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海のはじまり|3話ネタバレ感想|津野の悪態だけは納得ができない

ドラマ
引用:フジテレビ|海のはじまり公式|https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/

2024年7月1日から放送がスタートしたフジテレビ系テレビドラマ『海のはじまり』。
いわゆるフジ月9の夏ドラマ『海のはじまり』3話を視聴したので感想を書いて行きたいと思います。

内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

 

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3話あらすじ(公式)

月岡夏(目黒蓮)は恋人の百瀬弥生(有村架純)に、自分に娘がいたことを話した。そして、南雲水季(古川琴音)と別れた時のこと、彼女が海(泉谷星奈)を産み育てていたことは知らなかったが、妊娠したことは知っており、堕ろしたと思っていたことも正直に伝えた。夏の話を聞いた弥生は、自分の過去に思いを馳せる。夏に言えずにいる自分の過去。その記憶を胸に秘めたまま、弥生は、夏が父親になるのであれば自分が母親になることも選択肢に入れて欲しいと夏に告げるのだった。
南雲家に行った夏は、そこで海と再会する。夏が会いに来てくれたことが嬉しい海は、大喜びして、はしゃぎすぎて疲れ果て眠ってしまう。朱音(大竹しのぶ)は、海が起きたときにいてくれたら喜ぶからと言って、夏に夕食を食べていくよう促す。準備を手伝う夏に、水季に対する思いを語る朱音。
夏から電話を受けた母・ゆき子(西田尚美)は、和哉(林泰文)と大和(木戸大聖)に夏から家族全員に話があると言われたことを告げる。弥生との結婚報告ではないかと盛り上がる月岡家。
一方、休日を海と一緒に過ごすことになった夏は、弥生を連れて南雲家を訪れる。一緒に来た弥生を見て、複雑な思いを抱く朱音。海の希望で水季が働いていた図書館に行くことになった三人は、そこで津野(池松壮亮)と会い…。

https://www.fujitv.co.jp/uminohajimari/story/story03.html

『海のはじまり』3話の流れ(ネタバレあり)

楽しそうに学校での出来事を夏に話し、一通りはしゃいだ後、海は寝入ってしまった。
海が目覚めたときに夏がいたら喜ぶだろうと水季の母である朱音は言う。
夏は水季の実家で夕飯をいただくことに。
夕飯の支度を手伝っていると海が起きてきた。「夏くん」と。
夏がいることを確認するとまた横になる。
夏は自分は何もしていないのになぜ海に好かれているのかわからないと朱音に言う。
家族が仲がいいことに理由なんかない。なくていいのよと朱音は言う。
そして水季の話。妊娠した、堕ろす、やっぱり産む。何も相談してくれなかったと。
夏はどうして産むことにしたのかを朱音に訊くも朱音もわからない。
やっぱり産むからって、それだけだった。
産むと言ったら必ず父親になると言うだろう夏の選択肢を奪いたくないから知らせなかったと。
夏が頼りないとか、他に誰かいたとか、そういうんではないのだと。

弥生はネットで海の7歳の誕生日プレゼントを探す。
しかし何が好きかわからない。「聞いてもらおうかな、お父さんに」

インターホンが鳴り夏の弟の大和がドアを開けると弥生が。
大和は帰るからと入れ違いに弥生が部屋に上がる。

夏の実家は色めき立っている。
母に夏から話があるからと電話があったという。
弥生との結婚の話に違いないと。

弥生は夏に両親が再婚したときにすぐに受け入れられたかと訊く。
父とその連れ子だった大和の人柄が良かったから抵抗があったのは最初だけだったと夏は言う。あの二人で良かったと。
夏は電話で弥生が言っていた「母親に」という言葉の真意を確かめる。
弥生は、夏の家族が素敵だから、産んだとか関係なく「私にも」とおこがましくも考えたのだと言った。

海のいる水季の実家に夏と弥生は一緒に訪ねた。
玄関で水季の両親に弥生を紹介する。「百瀬さんです」と。
弥生は水季の両親に挨拶し、海に誕生日プレゼントを渡した。
海はプレゼントに喜ぶも、そんなやりとりに朱音は顔を曇らせる。
朱音は夏を呼び、母子手帳と固定電話の番号、念のため朱音の夫の携帯番号を書いた紙を渡す。
親になる練習をしてくれと。

夏と弥生と海の3人で出かける。
海が、ママの働いていた図書館に行きたいと言うのでバスで向かう。
バスを降り、海は真ん中を歩き両手で2人と手を繋ぐ。
弥生は嬉しくなり思わず、今の3人の感じを写真におさめたいと言う。憧れのやつだと。

朱音は夫に、夏が海のことをすんなり受け入れているのが意外だと言う。不思議な人だと。
夫は受け入れないよりいいじゃないかと言う。弥生もいれば海にも夏にも安心だと。
朱音は複雑な表情で、あの子は「私お母さんやれます」という顔をしていたと言う。
不妊治療の末に高齢出産で水季を産んだ朱音は、30年前にベビーカーを見るとイライラしていたと。
そして水季が亡くなったことを恨めしく思う。

海は図書館で無意識に母の姿を探す。
そして顔馴染みの津野に声をかけ、他の子供たちと一緒に津野に絵本を読み聞かせてもらう。

津野は夏に話しかける。彼女さんですか?水季とタイプ違いますねと。
そうですか…ねと言う夏に、二人で育てるのかと訊く。
何も決まっていないと答える夏に大丈夫ですか?無責任って言われません?と悪態をつく津野。
津野は水季が海を見れないときに預かったり、シフトの調整をしていたと言う。
水季と付き合ってもないし、そういう関係ではないと。
そして態度が悪くてすみませんと夏に言う。怒っているわけではないが気持ちの整理がつかずイライラした感じになってしまう。海が望むなら誰が親をやって誰と暮らしてもいいのだと言う。
また、母子手帳を見たかと訊き、色々と書いてあると教えてくれた。

夏が母子手帳を見るとびっしりと海の成長が記録されている。
海は夏にそれを読んでくれとせがむ。

それを遠巻きに見ている弥生に津野が話しかける。
疎外感すごいですよね。自分が外野なんだって自覚しますよねと。

夏は寝てしまった海をおんぶして水季の実家に戻る。
水季の父が海を抱き部屋に入っていく。
朱音は大丈夫でした?と訊く。
弥生が楽しかったですと答えると朱音は、楽しかった?と弥生に向き直り「子供産んだ事ないでしょ」と投げかける。
ありませんと答える弥生に、産むのも育てるのも想像の何倍も大変なんだと言う。
水季は産みたくて産んだ。もっと育てたかったはずなんだ。だから悔しいと。
弥生は、でもと切り出す。本当に楽しかったですと言う。そしてありがとうございましたと頭を下げ、自分まで一緒にいさせてもらってと言う。

帰り道、夏は弥生を気遣うように小さく言った。「楽しかったね」と。
弥生は微笑んだ。複雑な思いを抱きながら。

別の日、朱音は海を連れて夏のアパートに。海が来たがったからと。
弥生に抱きつき部屋の中に入る海。
朱音は夏に言う。この前のアレ、気にしないでと。色々思い出して感情が昂っただけだからと。
大人だって気持ちの整理をつけるのは難しい。
海は家で元気なのかと夏は訊く。泣いたりご飯食べなかったりとか…
朱音は部屋の中にいる海を見て、「ねぇ」と。そして夏に向き直りもう一度「ねぇ」と言う。

弥生に宿題を見てもらっている海に夏が話しかける。「学校楽しい?おばあちゃん家は?」
海は元気に「うん」と言い頷く。
夏は「なんで元気なふりするの?」と。海は真剣は表情になる。
弥生は夏に「やめなよ」と。夏は続ける。
「水季が死んで悲しいでしょ。何してても思い出してキツいと思うし。なんで?泣いたりすればいいのに」
弥生が「ねぇ」と諌めるも夏はやめない。
「水季だって元気でいて欲しいって思ってるだろうけど、でも…元気ぶっても意味ないし」
水季の変わりはいない。水季が死んだことから目を逸らすな。悲しいなら吐き出せと言う。
弥生は怒って止める。
海は涙を流す。
頑張って元気にしてたんだよねと、海を慰めながらハンカチを差し出す弥生。
海は立ち上がって夏に走り寄り、抱きついて声をあげて泣く。
夏も海を抱きしめ、涙を流し泣いた。

暗くなって朱音が海を迎えに。
弥生は玄関で出迎えお土産のケーキを受け取る。
そして二人が楽しそうでと、部屋の中に顔を向け、朱音もつられて目線を向ける。
楽しそうに話をしている夏と海をしばらく見守る。
海に家族の話を訊かれ、夏は4人家族だが父と弟は自分と血が繋がっていないことを説明する。
他人だけど今は本当のお父さんで本当の弟だと。わかる?
海は、2人いるんでしょ?本当のパパと理解した。
その話を聞いていた朱音と弥生は、それぞれの立場でなにかを感じ取る。

夏は仕事が早く終わりそうだから海に会いに行っていいかと朱音に話す。
できる限りののことがしたいのだと。
朱音は父親になると決めたのかと訊く。

弥生に、今日海に会ってくると夏からメッセージが。
なるべく早く仕事が終わるようにがんばると返信しようとすると、今日は一人で行くと。
弥生はいってらっしゃいと打ち直した。
そして話したい事があるとも送る。

夏は浜辺で写真を撮る。「夏くーん」海の声が。
海を車で送ってくれた水季の両親に会釈する。
夏は海に訊く。以前海が「パパはいつ始まるの」と言っていたことについて、パパになって欲しいということかと。
海は首を振る。「夏くん、パパやらなくていいよ」と。
海はでも…と続ける。「いなくならないで」と言う。
ママとパパ、ひとりずつしかいないから、だからいなくらないでと。
夏は混乱し海の言った事を確認し、そしてパパやるって何?と訊く。
海はわからないと答える。夏も自分もわからないと言う。
そして、水季の代わりにはなれないけど、一緒にはいれると。
海は「いて」と。

3話終了

『海のはじまり』3話の感想(ネタバレあり)

相変わらず内容は重いですが、だからこそ色々と考えさせられるところがありますね。

弥生は過去を抱えながらも夏と海との未来を真剣に考えて、向き合おうとして、でも当事者でないことを自覚して出しゃばりすぎないように気を遣って。

芯が強いなと思いますし、本当に性格がいいですよね。

でも夏が海に悲しいなら泣けばいい的なことを言ったシーンで海にハンカチを渡そうとするじゃないですか。

そして二人で抱き合って泣いてるのを見て、悲しい気持ちになるんです。やっぱり入り込めない何かを感じて苦しむんです。次週、そういったものが爆発するっぽいですが、そりゃツラいですよね。

誰が悪いってわけでもなく、それでも自分が部外者だということを思い知って。ほんと複雑ですよね。

水季の母は弥生に意地悪なことを言ってしまいましたが、共感はできるんですよ。

不妊治療して高齢出産してやっと出会えた我が子が早くに亡くなって、大変な思い出孫と向き合って、それで急に海の母親代わりになりそうな弥生が現れて、水季だってもっと海を育てていきたかっただろうし…。

そういった私情と水季の無念を背負って、悔しくて出た言葉だということはわかるんです。

だから、キツいなとは思いましたが責められないですよね。

弥生や水季の母の抱える葛藤というのは伝わるし共感するんですが、ただ、わからないのは津野の態度と振る舞いです。

津野は水季と付き合ってたわけでもないし、そういう関係ではなかったと言ってましたが、だったら何故あんな態度なんでしょうか。

感情がぐちゃぐちゃだからと悪態について詫びはしましたが、どれだけ腹に据えかねるものがあったとしても、あの態度は人としてどうなのか思わずにはいられません。

挙げ句の果てに弥生にまで「疎外感すごいですよね。自分が外野なんだって自覚しますよね」なんて言わなくてもいいことだと思いませんか?

わざわざ身に染みてる弥生にそんなこと言って何になるというのか。

納得できる理由が後から出てくるんでしょうが、今のところシンプルに性格が歪んでるとしか言いようがないです。

本気でウザいです。

それと、夏のデリカシーが足りないところが少々気になりました。

当然夏は突然自分に子供がいたということを知らされて動揺も困惑もしていることは理解します。

自分でいっぱいいっぱいなのかもしれませんが、もう少し弥生のことを考えて発言したり行動したりして欲しいなと、随所で思いました。

いや、夏の性格から十分に考えているはずなので、やはり元々デリカシーが少し足りないのかなといったところですかね。

責めるのはかわいそうですが、気になりました。

さて、夏は海の父親になることを決断したのかどうか、肝心なところはまだ濁されていましたが、家族に大事な話があるというのは他でもない海のことなんでしょう。

そして、海にできる限りのことはしたいと決意し実際に行動し始めました。

でも海は「パパはやらなくていい」と言う。でも一緒にいられると、今後も一緒にいることを約束しました。

南雲家に通いパパをするということでしょうか。それでもいいような気もしますが。

大切なのは海の気持ちなので、我々は見守っていることにしましょう。

それと、もう少し弥生への気遣いを忘れないで欲しいなと思うばかりです。

 

まとめ

大袈裟な言い方をすれば弥生の決意が踏みにじられたように感じたのは私だけでしょうか。

そして、性格もあるかもしれませんが、夏はいつまで戸惑った態度を続けるんでしょうかね。

海に対しての態度とかおかしいじゃないですか。もう少し普通に子供をあやせないものかと思いません?

驚きや戸惑いや困惑や動揺があっても、子供への接し方ってあるじゃないですか。

もどかし過ぎます。

さて、風呂場で服のままシャワーを自分に当てて泣いていた弥生の姿が次回予告になりましたが、不穏ですね。

夏くんしっかりしてくれよ!

それでは今回はここまで。以上

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