2024年6月27日に放送がスタートしたテレ東系ドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』。
こちらはテレビドラマ『量産型リコ』シリーズの第3期となります。
シリーズとは言っても全てのシーズンがが異なる独立した話なので、それぞれがアナザーストーリーとなっており、独立した物語。
3期のリコは故郷の実家で過ごす夏休みの物語となています。
それでは第3話の感想を書いていきたと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
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3話 公式あらすじ
ある日、リコたち三姉妹は、家中に謎のアイドルグッズがあふれていることに気づく。そのアイドルの正体は、母の由里香（浅香唯）がハマっている推し。アイドルに侵食される危機から小向家を救うため、早速調査を開始したリコたちだったが、由里香が想像以上に沼へとハマっていることが判明する。
いい“推し変”がないかと考えたリコは、由里香を矢島模型店へと連れて行き、母娘でプラモデル作りをするなかで、徐々に母の胸の内を知ることになる。
量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-公式より
3話「母の推し事」流れ［ネタバレあり］
朝食には大量のウインナーが山のように盛られている。
母は皆がいて張り切ってしまったと言う。
リコは食べかけのパンにウインナーを挟んでミニホットドッグをギブバース。
相変わらず実家でのんびり過ごしているリコ。
昼寝をしていると姉の侑美がリコを呼ぶ。
リビングに飾ってある数々の家族写真の中に見知らぬ男の写真が…。誰？
妹の香絵も呼ぶもわからないと言う。
よく見ると家のあちこちに男のアクスタが飾ってある。
他にも男の顔がプリントされたタオルやシールまで。
そこで侑美が母に訊く「これ誰？」と。母は、はにかみながら「運命」と言う。
侑美が調べたところ、この男は高木真司。
スーパー男子という地元スーパー密着型のアイドル。
母の推しであると。
リコが探ったところ、真司のインスタ非公式応援アカウントを運営しているのは母。
グッズも公式のでは足りず、裏庭の蔵で自作している。
蔵で作業している理由は、心静かに真司と向き合えるからとのことらしい。
これは小向家の危機であると侑美が言う。
姉は元彼が推しに沼って別れた過去から過剰に反応し香絵と揉め出す。
軽く場が炎上した。
そしてなぜかリコがなんとかすることに。
まず、自転車で出かける母を自転車で尾行。
母はスーパーに入って行った。
スーパーの中では、真司がウインナーの試食販売のためウインナーを焼いている。ウインナーの歌を歌いながら。
ウインナー3パック買うと真司のCDがもらえるキャンペーン中だ。
お客に試食のウインナーを渡している真司を笑顔で見つめる母。
母は真司にアドバイスをし、そして褒める。
隠れて様子を伺っていたリコに気がつき手を振る真司。「リコさんっ」
名前を呼ばれて驚いて2人の前に姿を現したリコ。「お会いしたことありましたっけ」と。
真司は「由里香（母）さんからご家族の写真を見せてもらったことがあって」と言う。
勝手に家族の写真を他人に見せていた母にモヤモヤするリコ。
そんなリコを尻目に、2姉妹は真司の話で持ちきりだと言う母。
真司は「あざっす」とリコの手を取り握手をする。
スーパーからの帰り道、母に姉がいる間は真司のグッズを片付けてくれとお願いするも母は断る。
真司はかわいいと。
子供のことも考えてくれとリコが言うも、あなたたちはもう家を出たじゃないかと母は言う。
お母さんだって寂しかったんだと。自転車に乗り込んで先に走っていってしまった。
リコは母を矢島模型店に連れて行く。自分の好きなものを見せたいと。
あまり興味がないという母にプラモデルを作らせることに。
作るのはアイドルマスター・シャイニーカラーズの櫻木真乃ちゃん。
やっぱり無理だという母を説得するやっさんとアオ。そしてプラモ部屋でご開帳。
パーツの繊細さに感心しアイドルを語りながら母は組み立てる。
初めてのプラモに意外とワクワクもしながら。
そしてアイドルマスター・シャイニーカラーズ・櫻木真乃、ギブバース。
母はボーッと櫻木真乃を眺める。
やっさんがリコにカスタマイズをすすめると、リコは母に母だけのオリジナルの真乃ちゃんを作ろうと提案する。真司のグッズを手作りしてた母ならできると。
そしてオリジナルのカスタマイズをすることに。
作りながらリコは姉は寂しい気持ちがあったのではないかと言う。
真司に母をとられたような気持ちが、私もそうだったからと。
それでも母には楽しく過ごしてほしいとリコは言う。
母はやっさんに言う。二人目の娘が家を出て行ったとき、本当はすごく寂しかったこと。
そしてその心の穴を埋めてくれたのが真司だったこと。
しかし私の本来の推しは娘たちなんだと。
親子関係のカスタ水も自由である。
リコはお母さんの推し活を推すと。
そしてアイドルマスター・シャイニーカラーズ・櫻木真乃、推し活カスタム、ギブバース。
煌びやかになった衣装をまとい、応援うちわを持った真乃ちゃんがキラキラを輝いている。
即席の撮影会が開かれた。
次の日の朝、食卓で侑美は訊く「昨日どうなったのか」と。
リコはお母さんは大丈夫と太鼓判を押した。
そしてまた大量の山盛りウインナーを食卓に並べる母。
にこやかに朝食を食べる小向家だった。
3話「母の推し事」感想［ネタバレ］
3話よかったですね。
2人の娘が大人になって家を出て上京していって、母は寂しかったんですね。
その寂しさを紛らわせるために推し活に熱中していたことに、母をとられた気持ちになった侑美とリコ。
その気持ちが分かり合えればなんてことはない、母の本当の推しはいつだって娘たちなんだと。
グッときました。
侑美もリコもまだまだ子供だななんて思っちゃいましたが、親の前では子供は何歳になっても子供なんですよね。それでいいんだと思います。
3女の香絵は真司に何も思ってないっぽいのは、まだ実家暮らしで母がいつもそばにいるからなんですね。
侑美とリコは普段離れているからこそ嫉妬してしまったということですか。
いやはや、微笑ましい回になりました。
母がやっさんを呼んだとき「やっさんさん」って言ってるの笑いました。「さかなクンさん」みたいなｗ
そしてやっさんのプラモデル愛は相変わらずで、今回も名言出ましたね。
「作業した時間、共に過ごした時間がプラモデルへの愛情を育むんだ」
これはプラモデルに限らず言えることで、何事も情熱と時間をかけて向き合ったものはかけがえのない思い入れが沸きますよね。
素敵な言葉です。
リコと母が作った櫻木真乃ちゃんの推し活カスタム。めっちゃ可愛くできましたね。
私も作りたいとまたまた思ってしまいました。
このドラマは何度、どの回を見てもプラモを作りたくなるプラモ愛に溢れた作品で大好きです。
やっぱ量産型リコってハートフルでいいですね。
4話も楽しみです。それでは
3話登場のプラモデル
アイドルマスター シャイニーカラーズ 櫻木真乃
やっさんの説明
アイドルマスターシリーズはアミューズメント施設用のゲームから始まり、2025年に20周年を迎えるアイドルプロデュースゲーム。
アイドルマスターシャイニーカラーズはアイドルマスターシリーズのひとつであり、ゲーム展開はもちろん、2024年からはテレビアニメ放送もされている。
櫻木真乃ちゃんは3人組アイドルユニット、イルミネーションスターズのセンターを務めている。
二人の隣が私の居場所。そんな思いでセンターに立っている。
まとめ
3期いいです。めっちゃ好き。やっぱり2期は…アレでしたね。
量産型リコを人に勧めるときは1期か3期ですね。ではそのどちらがベストなのか…。
出演者が違う役で出てくるのも作品の魅力だと思うので、結局は1期から順に全部見た方が楽しめると、そういう結論になりますかね。
2期がアレだったので3期不安でしたけど、今のところ3期最高です。
より家族にフォーカスしているところが人間ドラマとしてより深みがあるというか、感情にくるものがあるというか、そんな感じでほっこりします。
田舎のシチュエーションもノスタルジックでいいですし、語彙力死んでますが、とにかくいいです。
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