがある』とメッセージが届いて…。

夕方、部活帰りの宝を公園で待っていた福は、まだ自分の身に起きたことを信じられずにいた。もしも時間を戻せたら——。福は激しい自己嫌悪に陥ってしまう。
やって来た宝は、関東大会進出を決めて夢に一歩近づいたにも関わらず、心底喜んでいるようには見えない。やがて言葉をしぼり出すように「しばらく、やめたい……」と切り出す。実は、避妊に失敗したあの日以来、もしも福が妊娠していたら、そのとき傷つくのは圧倒的に福であり、その痛みは決して2人で半分にすることはできないのだと気づき、おびえていた宝。だからこそ、福を思う気持ちは変わらなくても、性行為は責任のとれる大人になるまで控えたいという。それを聞いた福は、宝が自分と同じ苦しみを抱えてくれたことにうれしさがこみ上げるが、一方で、抱えていた不安が溢れて…。

カンテレ『あの子の子ども』公式

4話の流れ(ネタバレあり)

妊娠検査薬で陽性が出たことを誰にも相談できないでいる福。
宝から話したいことがあるというメッセージに、私もと返信する。

福は公園で走る子供を見る。
学校の授業で避妊の授業を思い出す。中絶は『新しい命を奪う行為』だと習ったことを。
心が揺れる。時間が戻せたらと。
宝が公園にきた。県大会おめでとうと祝う。次は関東大会だと。
ベンチの前で、話って…。二人の声がシンクロする。
ベンチに座って宝の話から聞く。宝はしばらくやめたいと言う。
会うのをやめたいと言うのかと勘違いした福だが、宝はそうじゃないと否定する。
宝は福の手に自分の手を重ねながら、福とはずっと一緒にいたい。
しばらくエッチするのをやめたいと言い直す。すれば子供ができる事実を甘くみていたと。
精神的にも肉体的にも傷つくのは福で、背負うものが半分こというわけでなないことが身に沁みた。怖くなったと言う。
だから責任がとれる大人になるまでは…と。
福は泣きながら同じことを思ったと言う。
でも…福は言葉を飲み込み、帰るねと言い立ち上がって歩き出す。
宝が追いかけると福は、言えないよ、怖いんでしょ、責任持てないんでしょ、もういいからと言いまた歩き出す。
宝は福の腕を掴み何かを察する、生理…来たって…
福は、違ったみたいだと説明する。生理も早く終わったこと、体調の変化があったこと、検査薬で陽性が出たこと。
泣きながら話す福を宝は抱きしめる。一人で悩ませてごめん、大丈夫だからと。
福は宝の両腕を振り払い、大丈夫じゃない、何が大丈夫なのと叫ぶ。
宝を非難する言葉が溢れ出した。
感情が爆発してしまった福は思っていることと逆の言葉ばかりが口をつく。
一人にしてという福の言葉に苦しい気持ちで立ち止まる宝。

夜、宝からごめんというメッセージ。そして話をしようと。
福は返信できない。

次の日、宝は毎朝のとおり途中まで一緒に登校すべく福を迎えにいくも、福はもう出かけた後だった。
産婦人科に向かった福は、心の中で私がなんとかするからと宝を想う。

第4話終了

 

4話:感想(ネタバレあり)

今回はインタビュー形式で過去を振り返るシーンがありませんでしたね。あれ不穏ですから…

そして、とうとう宝にも妊娠のことを伝えることができました。願っていたのとは違う形になりましたが。

宝の優しさや誠実な気持ちを福はわかっていながらも感情を抑えることができませんでした。口をつくのは気持ちとは裏腹な言葉ばかり。

女子って少なからずそういうところあるんですよね。「あっち行って(行かないで)」みたいな。

面倒臭いって自分でもわかってるのに、素直になれない時ってあるんですよ、なぜか。

特に今回は他人事だった「高校生の妊娠」が自分の身に降りかかってきたのですから、パニックで相当心が乱されたでしょう。不安に押しつぶされそうに過ごした数日間と、心のどこかで「傷つくのは女なんだ」という憤りなさみたいなものが爆発しちゃったんですね。

しかも高校生なんて、まだ情緒も不安定な時期。考えられない苦悩があったことは想像に難くないです。

宝の気持ちも十分わかります。どれだけ言葉を尽くしても妊娠することを交代できない心苦しさ。

怖いと言ったのは福が背負う傷を代わってあげられないから、味わう痛みが決して「はんぶんこ」ではないからなんだと思うんです。

だからこそお互い、大人になって責任が持てるようになるまではもう行為はしないと心に誓ったわけですが、時間は戻りません。残酷ですね。

福も宝も妊娠の可能性があるのはわかっていたけど、本当の意味でわかってなかった。というより、ちゃんと避妊すれば大丈夫だろうという甘さや行為に対する興味が勝ったというべきでしょうか。

純粋な2人ですから愛を深めるために行為に至ったのかもしれません。

しかしながら中絶って一生背負っていかないことだと思うんですよ。だから慎重になるべきだし、ならないといけない。

これは当たり前なんですが、実際は皆行為を軽々しく行なっていますよね。

それこそ初体験はいつ?なんて話になると、たまに驚くほど若い年齢で済ませたという人いるじゃないですか。

そうでなくても、高校生くらいで経験してる人も決して珍しくないんです。私たちが知らないだけで、多くの高校生が中絶をしているのかもしれませんね。

このドラマは啓蒙やら啓発のために作られているわけではないでしょうが、考えるひとつのきっかけになってくれるといいかもしれません。

以上

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まとめ

次回予告がでは福が産婦人科の診察室まで行き説明を受けていました。

『高校生の妊娠』がテーマだというだけで、出産までするのかは現時点では不明なので、一体どういった決断を下すんでしょうか。

あの振り返り風インタビュー形式のシーンからすると、とんでもない未来が待っていると予想せざるを得ませんが。

中絶して苦悩して福が自○とか…。

なくはないです。それでは来週の放送を待ちましょう。

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