TBSにて毎週火曜よる11時56分放送の『さっちゃん、僕は。』
2024年7月16日に6話が放送されたので、あらすじと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
『さっちゃん、僕は。』はジャンプコミックスの大人気漫画が原作のドラマとなっています。
よかったらチェックしてみてください。
6話：他の人とセックスしてもいいよ [公式より]
『さっちゃん､僕は｡』第6話 ｢他の人とセックスしてもいいよ｣ 7/16(火)よる11:56【TBS】
早智に別れを告げた京介だったが
早智からの衝撃的な提案に京介は戸惑いながらも…!?京介（木村慧人）に別れを告げられた早智（中山ひなの）は、その場から逃げるように病室を飛び出した。その話を聞いた美鈴（樋口日奈）から京介は責め立てられ、何も言い返せずにいた。
そのまま地元へと戻った早智は大学で気丈に振る舞うものの、様子がおかしいと気づき寄り添ってくれた伊勢埼（田中偉登）に全てを打ち明ける。
一方、退院した京介は紫乃（石川恋）に早智とのことを聞かれるがまま話していた。その後、部屋で早智が忘れていったカーディガンを見つけた京介は、一旦は送ろうと思うが決断することができずにいて…。
そんなある日、大学から帰宅しようとする早智の前に京介が…。その姿を見た早智は思わず駆け出し…。
TBS「さっちゃん、僕は。」公式：https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/story/story04.html
『さっちゃん、僕は。』6話の流れ（ネタバレあり）
さっちゃん…別れよう。病室で京介は言った。
早智は、なんで…別れるって…と理解が追いつかない。
京介はごめんねと謝り、さっちゃんは何も悪くない、自分の問題なんだと言う。
大学が忙しくなかなか時間がとれなくてと。
早智は、そんなの理由にならないと立ち上がる。泣きながら気になるところがあったら直すからと。
違う、自分はさっちゃんが思っているような人間ではないと言い、他の人と関係を持ったこと、早智を裏切っていたことを告白する。
早智はベッドで見つけたコンドームを思い出す。そして、他に好きな人ができたのかと訊く。
京介は首を横に振り、そういうことではないと言う。ずっとさっちゃんの気持ちに応えられずにいたと。
早智はわからないとさらに泣く。
京介は、早智を好きだけどちゃんと好きになれないと言う。
早智は、聞きたくないと病室を飛び出した。いくばくか走った末に道路で座り込む。
京介の言葉が頭の中でこだまする。
キャンパスのベンチに座る美鈴に朝日が話しかける。京介が階段から落ちたらしいねと。
そして、なんで美鈴が側にいたのかと訊く。
美鈴は関係ないと立ち上がり歩き出す。
朝日は京介のお見舞いに行こうと美鈴を誘うも、彼女が来てるだろうし行かないと断る。
それなら絶対に行きたいという朝日に押し切られ2人は病院に。
京介は彼女と別れたと言う。京介の彼女に会えると楽しみにしていた朝日は残念がる。
それで？彼女は？と美鈴は訊く。
そのまま地元に帰ったと思うと言う京介に美鈴は「バカじゃないか」と掴み掛かる。
それを朝日が止める。一応ケガ人だと。
朝日は、浮気がバレたのかと訊くと京介は自分で話したのだと。
美鈴は激昂する。ちゃんとすると言ったからあの人（紫乃）と別れて彼女とやり直すと思ってた。彼女を傷つけるなと言ったはずだと。
正直さは優しさではない。彼女をちゃんと向き合いもせず、自分が楽になりたかっただけだろと言う。
美鈴は最低だと言い残し去っていった。
退院した京介は紫乃の部屋にいる。
階段から転落したこと、彼女に別れを申し出たが彼女が病室を飛び出してしまったことを話した。
自分が原因かと気にする紫乃に、いずれこうなっていたと京介は言う。
そして、自分にキスマークをつけた理由を聞く。
紫乃は寂しかったのかもと冗談めかし、夫の仕事が落ち着きしばらく本宅に帰ると言う。
だから頻繁に行為ができなくなる。残念だと。
京介は、しばらくはそんな気分になれないと言う。
落ち込む京介が意外だと紫乃は言う。
甘いものを食べに行こうと真が早智を誘うも、ダイエットしてるからと断る。
それなら映画でもと言うも、そんな気分じゃないかと自制する真。
早智はありがとう、でも大丈夫だと笑顔で言う。
真は途中まで一緒に帰ろう、話し相手くらいにはなれると言う。
2人で歩いていると京介が立っていた。走り寄る早智。だがなかなか言葉が出ない。
階段に座って話をすることに。階段の壁越しに真は2人の会話を聞いている。
京介はアパートに早智が忘れたカーディガンを渡す。
そして、今まで付き合ってくれてありがとうと言う。さっちゃんを幸せにできる人は他にいるはずだと京介は立ち上がる。
早智は、歩き出そうとする京介の袖を掴んで、ずっと付き合ってたのにちゃんと見てあげられなくてごめんねと。そして、やり直せないかと言う。
京介の裏切りも気にしない、好きとかでなければ他の人とシてもいい、遠距離だとこれからも我慢させてしまう、最後に自分のところに戻ってくればいい、自分の幸せは自分で決める、京介と一緒にいたいのだと。
きっと誰も愛せないという京介を早智は抱きしめる。
私が愛するという気持ちを教えてあげる。だからお願いだと。
京介も早智を抱きしめた。
そして2人はホテルに行き…結ばれる。
『さっちゃん、僕は。』6話ネタバレ感想
そっちと別れるんかーい！と日本中からツッコミを受けた前回のラストシーン。
それから…
美鈴は正直なことは優しさじゃないと言って怒ってましたが、私はそうは思いません。
赤裸々に話すことで相手が傷つくかもしれないですが、真実を正直に伝える京介の誠実さは否定すべきことではないと感じました。
まぁ、京介がやっていたことは非常に不誠実なことではあるんですが…。
「浮気してました」「あなたのことはちゃんと好きになれませんでした」なんて、普通に考えたら言いづらいことだってわかるじゃないですか。出来ることなら濁して、他の理由をつけて穏やかに別れたいと思うものです。
でも京介は例え早智を傷つけても、最低な自分を曝け出して正直に伝えることを選んだんです。
人は誰だっていたずらに誰かを傷つけたくなんかないんです。傷つけるのが怖いものなんです。
京介は人を傷つけることで自分が傷つくことを受け入れたんです。別れるってそういうことだと思うんですよ。
美鈴みたいなキレイゴトのほうが…いや、美鈴が怒ってる本質はそこじゃないですね。
美鈴は紫乃と別れて早智を大切にしろと。そういうことでした。その勢いで感情論が出たのかもしれないですね。
美鈴の優しさっていうのも当然理解できます。
おかしいのは朝日だけです。あいつは頭がどうかしてます。
そして北海道に降臨した京介。ちゃんとケジメをつけたかったのと、早智が忘れていったカーディガンを届けるため。
とはいえ、東京からわざわざ北海道まで行くなんて、きっちり別れることの重要さをわかっていますね。
私的には京介が人を愛せない時点で浮気だのなんだのって責める気にはなれないので、京介を応援したくなっちゃってますけど。
そしてきちんと早智とお別れしようとするも早智はやり直したいと言う。やり直したいもなにも、早智は1ミリも悪くないんだよって言いたい。早智を慰めてあげたいです。
他の人とヤってもいい、最後に自分のところに帰ってくればいい、京介といることが自分の幸せなんだって。
私が愛するということを京くんに教えてあげる。
早智の痛々しさすら感じるほどの健気さに胸を打たれました。
見方を変えるとちょっと狂気を感じる想いなんですが、極度に京介へ依存しているんでしょうかね。
結局、京介はそんな早智を受け入れました。ホテルまで行ってしまって。
この先、早智の決意と大きな愛情（と狂気）で京介は変われるのでしょうか。人を愛するということがわからないにしても、早智のことを今まで以上に大切だと思うことができるでしょうか。
なんとなくですが、良い方向に進んでいきそうな気がします。
関係ないですが、真ってやっぱり早智が好きなんですよね。どっちでもいいことですが、一応。
まとめ
不倫という黒い関係を存分に見せつけてくれたこれまでの内容でしたが、早智の深い愛情に洗浄されるような展開になってきましたね。
私の予想では、早智の愛に心を揺さぶられた京介は早智の大切さに気づき、改心する。しかし、なんやかや葛藤があって、やっぱり不貞を働いたりして、最終的にやっぱり早智と別れてしまう。
これがざっくり予想です。どうなることやら。当たらないでほしいですが。
それでは今回はここまで。
