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降り積もれ孤独な死よ|9話ネタバレ感想

ドラマ
引用:日テレ|降り積もれ孤独な死よ公式|https://www.ytv.co.jp/furitsumore/

2024年7月7日からスタートした日テレ系テレビドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。
9話を視聴したのでドラマの流れと感想を書いていきたいと思います。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています!

本ページの情報は2024年9月時点のものです。最新の配信状況はhuluにてご確認ください。

原作コミック『降り積もれ孤独な死よ』が気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

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『降り積もれ孤独な死よ』9話あらすじ

公式の予告動画とあらすじ

灰川十三(小日向文世)の故郷である蔵土村で、花音(吉川愛)を見つけた冴木(成田凌)。自分と一緒に“逃げること”を提案するが、そこへ顔に傷のある男が現れる。ナイフで襲われながらも、なんとか男を押さえつけた冴木だったが……。
「逃げろ、花音!」
思わぬ男の言葉に驚く冴木。そんな冴木を花音は悲しげに見つめた後、背を向けて走り出し……!?
そこへ、五味(黒木メイサ)が到着。男は殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたが―。犯行動機や自分の身元について、一向に語ろうとせず…。一方で、灰川邸のそばで発見された白骨化した遺体は、健流(杢代和人)であることが判明する――。
そんな中で、霊園で花音と会ったことを黙っていたことを知られてしまった冴木。五味から、「これ以上深入りさせることができない」と言われてしまい……!?
灰川邸事件の決着は自分がつける、と決意した五味は、健流の母・陽子(長谷川京子)の元へ。毎年誕生日当日には、健流から“黄色いカーネーション”が玄関の前に置かれていたと、陽子は話すが…。

『降り積もれ孤独な死よ』公式webサイト

『降り積もれ孤独な死よ』9話の流れ|ネタバレあり

冴木と顔に傷のある男が揉み合いになり、花音は2人に促され逃げた。
蹴り倒された冴木は男の足にしがみつく。男が冴木にナイフを振り下ろそうとしたところに五味が銃を構える。
そして殺人未遂で男を緊急逮捕。男は取り調べ室で何も話さない。名前すらも。蓮水との関係も不明。

花音と呼び捨てにしていた事実から蓮水との共犯関係も疑われる。

神代建流の遺体から推定死亡年齢は19歳くらい。灰川邸を出てすぐに殺されたことになる。

五味と森と冴木は警察会議室で話す。
神城が亡くなってからも母親にカーネーションを送り続けた人物がいて、神城の死を知る誰かが神城の生存を偽装していたことになる。それが可能なのは蓮水。
森は言う。神城が死んでいるのを知っているのは蓮水だけじゃないかもしれないと。以前マヤと話したとき、灰川邸生存者の人数におかしな反応をしたと。
冴木も、東が言っていた「立花の花びらはあと3枚」というセリフに違和感を覚えていた。蓮水と川口と東、これに神城を加えれば4枚と表現してしかるべき。神城を除外していることから、神城の死を知っていたのではないかと。
五味は協力してくれた2人に礼を述べ、この先はもういいと言う。そして墓地で蓮水を追いかける冴木の防犯カメラ映像を見せ、なんで黙っていたのかと問うも冴木は答えない。五味は続けて、もう関わらせるわけにないかないと言って立ち去った。

警察からの帰り道、冴木は「このまま終わるわけにはいかない」と言う。全部わかるまで一人でも調べ続けると。
森は手伝わせてくれと申し出た。自分も真実を知りたい。記者として見届けさせてくfれと。

冴木と森は今後について美来が見つかったMimozaで打ち合わせをする。
傷の男を蓮水は灰川邸事件当時は知らなかった。顔が変わって気が付かなかっただけかもしれない。蓮水の過去を調べれば傷の男にたどり着くかもしれないと。
そこに美来がやってきた。児童養護施設に行くことが決まったと言う。蓮水に施設のことを聞いたから大丈夫かもしれないと決意したと。
冴木は、蓮水が入っていた施設の名前を美来に訊き、児童養護施設「あかりの郷」を訪れた。

あかりの郷で蓮水をよく知る職員に話を聞く。
蓮水は母が服役していた7歳までこの施設で生活しており、兄妹同然に育った2歳年上の涼という男の子がいた。蓮水の母親が出所して迎えにきたときに蓮水は帰りたくないと言っていたが、涼が母親と住めるのはすごく幸せなことなんだと説得していた。なにかあったら自分が蓮水を守るからと。
冴木は、その後蓮水は育児放棄されていたと職員に伝える。
職員はハッとする。蓮水が施設を出て行ってから一度涼が施設を抜け出し、戻ってきた時に言っていた。蓮水に会いに行っていたが守れていなかったと。そして泣いていたと。

五味は神城の母・陽子に話を聞く。陽子はカーネーションが届くから建流は生きていると思っていたと自虐的に笑う。
部下の刑事が近所で聞き込みをしたところ、10年前に神城の母の家の玄関に花を置いていた人物の目撃証言が。特徴から灰川だとわかる。

冴木と森は、蓮水の母が亡くなった火事が起こったアパートの大家に話を聞く。家事の時に中から男の声がした。「花音、逃げろ」と。
冴木は五味に電話し、傷の男の正体がわかったと言う。名前は瀬川涼。

五味は瀬川涼に取り調べを行う。蓮水に執着するのは蓮水を守れなかったからかと。
瀬川涼の回想
あかりの郷を抜け出し蓮水に会いに行くと蓮水は痣だらけ。一緒に戻ろうと蓮水の手を取るも蓮水は灰川と暮らすから大丈夫だと言う。そこに現れた灰川と去ってしまった。後日気になった涼は灰川邸を訪れる。門の外から庭で他の子供達と楽しそうに遊んでいる蓮水を見る。そこに灰川が、そこで何をやっていると声をかける。涼は、花音をどうするつもりだと訊くと灰川は、育てているだけだと言う。安心しろ、蓮水は自分が守るからと。
青年になった涼は新聞配達の途中に偶然蓮水を見かける。自宅アパートに入っていった蓮水は母親に金をせびられていた。相変わらず酷い扱いを受けていた。それを目撃した涼は後日蓮水の母親に自分の貯金を渡し花音を自由にしてやってくれと懇願するも、金額が足りないと一蹴される。自分の人生を花音に壊された。死ぬまで孝行させるのだと嘯く。
そして涼は蓮水の母が酒を飲んで寝入っているところに侵入し火をつけた。自宅が燃えているのを外から見ている蓮水が目に入り、「逃げろ花音」と叫んだ。直後火のついた部屋の中で爆発が起こった。顔の傷はこの時負った火傷の痕。
定食屋で食事をしていると灰川邸事件のニュースを目にし、すぐに灰川のもとを訪れた。灰川に花音を守ると言ったではないかと迫るも、この先は君の力が必要だと言われる。神城が埋まっていた場所で灰川は言う。この秘密を守るために自分はやることがある。花音のことは君に任せたと。それから蓮水を見守る日々が始まった。
灰川邸で佐藤を襲ったとき、佐藤は怪しい注射を胸ポケットに忍ばせ、蓮水と地下室に入る前に注射器を準備していた。それを見て蓮水を守るために佐藤を斧で襲撃した。この時に発砲した銃弾が蓮水に当たり意識不明の重体に陥ったことを新聞で知り発狂した。
そして今、取り調べ室で涼は言う。結局蓮水を守れていない。ここで何を話しても意味はないと。
五味は訊く。沖島マヤと東を襲ったのはお前じゃないのかと。蓮水にとって邪魔になる存在を消そうとしたのではないのかと。
涼は、お前たちは何もわかっていないと言う。

蓮水は涼が捕まったことをニュースサイトの記事を見る。場所は甲斐中央法律事務所が入っているビルのロビー。

五味と冴木と森は3人で事件のことを話す。
五味言う。神城の母親にカーネーションを送っていたのは灰川だった。灰川の死後は蓮水が行っていたのではないかと。
冴木は、神城の母の家に行った時に赤いカーネーションがゴミ箱に捨てられていたことを思い出し、あれは誰が送ったのかと疑問をぶつける。

川口は東の見舞いで集中治療室にいる。東を見下ろしながら呟く。「なにしてくれてんだよ」と。

五味と冴木はカーネーションが売られていた店に話を聞きに行く。
陽子の誕生日付近の日程でカーネーションを購入した人物がいたか訊く。
黄色いカーネーションを母に送ると言う女性がいた。店員が、黄色いカーネーションの花言葉は軽蔑だがいいのかと訊くと赤いカーネーションを買って行った。全身にタトゥーが入った女性だったと。沖島だ。
冴木は言う。今年は沖島が陽子に赤いカーネーションを送った。良かれと思っていつもとは違う色を…
五味は言う。赤いカーネーションを見て神城の母親は異変に気がついたはずだと。

森は川口に大事な話があると呼ばれ東の病院に。川口と対面する。

警察は東の事故当時、付近の車のドライブレコーダーの映像に神城の母・陽子の姿を確認した。

花屋の店員は言う。その女性がカーネーションを買った翌日に、刑事さんたちのようにカーネーションを買った人を探しにきた人がいた。そしてカーネーションを買って行ったと。
黄色いカーネーションを購入したのは…陽子だった。

警察は、八木橋陽子を聴取することに。

陽子は灰川邸に。そこには蓮水がいる。
蓮水は陽子に言う。「来てくださってありがとうございます。私がここで全部終わらせます」と。

9話終了

 

『降り積もれ孤独な死よ』9話の感想|ネタバレあり

いや、予想を盛大に外してしまって恥ずかしい限りですが、まぁ外れていることは自分でもだいたいわかってはいたんですが…。

予想外のほうが逆に面白いじゃないですか。そういう意味では私的には非常に楽しめました。

傷男の正体は蓮水の施設時代の兄的存在の瀬川涼。こういう展開、正直嫌いなんですよ。何故かって、今までの流れに一切関係のない人物だからです。

そんなの急に出されても、感情移入もできないですし、予想なんてできないじゃないですか。

傷男は灰川邸事件の関係者であるべきだし、そのほうがもっと面白いと思うんです。今まで全く登場してなかった人物が傷男の正体でした…て、納得できるわけないじゃないですか。そういう意味では今回は期待はずれとしか言えないです。

長い流れで言えば間違いなく面白いドラマですが、ここだけは納得できないんです。

「傷男は神城だと思っていたけど神城は死んでたの?じゃあ誰が?実は死んだのは神城の弟で神城生きてました。傷男はやっぱり神城なんです」としてから神城の動機をもっと深堀してさらなるエピソードを肉付けするほうが納得感ありません?

瀬川涼って…誰?いきなり?そんな重要な人物と蓮水の関係をずっと伏せておいて?後出しジャンケン?

こういう展開一番嫌いなんです。急に後出しするなら傷男なんてはっきり言って誰でもいいじゃないですか。適当にエピソードつければ。この展開なら瀬川涼じゃなくてもオッケーなんですよ。どこぞのおっさんでもいいんです。冷めますわー。

このドラマに唯一マイナス点をつけるなら、傷男が訳のわからない急に出てきた知らない男だったってこと。

腹立つー

で、残された謎と新たな謎は以下

・蓮水を突き落とした犯人は誰か
・沖島殺害の犯人は陽子で確定?
・東を追いかけていた人間は陽子で確定?
・灰川の日記の最後のページの内容
・甲斐中央法律事務所に蓮水が訪れた理由

・川口は森に話す重要事項
・この事件の裏にある真実

次回最終回ということなので、ここまで来ると予想も何もないんです。ただ最終回を楽しもうかなと。

上記の謎は全部解明するでしょうし、それを純粋に楽しみたいです。

以上

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています!

本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はhuluにてご確認ください。

まとめ

次回最終回ということです。こんなに面白いドラマが終わってしまうのかと残念でなりません。

全ての謎が解明されたとき、私たちは何を思うのでしょうか。楽しみです。

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