GO HOME｜3話ネタバレ感想｜ちょっと無理がある話だが演出は素晴らしい

7月13日から放送がスタートした日テレ系連続テレビドラマ『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』。
第3話が放送されたのでネタバレありで感想を書いていきたいと思います。

ドラマ『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています！

公式　3話あらすじ
『GO HOME』3話の流れをざっくりとネタバレあり
『GO HOME』3話の感想ネタバレあり
まとめ

公式　3話あらすじ

『警視庁身元不明人相談室』に、相談者の佐伯太一（葵揚）がやって来る。3年前に突然失踪した婚約者・田中美江よしえ（東野絢香）の行方を捜している太一は、美江が身元不明の遺体として発見されていないか確認するため、暇を見つけては相談室に顔を出すのだ。今やすっかり太一と打ち解けた三田みた桜さくら（小芝風花）と月本つきもと真まこと（大島優子）も、「元気で戻られることを、祈っています」と、美江の帰りを待ち望んでいたが――。
桜たちの願いも届かず、美江は海辺で水死体となって発見された。しかも美江は失踪中に別の男性と結婚していたようで、名前が“峯岸美江”に変わっていた……！
現場近くの崖の上から美江の遺書が見つかり、美江の死は自殺と断定された。しかし、遺体と対面した太一は「違います……美江じゃありません」と、現実を受け止めることができず……。一方、半年前に美江と結婚した夫･峯岸晃あきら（長田成哉）の話では、結婚直後から美江の行方が分からなくなっていたという。
「美江さん、何を苦しんでいたのかな」……婚約者の前からも夫の前からも姿を消した美江の気持ちに思いを巡らせる桜と真……。そんな中、交友関係もほとんどなかった美江の葬儀に、人気インフルエンサー『RILIKA』こと小澤梨々香りりか（山本美月）が現れ、事態は急転！梨々香の姿を見た太一は、途端に態度を一変させて美江の死を受け入れると、梨々香を待ち伏せし、カッターナイフで襲いかかった……！
失踪を繰り返していた美江の身に一体何が！？人気インフルエンサー・梨々香との関係は！？太一が豹変したワケは……！？謎だらけの怪事件を追う桜と真は、全てが一つにつながる衝撃の真相にたどり着く！！
日テレ『GO HOME～警視庁身元不明人相談室～』公式webサイトより

『GO HOME』3話の流れをざっくりとネタバレあり

崖から落ちる女性。
最新のデータと照合したが田中美江さんとは一致しなかったと堀口。
美江は3年前に失踪している。出入り業者で美江の婚約者である佐伯太一は都度、美江が見つかったかと身元不明相談室を訪れる。
海岸で上がった遺体の所持品に免許証。亡くなった女性の名は峯岸美江。
身元不明相談室では、間違いないのか？でも苗字が違うと口々に言う。
堀口は、佐伯とは違う人と結婚してたのかと。佐藤は、失踪の理由もそういうことかもしれないと。
遺体発見現場の近くの崖で美江の遺留品と遺書が見つかっており、自殺と断定。
真が佐伯に伝え佐伯は遺体と対面したが、美江ではないと言う。彼女は両親を海の事故で亡くしており海には近づかないし海で自殺するはずないと。
美江の夫・峯岸は1年前にマッチングアプリで美江と知り合い半年後に結婚、その後すぐにいなくなってしまったと言う。
交友関係も乏しかった美江の葬儀に来た1人の女性に佐伯が、美江について聞きたいことがあると声をかける。
俯いたまま、何も知らないと言う女性の顔を見てハッとする佐伯。女性はタクシーで走り去った。
その様子を見ていた桜と真は、葬儀に来ていた女性を調べ、有名なインフルエンサー小澤梨々香だとわかった。
身元不明相談室に刑事課から連絡が入る。佐伯が梨々香を襲ったと。マンション前で待ち伏せしカッターで切りつけようとしたらしい。
取り調べでは、美江を殺したのは自分で梨々香に目撃されたから口封じをしたと供述している。
桜と真は梨々香に話を聞くため撮影スタジオに行く。
梨々香は、美江は幼馴染でしばらく疎遠だったが大人になってから再開し仕事を手伝ってもらっていたと言い、編集作業のため帰っていった。
スタジオのスタッフが、何かあったのかと言う。スタジオにはよく美江も来ていて、梨々香が「裏切ったら私が殺す」と美江に迫っていたエピソードを教えてくれた。
桜と真は美江と梨々香の中学校の同級生に話を聞く。
梨々香はテニス部でベスト4までいき、異性にも人気があった。美江は合唱部。幼馴染で仲が良かった2人。中2のときに起きた水難事故で両親を亡くした美江だが、そのとき先に海に落ちたのは梨々香で、それ以来2人が一緒いいたところを見たことはないと。
次に、美江が失踪直前に働いていた介護施設で話を聞く。
一緒に働いていた従業員に美江のことを聞くと、よく動画を見ていて、テニス部でベスト4まで行ったと話していたという。
桜と真は山梨へ向かい水難事故のことを調べた。そして、再度梨々香に会いに行く。
真は、水難事故で進学を諦めた美江、一方輝き続ける梨々香を美江はどう思っただろうかと。
梨々香は、わからないと言う。私に聞かれても…。
口籠る梨々香に真は、あなたに聞いていると言う。どう思いましたか、美江さん。あなたは美江ではないかと。
梨々香は、地味で冴えない美江が都会で輝く幼馴染を恨んで嫉妬して殺して成り代わったと、そんなことが簡単じゃないことくらい警察ならわかるだろうと。
真は梨々香に、髪の毛を1本提出してくれと言う。峯岸に家に残ってる美江の毛髪を提出させてDNA鑑定をすると。
DNA鑑定の結果は不一致、毛髪は別々の人間のものだった。
そして、そもそも地味な美江がマッチングアプリで恋人を探したことに違和感があると真。
桜は、峯岸がグルなら毛髪も違う人間のものかもしれないと。
科捜研の芹沢のアドバイスから声紋鑑定を行うことに。
梨々香の以前の動画と最近の動画は別人。一方美江が介護施設で撮影された動画と梨々香の最近の動画は同一人物だと鑑定された。
このことを梨々香に話し、やはりあなたは美江だと真は言う。
梨々香は、そんなの間違いだと。
桜は、間違っていたと肯定する。最初は美江が梨々香を妬んでいたと思ったが、間違っていた。本物の梨々香は自殺だったと。
真は、梨々香は喉頭がんを患っていて、残り少ない命だと知り美江に梨々香として生きることを託したのではないかと。
佐伯は、葬儀場で見た梨々香が美江だと気づき、美江が梨々香を殺して成り代わったと勘違いした。危害を加えるつもりもなく襲って逮捕され、自分が美江を殺したと言い罪を被ろうとしていたのだ。
美江は回顧する。
佐伯にプロポーズされたとき、こんな自分でいいのかと怖くなった。
そんな折に峯岸が現れた。峯岸は元々、梨々香の恋人。水難事故を引きずって苦しんでいる梨々香のため、梨々香に会ってくれないかと美江の元に訪れたという。
久しぶり梨々香に会ったら過去のことはどうでもよくなり、すぐに打ち解け、そして仕事を手伝って欲しいと誘われた。だから全てを捨てて梨々香の元へ。
それからは裏方でもとても充実した毎日を送っていた。梨々香の病気が発覚したときには手遅れの状態で、その時に「あなたが私になって。裏切ったら許さない。私が殺すから。だからあなたは私の代わりに生きて」と梨々香に言われ抱き合って泣いた。
それから半年かけて準備した。峯岸と籍を入れ美容整形をし、歌やダンス、仕草まで似せて半年後、配信を再開した。
これで良かった。田中美江の人生なんて意味なかったし。そして梨々香は自殺した。これが私たちの全てだと。
桜は言う。本当に意味のない人生だったのかと。13年前に在籍していたたった二人だった合唱部は今年は30人、全国大会へ行く。介護施設の職員も皆時々美江を思い出し話題に上がる。梨々香は美江が輝けるときっかけを作ってくれた。そして、美江には戻るところがあると。
警察立ち会いの元、美江は久々に佐伯に会う。
佐伯は言う。生きていてくれて良かったと。そして美江を抱きしめる。
美江は声を上げて泣いた。
その後、美江には執行猶予がつき佐伯は不起訴、そして二人で動画配信を始めた。