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さっちゃん。僕は。|10話ネタバレ感想|みんな普通の人になっていく

ドラマ
引用|TBS|さっちゃん、僕は。公式|https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/

TBSにて毎週火曜よる11時56分放送の『さっちゃん、僕は。』

2024年8月20日に10話が放送されたので、あらすじと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

『さっちゃん、僕は。』はジャンプコミックスの大人気漫画が原作のドラマとなっています。
よかったらチェックしてみてください。

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10話:京くん、別れよう[公式より]

失恋の痛みで弱った京介に手を差し伸べる美鈴
そして紫乃は要と京介の秘密を知ってしまい…!?

早智(中山ひなの)から別れを告げられた京介(木村慧人)は、大学の授業も休みバイトに明け暮れていたが、ある時、朝日(のせりん)に要(桜田通)からの示談書を見られてさらに落ち込んでいく。

日々弱っていく京介を心配した美鈴(樋口日奈)は、食事に連れ出し元気づけようとしたが、京介の生活はどんどんと荒んでいく…。

一方、紫乃(石川恋)は要の部下から声を掛けられ、職場での要の様子を知らされる。それは普段自宅で見せる要とは全く異なる姿だった…。

TBS「さっちゃん、僕は。」公式:https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/story/story10.html

『さっちゃん、僕は。』10話の流れ(ネタバレあり)

「京くん、別れよう。お別れしよう」
京介はどういうことかと訊く。
早智は、辛いと言う。一緒にいるのが辛くて、もう無理なの。好きだから紫乃のことが引っかかるのだと。
走り出す早智を追いかけ手を掴む京介。
早智は言う。浮気してたなんて言ってほしくなかった。許してはいけなかった。たくさんの思い出ありがとう。本当に大好きだった。バイバイと。早智は去っていった。

大学の講義もあまり出ず、慰謝料のためにバイト漬け。
大学の友人たちに早智と別れたことを告げ、落としたプリントにまぎれていた慰謝料の示談書を朝日に見られてしまう。
そして朝日は美鈴に示談書のことをバラしてしまう。

京介はキャッチに声をかけられホストのバイトをしないかと誘われる。
そこに美鈴が現れ京介を連れていく。レストランで食事をさせちゃんと休むように言う。弱っているのだと。
京介は、自業自得だと言うと美鈴は、わかっているならもう何も言わないと。
黙り込む京介に美鈴は、傷ついたということは好きになれたんだねと言う。失恋は辛いんだと。
京介は美鈴に訊く。そういう経験はあるのかと。
美鈴は、あるよと言う。振られて傷ついた。さらに、久しぶりに会った時その相手は自分のことを覚えていなかったと。
京介は、それは酷いねと同調すると美鈴は、今はそれで良かったと思っていると言う。終わったことだし。京介の失恋も時間が解決すると。

京介は今までろくに読まずに放置していた、早智から送られたたくさんの手紙を読む。
思い立ってペンを握るも書けそうにない。

本宅にいいる紫乃に要から電話。クリーニングに出すスーツをまとめておいてくれと。それとアパートを引き払う日は車を出すと言う。
紫乃は、それまでに整理しておくと言い電話を切った。

紫乃はアパートに荷物をまとめに行く途中、要の部下だという土屋に声をかけられる。
3年前の結婚式ぶりだと言う土屋は、会社での要のことを話す。
溺愛という言葉は要のためにあるのではと思うくらい奥さんへの愛情を表現している。出張のときも憚らず早く妻に会いたいと言って言いたと。
要は自分に興味がないと思っていた紫乃にとっては意外な話だった。
紫乃は帰宅し要のスーツをクリーニングに出すため、ポケットに入ったままになっているものはないか確認していく。
すると1着のスーツの内ポケットから封筒が出てきた。中身を確認すると示談書の片方だ。相手は片桐京介。京介が紫乃の部屋に出入りしている隠し撮りされた写真も一緒に入っていた。

大学に顔を見せない京介を心配した美鈴は、朝日を連れて京介のアパートを訪問した。
ようやく京介は大学に。
京介は心配してくれる美鈴に感謝を伝える。ありがとうと。
アパートに戻り、集合ポストを確認すると、早智からの手紙が届いていた。

 

『さっちゃん、僕は。』10話ネタバレ感想

慰謝料を請求されて一気に現実感が増して急に冷めてしまったというか、つまらなくなったように感じたんですが、気持ち的にまだ盛り返すことはなさそうです。

改めてこのドラマの何が面白かったのかって、よく考えてみたんですよ。そのひとつに京介の異常性にあったんです。

父親と同様のクズであり、人を愛することができないという彼の異常性って意外と大事だったんだなと。

早智のことをちゃんと好きになったときに「よかったね」って気持ちが大半を占めながらも「これでいいのか?」って気持ちがどこかにあったんです。

で、今回完全に早智に振られて傷ついて落ち込んで…普通やん。

京介の異常性ってもう見られないんですよね。もう普通の人なんです。で、そんな普通になった京介が振られてるのを見て、「当然じゃん」って思うんですよね。

そこで、「あれ?」って思うんです。地味に異常だった早智も普通になってしまったと。

「京くんが浮気していても、他の人をエッチしても、私のところに帰ってくればいいから」という狂気じみた異常性が失われたんです。だから京介は振られたんですけど。

要も当初は異常者だといった雰囲気を演出されてましたが、蓋を開けてみれば、単なる妻大好きな普通の夫じゃないですか。少々嫉妬深そうな見せ方をされていますが、妻が他の男に抱かれてたら嫉妬くらいするでしょう。そう言う意味で言えば要もまともなんですよ。

会社でも妻大好きアピールしてるみたいですけど、紫乃の前では上手く表現できない。普通にあることじゃないんでしょうか。

紫乃だって、色欲に駆られたヤバい女なのかと思ったら、気まぐれに不倫した単なる加害者でしかないんです。

これだけキャラクターの魅力が失われていく作品も珍しいなと。

そして思い当たったんです。このドラマが面白かったのは、キャラが皆んな異常だったからではないだろうかと。

それが軒並み異常性を失って、というか普通の人を異常者みたいに見せていたメッキが剥がれ、真実が見えた途端に失望させられるって感じです。

「話の面白さ」ではなかったようですね。少しガッカリしました。

ここまで見たので最後まで見ますけど。

 

 

まとめ

10話で終わるとしたら、どう終わるんだと思い悩みましたが次週も続くょうです。もうそこまで期待はしていませんが。こうなってくるとサッサとクライマックスまで見終わりたいといった感じです。

この枠の次のドラマってもう決まってるんでしょうか。そっちに期待します。

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