2024年6月28日から放送がスタートしたTBS系テレビドラマ『笑うマトリョーシカ』。
5話を視聴したので早速ストーリーの流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
原作の小説はドラマの影響もありベストセラーに!ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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『笑うマトリョーシカ』5話あらすじ 公式
清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していて・・・。
謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する。そしてフリーのジャーナリストとして美和子【真中亜里沙】の実家を訪れた道上は、ある人物から彼女に関する重要な事実を聞く。
TBS『笑うマトリョーシカ』公式
『笑うマトリョーシカ』5話の流れ ネタバレあり
香苗は浩子を知っていそうな人に片っ端から当たる。
わかったことは、東京でも一郎と同居していた。おばあちゃん子で政治家を目指したのは祖母の影響。
祖母が亡くなったときは鈴木も心配して愛南町まで行ってた。鈴木はしょっちゅう一郎と浩子のマンションに行っていた。
鈴木は浩子のことを「名前くらいしか知らない」と嘘をついていた。
鈴木と浩子の繋がりを疑う早苗。
山中は香苗の父の車に突っ込んだトラックの運転手に話を聞く。
香苗は鈴木に会う。清家嘉和と武智議員、香苗の父も交通事故に遭った。鈴木もだ。どう思うかと訊く。
亜里沙と浩子の関係も祖母のことも実家に行ったことも全てシラを切る鈴木。
1996年高2、愛媛県愛南町
一郎の祖母が亡くなり、一郎の実家に行った時のことを振り返る。
一郎が寝た後、浩子は鈴木の手に自分の手を重ねながら、一郎をよろしくと。
鈴木と週刊誌の記者が車の中で話す。記者は、いい写真が撮れた。大々的にやると言う。
鈴木はほくそ笑む。
山中は新事務所に香苗を招き、論文は本当に一郎が送ってきたのかと言う。
SOSに近いものは今でも感じると香苗は言う。一郎じゃなければ誰がと。
山中は、一郎でなければ告発だろと。
そして先の一郎の会見映像を見る。
里親制度の拡充に加え、外国籍の子供たちへの支援も打ち出していた。
唐突に追加された方針が気になっているという香苗。これは自分が一郎に伝えたことではないと。
そこに青山が訪れ、元官房長官・高村のスキャンダル記事が明後日の週刊誌に載るらしいと言う。
辞任は確実。後任に清家一郎の名前が上がっていると。
危険思想を持つ人物に操られているかもしれない一郎が官房長官などヤバいのではないかと山中。
香苗は鈴木に張り付くことに。浩子に接触するかもしれないと。
愛南町では、浩子がテレビを見て微笑む。一郎が官房長官に有力視されているニュースだ。
鈴木の家の前に車を停めて張り込む香苗と山中。家からは鈴木の妻と思われる女が出てきた。
香苗はそれが病院で自分を見つめていた女だと気がつき尾行する。
着いた先は新日本新聞社の関連会社。香苗は思い当たる。
5年前に取材先で話したことがある、自分のことを知っていたと。
また先の現官房長官のスキャンダルは鈴木の情報提供からだった。
香苗はオフィスから出てきた鈴木の妻、鈴木ゆきに話しかける。お話があると。
香苗は、ゆきに知っていることを話して欲しいと言う。一郎の裏にいる人物に鈴木も殺されかけたと。
ゆきは、その人物の名前を教えて欲しいと訊き、香苗は一郎の母である浩子だと思っていると。
ゆきは、鈴木が事故の後うなされ「浩子に殺される」と寝言を言っていた。辻褄が合ったと。
続けて、論文は鈴木宛に届いたもので論文を読み一郎の裏にハヌッセンのような人物がいると見当がついた。一郎への主体性のないような違和感と辻褄が合った。そして自分が香苗に論文を送ったと。
鈴木に届いた論文の消印は愛媛の愛南町。浩子が自分の存在を知らしめるために鈴木に送ったのではないかと言う。
鈴木が帰宅すると、家には香苗がいた。
香苗は一郎の論文を出し、送り主がわかったと言う。鈴木の妻ゆきであると。
ゆきは香苗を信じてもいいと思ったから全て話したのだと言う。
香苗は鈴木に言う。将来政治家になって日本を良くしたいと思ったが父親が逮捕されその夢が叶わないと悟り、自分の夢を一郎に託す形でサポートしているのではないかと。友人として、ブレーンとして一郎を支えてきたが一郎の背後には母親の浩子がいた。本当のハヌッセンは鈴木ではなく、母親だと。
鈴木は、何を根拠に言っているのかと取り合わない。
香苗は、一郎は一貫して弱者に寄り添う発言をし、時には他国を優先するような発言で保守層に反発を受けたこともある。
鈴木にも思い当たる節があった。
香苗は一郎の小学校の卒業文集を見せる。鈴木と出会う何年も前から同じ思想があり、今でも。一郎の裏にはずっと浩子がいるのだと。
そして、鈴木の嘘から浩子との繋がりを疑っていたが、鈴木は浩子に利用されていただけではないかと言う。
これにも鈴木には心当たりがあった。
鈴木は大学時代に浩子と体の関係になっていた。
香苗は鈴木に、亜里沙にも心当たりがあるのではないかと言う。
しかし鈴木は亜里沙の失踪には関わっていなかった。
では浩子かと。
香苗は鈴木に手を組もうと提案する。今のまま一郎が官房長官になったら危険だと。
鈴木は浩子に対する見解は概ね当たっていると前置きして、その上で今は自分もコントロールされていないし、自分で制御できると固辞する。一郎には自分がついている。あくまで自分が演出するのだと。頑なだ。
香苗に山中から電話。まずいことになった。香苗の父の加害者が死んだ。俺たちが近づいたからだと。
5話終了
『笑うマトリョーシカ』5話感想と考察 ネタバレあり
相変わらず小難しいですね。ややこしいです。
高校時代の先生に聞くと、一郎が政治家を目指したのは祖母の影響だと。鈴木と佐々木の前では父が政治家だからと言いました。
どっちなんでしょうね。ここで新たに祖母というキーワードが出てきたわけですが、これまた重要っぽいですよね。
祖母が在日外国人で非常に苦労したとか、そういう過去がるのではないでしょうか。それで一郎は弱者に寄り添い、また外国籍の子供への支援を打ち出したのではないかと考えています。
でも裏にいるのは浩子。浩子の場合は祖母の思想はなさそうですよね。ではなんで一郎を操って権力を得ようとしているのかが謎なんです。目的がまだ見えないんですよ。
ひとつこのドラマの嫌なところが、ミスリードの誘い方が露骨すぎるところ。
亜里沙の心象をとことん悪くして見せてたじゃないですか。原作でもそうなのかもしれませんし、亜里沙も褒められたような人間ではないのかもしれませんが、あまりにも悪意のある印象操作だなと。
視聴者に疑惑の目を向けさせるためならとことん悪く描いておいて「実は違いました」って、なんのテクニックでもないじゃないですか。
もう少し自然に演出できなかったのかなと思いまして。有能な演出・監督に撮ってほしかったです。
ドラマ自体は面白いのに過剰演出が露骨で見ていて腹が立ちます。
本編とは関係なかったですね。
で、衝撃だったのは鈴木です。浩子と寝てるんですよ。友人の母親とします?
普通に「キモっ」て思ってしまったんですが、男の人ってそういうのアリなんですかね。
それにしても鈴木って頑なですよね。自信家でもあるんでしょうか。浩子の入る隙はもうないと思っているようですが。絶対に自分の手で一郎に権力をといった感じです。
そして、ここにきてまだ黒幕は浩子じゃないってこともあり得ますからね。
監督及び演出はこのドラマでは視聴者を騙すことしか考えてないみたいなので、まだ先が全くわかりません。
いくらでもどんでん返しがありそうなので、一歩引いて見ることにします。
それではまた。
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まとめ
鈴木を殺そうとしたのは…やっぱり一郎? 理由は…自分を利用しようとしていることに気がついて…。
違いますかね。
前回一郎が言っていた悲願ってなんなんでしょうね。結局は情報が出ないと推理しようもありませんね。
なにせミスリードの誘い方がエグいドラマなんで。
後出しでいくらでもちゃぶ台返しできるってズルくないですか?
出した情報からどんでん返しできるのが作家として真の実力だと思うんですけどね。
もう私にはわからないです。
原作の小説はドラマの影響もありベストセラーに!ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。