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あの子の子ども|10話ネタバレ感想

ドラマ
引用:カンテレ|あの子の子ども|https://www.ktv.jp/anokonokodomo/

2024年6月25日から放送が開始したカンテレ制作のテレビドラマ『あの子の子ども』。
9月3日に放送された第10話を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

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10話『学校に妊娠を告げる時』あらすじ 公式

問われる家族の形と、宝(細田佳央太)の本当の夢。福(桜田ひより)のクラスでは矢沢(茅島みずき)が一大決心!?福も妊娠したことを担任や矢沢に伝えようと決めて…

川上家からの帰り道、宝(細田佳央太)は母・直実(美村里江)に「(駅伝出場は)俺の夢じゃない」と本音をこぼすが、直実の気持ちを思うといたたまれなくなり、その場から立ち去る。するとそこへ、宝の様子がおかしいことに気づいた隼人(前田旺志郎)から電話が。誘われるがまま隼人の家を訪れた宝は、相変わらずにぎやかで笑いが絶えない一家で一緒に夕食を食べる。その後、隼人から愛情を注いで自分を育ててくれた両親との話を聞くが、そこには宝も知らない事実があって…

そのころ福は、夕食の席でもう一度、父・慶(野間口徹)に「2人で頑張りたい」と自分の気持ちを伝えるが、慶は福の顔を見ようともしない。そんな父とは対照的に、母・晴美(石田ひかり)はなぜ夫に離婚を切り出してまで、自分たちを信じてくれるのか。福がその理由を尋ねると、晴美は自分の過去を打ち明けたうえで「元気で生きててくれればそれでいい」と伝える。その言葉に隠された母の真意を知った福は…

学校では、合唱祭で歌う曲が決まり、担任・沖田(橋本淳)が用意した楽譜を見た福は、思わず矢沢(茅島みずき)を振り返る。それは2人にとって思い出の曲で、矢沢が大好きな曲。それまで合唱祭への参加をかたくなに拒んでいた矢沢は、福が一緒ならと参加を前向きに考え始める。福も妊娠したことを矢沢や沖田に伝えようとするが…

カンテレ『あの子の子ども』公式

あの子の子ども|10話の流れ(ネタバレあり)

福は離婚するのかと母に訊く。母は交渉だと言う。実際はお互いいなくては困るのだと。

福の家では重たい空気の中夕食を食べている。そんな中口を開いたのは兄。大学を辞めてフィリピンに行くと言い出した。
父はあと1年半くらい大学に通え、それは将来のためだと言うも、兄は兄の考えで納得感のなる説明をして父は黙る。
兄の話が終了し、福が口をひらく。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、心配かけてごめんなさいと頭を下げた。そして続ける。学校もお金も生活も、私は頑張りたい。たくさん考えたい。だから助けてください。もちろん自分たちで出来る限りのことはする。それでも足りない思うから助けてください。頼らせてくださいと再度頭を深く下げる。
父は、ごちそうさまでしたと食卓を立ちリビングから出ていった。

宝は隼人の家を訪れ夕飯をご馳走になる。賑やかで幸せそうな家族。
食後にベランダで隼人と話をする。そこで隼人の家族は誰一人血が繋がっていなかったことを知る。
隼人は自分も将来結婚したら自分の子も里子も養子もたくさん育てたいと言う。
それを幸せろうに話す隼人を見て、宝は自分の中にあった特別養子縁組にたいする抵抗感が失われた。

福の部屋に母がデザートを持って入ってきた。そして二人で話をする。
福は、信じてくれていたのにこんなことになって、それでもなぜ味方になってくれるのかと訊く。
母は、今でも信じてると言う。女の子の身体のこととか男の子とのことについてもっと話せばよかった。だからこれからはちゃんと話そうと。
母は自分の過去を話す。小さい頃からふわっと幸せに生きてきたが就職して挫折した。そして生きることを諦めようとした。自分は間違ってしまったと。その時に父に出会い、今も生きている。ただ生きていることがどれだけ難しいことかわかっている。それでも福には生きていてほしい。だから頑張ろうと。

宝は帰宅して母に言う。自分の夢は箱根駅伝ではなく、母さんを喜ばせることだと。そしてソファーに座る母の前に正座して続ける。もう一つの夢ができた。福とお腹の子と家族になること。それを母さんが喜んでくれたら両方の夢が叶う。だから叶えてほしい。子供の夢を叶えるのに一役買ったと思ってくれと。
宝の母は宝にゲンコツ一発。宝の頭をくしゃくしゃにし、バカと一言。
宝は、自分を福から逃げない奴に育ててくれてありがとう。そう言って自室に入っていった。

次の日、福は学校で担任に進路相談したいと時間を作ってもらう。そして妊娠したこと、産みたいと思っていることを告げた。そして、このまま学校を続けても大丈夫かと訊いた。

第10話終了

 

あの子の子ども|10話:感想(ネタバレあり)

前回、父はかなり緊急に自分の母親を危篤ということで帰ってきたわけですが、いつまで日本にいられるんでしょうね。

それはさておき、私はやっぱり福の兄が大好きです。今回兄は大学を辞めてフィリピンに行くと言い出しました。兄が現在のことを振り返った動画で東南アジアの国にいるっぽかったですが、フィリピンだったんですね。

将来のためにあと1年半くらい大学に通えと父に説得されるわけですが、もっともらしい話をして黙らせていました。もっともらしいという言い方はあれですが、人を納得させる言い分としては理にかなっているし、おかしなことは言ってないんですよね。頭脳明晰だなと。普段の空気読めないような意味不明な行動って計算ではないでしょうか。そう疑ってしまうほどには頭が良くて人心掌握術に長けているなと。

さて、福と宝の話をしますか。
特別養子縁組に抵抗感を抱いていた宝は、隼人の家族の在り方を見てその気持ちが薄れました。でも福も宝も自分たちで育てたい、そのためにどうしたらいいかと方法を探っています。産むのは決定で、その先に最悪のケースのひとつとして特別養子縁組という選択肢があり、その抵抗感がなくなったという描写。

気持ちの揺れや変化、思い悩み考え抜く過程を見せただけなのか、それとも特別養子縁組へのフラグなのか、どっちなんでしょうか。なんかここまでくるとハラハラもしないんですよね。2人が出した結論なら受け入れられるだろうなって。視聴しているだけのくせに勝手に思っています。

福の父は、産んだとしても自分の養子にする。宝の母は、できれば産んでほしくない。それでも強い決意を見せられたら最終的には許すか、許さないにしろ見守ることしかできませんよね。

いくら子供といえど一人の人格があって、自分ではないのです。子供は子供の人生を歩くしかなくて、その上で少しでもいい人生を歩んでほしいから、親は自分の価値観の中で子供の進むべき道を先導したり学びを与えたりするんですよね。

親の思惑や価値観や経験談で最善を提示したとしても、必ずしも子供が受け入れるわけでもないんですが、それでも子供が悪路を進むことを選んでしまったら、もう親って何も口出せなくて…。子供が助けてっていってくれるまで何もできないんだなって。なんか切ないです。

次回予告では福も宝も学校を辞めなければならなそうな雰囲気ですが、どうなるんでしょうか。

で、本当にどんな結末を迎えるのか予想もできないです。どうなるんだろう…

以上

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まとめ

『あの子の子ども』10話が終了。次回も最終話じゃないっぽいですね。12話までやるんでしょうか。

高校生の妊娠というテーマで始まったこのドラマですが、ブレないでそこだけを突き詰めていて好印象です。とことんその軸で行くんだなって覚悟すら感じます。余計な話は最小限なんですよね。だから横道に入らない。それでいいと思います。

次回、どんな展開になって、どんなクライマックスに向かうのか楽しみですね。

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