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あの子の子ども|9話ネタバレ感想

ドラマ
引用:カンテレ|あの子の子ども|https://www.ktv.jp/anokonokodomo/

2024年6月25日から放送が開始したカンテレ制作のテレビドラマ『あの子の子ども』。
8月27日に放送された第9話を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

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9話『父が緊急帰国!波乱の家族会議』あらすじ 公式

福(桜田ひより)と宝(細田佳央太)が心を決めた直後、福の父・慶(野間口徹)が緊急帰国。「産みたい」愛娘の言葉に、慶は思いもよらない提案をして…

直実(美村里江)の気持ちを知り、その言葉を胸に刻んだ福(桜田ひより)は、その後、宝(細田佳央太)と会う。そして福の中に、これまでにはなかったある思いが芽生える。

翌日、晴美(石田ひかり)から福の妊娠を聞き、居ても立ってもいられず帰国した慶(野間口徹)が家に帰ってくる。放課後、福が帰宅すると、そこには穏やかな笑みを浮かべる慶の姿と、晴美から連絡を受けた直実、宝の姿も。慶は開口一番、高校生の2人を叱るでもなく、ただやさしく、福に今の気持ちを問いかける。すると、前日に同じ質問をした宝と、ある一つの答えを出していた福は、覚悟を決め、「産みたい」と答える。

その答えに息を飲む2人の母とは対照的に、慶の反応は父親として予想外のものだった。怒り心頭で取り乱すと思いきや、終始冷静な慶に戸惑いを隠せない福と晴美。ところが、福と宝の発言に対し、慶は2人が高校生であることを理由にとんでないことを言い出す。慶の思いもよらない考えは、そこにいる全員に衝撃を与え、やがて晴美との夫婦関係をも脅かす事態となり…。

カンテレ『あの子の子ども』公式

あの子の子ども|9話の流れ(ネタバレあり)

福は突然浮かんだ言葉を飲み込んだ。その言葉は、突然降ってきた。
宝の家ではシドニーに出張中である福の父に話をしなければと話す。
宝は、福の父が日本に帰ってきたら教えてと言い、今の気持ちを福に訊く。
福は中絶したくないと言う。中絶するのと産んで手放すの、どっちが耐えられるかと思ったらやっぱり…
宝は福の手を握り、2択じゃないよと言う。指差したノートには「自分たちで育てる」の選択肢。優しく福に問いかける。本当はどうしたい?
宝は続けて、いかに自分にとって福が大事なのか、大好きなのかを伝えると、福は泣き出した。ごめんなさい、あの時病院から逃げ出さなければ…と。
宝は福の頭を抱き寄せて、もう過ぎたことだし自分も謝りたいことなんか沢山ある。でももう謝ったらお腹の子がかわいそうだと言った。

福は学校で目にする日常がふと遠く感じる。矢沢に写真撮ってと言われスマホを取り出そうとするも、スマホがない。自宅に忘れてきたようだ。家にあるスマホには兄からメッセージが。「お父さん襲来」

レストランで福の父と兄は食事をしている。父は急に帰って来れた理由を、お袋に危篤になってもらったと話す。
父は改めて訊く。相手は誰だと。兄は知らないととぼける。そして父に、家に帰って福に聞けば良いのに、なぜ自分だけ呼び出すのかと不満をぶつける。

福が学校から帰宅すると男性モノの革靴が。母が急いで玄関に来てリビングに連れて行かれる。リビングには
父の姿が。宝と宝の母の姿もある。
父は、自分が帰ってきたからもう大丈夫だと福に言う。そして、福はどうしたいかと訊く。
福は、産みたいと言う。
父は言う。そう言うと思った。そう言う子なんですよと宝の母に言う。虫も殺せないのだと。蚊がとまってもそのまま血を吸わせるんですと。
母が咎める。「お父さん」と。
父は言う。いいよ、産みなさい。でもまだ高校生、親に養ってもらっている立場で親になろうというのは無理だと。
宝が、特別養子縁組のことを口にすると父は遮るように言う。それは難しいと。知り合いの弁護士に聞いたところ、法的には禁止されていないが家栽で認められた判例はないと。
何を言っているのかわからず戸惑う一同。
宝は、何が…難しいって…?と訊くと父は、特別養子縁組だと繰り返す。自分と君たちの(子供)…。
宝の母が言う。そっれはどういう…。
父は戸籍には残ってしまうが養子縁組なら大丈夫だと言う。
福の母は、そんなの聞いてないと父に詰め寄る。
そこで宝が立ち上がり福の父に言う。自分たちで育てたいと思っていると。
父は、どうやって?と訊く。
働きますと言う宝と福はに対して父は、子供が元気に産まれるとは限らない。子供を育てるのは大変なことで、考えが甘すぎると言う。
父は続けて言う。福の弟か妹として俺たちが何不自由なく育ててやるのに何が不満なんだと。
福の母は、俺たちって私は?と詰め寄ると父は、育てられるだろもう一人くらい。どうせ暇なんだからと。
そこで宝の母が口を開く。その言い方はないのではないかと。父は反省する。失敬と。
父は2人に向き直り、そもそも未成年は親権者にはなれない。母親側の親になる。同じではないかと。
宝は食い下がる。同じではないと。親権代行は自分が成人したら…
父は宝の言葉を遮って言う。親権代行はしない。認知もしなくていいい。今日を持って別れてくれと。
宝は、別れませんと言う。
少しの押し問答があった末に福の母が口を開く。「わかりました。別れましょう…私たちが」と。
父は、どういうことだと面食らうと母は、私たちが別れて私が親権を代行すると言う。
父と母の問答があった末、父は言う。福が選びなさい。お父さんと彼、どっちを選ぶのかと。
福は一切の躊躇も見せることなく「宝」と言う。
父は立ち上がり、だったら出て行きなさいと福に言う。この男と子供と3人だけで生きてみろと。
父は2人に向かって言う。君たちはまだお花畑にいる。生活を始めるということはお花畑を出るということだと。
わかっていますと言う宝に父は、わかってないと一喝する。
そして福に、子供を産んだらもう戻れない。でも男はいつだって逃げられると。
宝は逃げないと言う。福も宝は逃げないと言う。父は最初から逃げますなんて言う男はいないんだと語気を強める。
そこで宝の母が言う。この子は逃げません。正直逃げて欲しい。でも逃げない。宝は福から絶対に逃げないのだと。
父は、なぜ言い切れるのかと訊くと宝の母は、私がそう育てちゃったからですと叫ぶ。そういう子に私が…
宝の母は涙を止められそうになくなって、福の家を飛び出して行った。それを追いかける宝。
宝の母は泣きながら宝に訊く。夢は本当にいいのか。福から逃げないことはわかってるが、自分の人生から、夢から逃げることなのではないか。今ならまだ引き返せると。
宝は、俺の夢じゃないと泣き出し、走り去った。

第9話終了

 

あの子の子ども|9話:感想(ネタバレあり)

福の父の、あの人の話を聞かない感じいいですね。話を盛り上げますね。兄もおかしいですけど父もおかしかったです。理屈っぽいのに微妙に変な例えを出してきたりと…シドニー仕込みのユーモアなのかと思っちゃいました。

母に「どうせ暇なんだし」とか、福の子を自分の子に養子縁組するとか、福に「お父さんか彼を選びなさい」とか、ちょっとデリカシーないし軽度に狂ってるところありますが、でも基本的にはいい父親なんだろうなって感じるところが憎いところですね。

宝の母は相変わらずなんですが、「宝は福から絶対に逃げない。私がそういう子に育てちゃったから」と言ったのを聞いて、責任を持って宝をしっかりと育ててきたからなんだなと。前回頭ごなしに「堕してください」って福に言った時は酷いなと思いましたが、少し納得できて溜飲が下がりました。

そして福の母よ。「わかりました。別れましょう、私たちが」ってw 想像の斜め上を行く発言でしたが、ちゃんと福に寄り添ってて、母親然としているなと感じました。女の子を持つ母親ってこういうもんだよなと。

親たちにはそれぞれの考え方があって、特に状況が状況だし普通じゃないし、そりゃ冷静な判断や対応って難しいですよね。でも皆愛情あっての発言で、答えはやっぱりひとつじゃなくて、だから苦しむんですよね。

福の父だって、若干福や宝の気持ちを無視しているところがありますが、自分なりに最善を考えた上でのことでしょうし。ただもう少し子供や奥さんの気持ちを想像できる人だったら言い方は違うんだろうなって残念な気持ちです。

福が、父と宝を天秤に乗せられた時に一切迷うことなく「宝」って言ったのは少し笑いましたけど。でもこれコメディじゃないんですよ。そこから父がヒートアップしちゃいましたが、なんかリアルですよね。

で、結局のところ福と宝の2人が決めた方向性は「産む」ってことでいいんですかね。ちゃんと描写されてました?私が鈍感だっただけでしょうか。確かに中絶は無理ってなってまっしたが、最終結論は出てなかったのかなって思ってました。

要は産むけど、その先の選択肢で迷ってる?のか、宝が示した通り2人で育てるって決めた感じですかね。

一時は福の子が産まれることはないのではないかといった雰囲気でしたが、だいぶ産む方向になってきましたね。

とはいえまだわかりませんが。

しかしながらこじれましたね。父が福に「この家を出て行きなさい。彼と子供と3人で生きてみろ」と言いましたが、これ本心でしょうか。勢いで言ってしまったとかではないんでしょうか。だとしたら相当な茨の道が待っていることになりますが。

口ではこう言っても、もし本当にそうなっても実際に子供が生まれたらしっかりサポートしてくれるとは思います。思いたいです。

以上

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まとめ

『あの子の子ども』9話が終了。もうすぐ終わりますけど、どんな終わり方になるんでしょうね。

ここまできて結末が全く想像できないのもすごいと思います。ミステリやサスペンスじゃないのに。

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