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『ギークス』2話ネタバレ感想|驚きも感動も人間ドラマもなく事件も薄味

ドラマ
引用:フジテレビ|ギークス公式|https://www.fujitv.co.jp/geeks/index.html

2024年7月4日から放送がスタートしたフジテレビ系テレビドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』。
第2話を視聴したので感想を書いていきたいと思います。

内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

 

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公式 『ギークス』2話あらすじ

「ギークス~警察署の変人たち~」 第2話30秒予告

小鳥遊(たかなし)署の管内で、新たな事件が起きた。犯人は、道路脇の階段から被害者を突き落とし、近くにあった自転車を盗んで逃走したようだ…。
金曜日。西条唯(松岡茉優)は、保管倉庫で証拠物件の整理をしていた。しかし、綺麗に整備された棚に出所不明のクマのぬいぐるみが。棚に収まらないのが気に入らない西条はクマを処分しようとするが、杉田翔(泉澤祐希)は署のホームページに掲載して遺失物として情報を集めることに。
その夜、いつもの居酒屋で、西条と吉良ます美(田中みな実)、基山伊織(滝沢カレン)が飲んでいる。西条は隣に住むイケメン・安達順平(白洲迅)からデートに誘われたと話す。なんとか断ろうとした西条だが、食い下がる安達に根負けし、約束をしてしまったという。
月曜日。小鳥遊署に、クマのぬいぐるみの持ち主だという人物が二人も現れた。一人は老婦人・小湊百合子(梅沢昌代)。彼女は50年前に初恋の彼と別れた際、このクマをプレゼントされたという。もう一人はチャラそうな若者・若林良太(濱尾ノリタカ)。彼は、アルバイトで落ち込んでいた時に恩人がクマを贈って励ましてくれたという。クマを取り合う二人を見て困惑する西条。しかし二人とも、大事にしていたはずのクマをいつ失くしていたのか、覚えていないという。
そんな中、突き落とし事件を捜査していた芹沢直樹(中村蒼)は、犯人がクマのぬいぐるみを持っていたという情報を入手して…?!

ギークス〜警察署の変人たち〜公式

『ギークス』2話の流れ[ネタバレあり]

1ヶ月前
芹沢刑事は傷害事件現場に到着。被害者は何者かに階段上から突き落とされた可能性大。
止めてあった自転車が1台なくなっていた。目撃者なし、防犯カメラなし。

金曜日
鑑識係は倉庫で証拠物件整理を行う。
西条は剥き出しのクマのぬいぐるみを見つけた西条。保管期間は過ぎている。
すぐに処分したい西条だが、一応遺失物係に聞いてみることに。
杉田はそれを撮影し、署のホームページの落とし物コーナーに掲載して情報を集めようと言う。

西条・基山・吉良の3人はまたいつもの居酒屋『良好気分』でお酒を。
吉良に恋バナをと言わた西条はお隣さんの安達にデートに誘われた話をする。

月曜日
署内で西条はクマのぬいぐるみを持って走る。
鑑識係の部屋には小湊百合子・若林良太の2人が。共にクマの持ち主を主張していると。
50年前の初恋の彼にプレゼントされ、いつの間にか失くしてしまったという小湊さん。
世話になった人にプレゼントしてもらったという若林さん。
埒が開かずとりあえず2人には一旦帰ってもらった。

西条・基山・吉良の3人が待合所で話していると芹沢が自動販売機で飲み物を買いにやってきた。
1ヶ月前の傷害事件で目星が外れてふりだしに、徹夜だという。
基山は、許せないと言う。人を階段から突き落として逃げるなんてと。
被害者は未だ意識不明とのこと。
芹沢が飲み物を取り出し振り返ると、警務課の河合リリカが立っている。
6万のタクシー領収書の詳細を教えろとカンカンだ。芹沢の襟首を掴んで引きずって去っていった。

小湊さんの話
彼は一緒に育った幼馴染。18歳のころデートに誘ってくれ、ワンピースが似合ってると褒めてくれた。
1ヶ月後彼は窃盗で逮捕。親は怒り、もう会うなと。数ヶ月後、彼が東京で仕事を見つけたと噂に聞き、彼に会って励ましの言葉を。その時に自分の代わりにとクマのぬいぐるみをもらった。
ということらしい。
西条が、このクマはいつ頃失くしたのかと訊くと、どうしても思い出せないと小湊は言う。
50年も長く大事にしていたのにと西条は訝しがる。

若林さんの話
自分は高校中退後バイトを転々とし、口だけのダメ男だった。
居酒屋でバイトしていたとき、貴重なお酒を瓶ごと落として割ってしまった。
大将に酷く怒られるも、客のひとりが庇ってくれた。その後も何かと親身になってくれた。
あるときその人が「お守りだ」とこのクマを渡してくれた。
西条は、どこで失くしたのかと訊くと、気づいたら失くなっていたと。やはり西条は訝しがる。

芹沢は事件現場付近で聞き込みを行う。
若い2人組の女性が自転車を見たという。
歩いていたら悲鳴が聞こえ、振り向いたら自転車が猛スピードで走ってきたと。
野村刑事が4月4日の夜11時前後で間違いないかと訊くと、つまらない飲み会があっら日だから多分そうだと言う。
芹沢は自転車に乗っていた人のことで何か覚えていないかと訊くも、かなり酔っていたから覚えていないとのこと。
しかしクマのぬいぐるみが自転車の後ろに乗っていたのを見て思わずスマホで写真を撮ったと。
写真を見せてもらうと自転車のカゴに収まっているクマのぬいぐるみ。
ズームだったのでクマしか写っておらず、犯人特定には至らない。
がっかりする芹沢だったが、クマを見て何かに気づく。遺失物のクマである。

西条は、今日こそはどちらかに返却しようとクマを持って署内を歩いていると芹沢がやってきた。
そして、クマの持ち主と主張しているどちらかが傷害事件の犯人である可能性があると言い、杉田に指紋採取を指示。

芹沢と野村は若林のバイト先の居酒屋に行くも本人はおらず、大将に話を聞くことに。
大将は、今の若林は昔とは違うと言う。高校の時に傷害で前科があると。
そこに若林が出勤してきたので改めて話をする。
若林が欲しがっていたクマは傷害事件の犯人が持っていた可能性があると。
すると若林は「やっぱ違うかも」と主張を翻した。
そこに芹沢のスマホが鳴り、小湊さんが家からいなくなってしまったと報告が。

警察署では逃げた小湊が犯人ではないかと話をする。
西条は、パッチワーク柄のクマの一部が小湊の昔の写真で着ているワンピースの柄と同じことに気が付いた。
基山は写真の背景が広島の呉市にあるお寺であると指摘。

野村は、基山が予想した呉市のお寺に似た明王寺に行き小湊を見つけた。

このクマは小湊が恋人からもらったものではなく、あげたものだったんだと西条は言う。
大事にしていたワンピースをリメイクして旅立つ彼にプレゼントしのだろうと。
そして小湊には認知症の兆候があったのではと言う。
そこに小湊が野村に連れられ警察署に。
芹沢はクマについて話を聞きたいと言う。
小湊は、あの人がこのクマを持っていた犯人だとしたら、改心せずにまた罪を犯したのかと問う。
野村は、その人の名前を訊くと、キムラユウジだと。

良好気分で3人は飲みながら話をする。
芹沢から聞いた話だと、小湊さんの恋人だった男は10年前に亡くなっていたという。
そしてちゃんと改心し、真面目に働いて会社を立ち上げ、最後まで会社に尽くしていた。
そこに偶然安達が来店し、一緒に飲むことに。
即帰ろうとする西条は、安達とはどうせ来週食事にいくからと。
安達は、その前にどうしても話しておきたいことがあると言う。
「西条さんの好きなものってなんですか?」この質問に西条は「一人の時間」と言い店を後にした。
吉良と基山は安達を慰める。

月曜日
芹沢は若林が引っかかると、クマの出所を探ることに。
あるマンションのゴミ捨て場にあったクマを管理人が小学生に渡したと。
日時は4月の1週目の木曜日、朝の時間帯。事件の翌日だ。
すぐに燃やさなければならない事情がありそうだ。

西条はクマのぬいぐるみの指紋を検出する。
西条の頭の中でパズルのピースが「はまったー」

芹沢は警察署に若林を呼び出した。そして、クマが犯人の持ち物ではないことがわかったと言う。
このクマから被害者の指紋が検出されたのだと。
最初から犯人の持ち物であった場合、被害者の指紋がつくことはない。
つまり、事件後に犯人が被害者から奪って逃げたことになる。
被害者の意識が戻ったので被害者に話を聞くことになる。
芹沢は、無関係なのに迷惑をかけて申し訳なかったと若林に詫びた。

夜の警察署、一室に置いてあるクマのぬいぐるみに手を伸ばす人物。
そこで明かりつき、クマを手にした若林の姿が目視できる。
芹沢は若林にクマの秘密を知っているのかと問う。
続けて、事件後に撮られた写真からクマが濡れていたことを鑑識が発見し、クマに何らかの液体がかかっていたと。
成分を調べると、若林のバイト先で扱っているのと同じ、貴重なお酒『朝露』だった。
犯人は事件当時このお酒を持っていて、クマを持っていた被害者と何らかに理由で揉み合いになりクマにお酒がかかった。
調べられるとマズいと思い犯人はクマを持ち去りゴミ捨て場に捨てたと推理し、若林に問う。
若林はどうしても店長を裏切りたくなかったと言う。数々の恩義があるのだと。
事件の日も配達でミスをし客を怒らせてしまった。店長は、これで許してもらってこいと『朝露』を持たせてくれた。
そお足で客先に向かう途中、被害者と肩がぶつかり揉め事に発展。勢いで被害者は階段から落下してしまった。
お酒の瓶は割れ、被害者が持っていたクマのぬいぐるみにしたたり落ちていた。
パニックなりその場を後にしてしまったのだと言う。
少年院上がりの自分を雇ってくれ、いつも庇ってくれた店長には一生をかけて恩返しをしたいから、知られたくなかったのだと。

安達との約束の日、残業で遅くなった西条は57分の遅刻。
会うなり突然西条に謝る安達。西条の欲しいものがどうしてもわからないと言う。
西条をデートに誘ったことすら正解だったのかと悩んでいる。
喜ばせるなんて無理かもしれないが、応援ならできると。西条を応援したいと思ったのだと言う。
西条は納得しつつ、ご飯を食べようと席に着く。
安達がメニューを見ていると、西条は眠っていた。

吉良は子供に会いに行く。塾の前にいる娘の藍に声をかけ、娘が欲しがっていたものをプレゼントする。

基山は帰宅する。テーブルの上には灰皿とタバコの吸い殻が。
基山は弟と妹に父が来たのかと訊く。
妹は、うんと答え、またどっか行っちゃったと。
基山は引き出しが少し開いていることに気づき、中を確認する。
通帳が…ない。

 

『ギークス』2話感想[ネタバレあり]

1話はグータンヌーボとか揶揄されてましたね。ドラマで女3人のダベリをやるんかいと。

今回は…割と事件にフォーカスしていたような気もしますが、いかんせん事件そのものが薄味というか、弱いですよね。

「クマのぬいぐるみはお守りだったんだ」とか言われても、全く刺さりませんでしたし。

人情に訴えるものもなく、事件も弱く、何を見せたくて何を伝えたいのかよくわかりません。

やっぱり3人の個性あるキャラクターだけで突っ走るつもりなのでしょうか。

逆に聞きたいんですけど、このドラマ面白いですか?

つまらなくは…ないと思うんですけど、見ていて何も感じないんですよね(それつまらないって言ってるようなものでは…)。

一応2話の内容にも触れますが、クマの遺失物があって、持ち主を主張する2人が現れて、クマは1ヶ月前の傷害事件に関わっていて、犯人はわざと突き落としたわけでもなく、身勝手な理由で逃げた。

マジで事件がつまらないですね。面白くないです。

盛り上がりもないし、犯人誰だろうってドキドキもないですし。

てことは、やっぱり3人の個性と、西条の閃きで事件を解決しますってのが売りなんですよね。

あのちゃんをちょい役で起用したり、話題作りはできてますけど…。

隣人との関係も、ロマンス要素を今後出していくのかもしれませんが、キュンキュンしそうな展開も望めないですし。

今後、何を期待してこのドラマを見ればいいのか正直わからないです。

松岡茉優さんて演技すごく上手いのに、マジで無駄遣いしてます。

これ、最終話まで見る人いるんでしょうか。

私は一応見る予定ですが。

以上

 

まとめ

これだけのキャストを集めて一体何がしたいのかよくわからないドラマですね。

事件とか謎解きとかがあまりにも稚拙なので、解決までのハラハラ感は期待できそうもなく、見どころが皆無といっていいドラマなんですが、みなさんは何を楽しみにしていますか?

私は…やっぱ好きなキャストが多いって感じですかね。それだけです。

視聴者ついていくのかなぁ。心配です。

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