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ドラマ1期『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』ネタバレ感想【全話】

ドラマ
引用:テレ東|量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-

2022年7月1日から放送がスタートした『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』。
量産型リコのシリーズはキービジュアルと題名を見て、ずっと視聴したいを思っていたんです。
機会がないまま、この度3期のテレビドラマが始まり、これは1期から見るしかないなと思い一気見しました。
そしてテレビドラマ1期『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』を見終わったので、感想を書かせていただきます。
感想の前に超ざっくり1話から最終話までを振り返ってみたいと思います。

テレビドラマ1期『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』はU-NEXTとLeminoで全話見放題で配信していますので、最初から見直せます。
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超ザックリ全話振り返り

アバウトな感じで1話から最終話までの流れを書いていきます。

第1話 量産型なワタシ

同僚の浅井に『量産型』だと揶揄されモヤモヤする璃子。
なんとなく入った模型店でプラモデルの量産型ザクに出会う。
模型店の奥の部屋で矢島とちえみに教わりながら量産型ザクを組み立てる。
プラモデル作りに没入することで普段味わえない心の充実感を得る。
自分が量産型であることを受け入れ気持ちがスッキリする。
ここから璃子のプラモデル人生が始まった。
同期の浅井は嫌なやつ。

第2話 1/24の情熱

イベント企画1部から3部にやってきた高木真司がめっちゃダルい奴だった。
3部はスポーツカーのイベントを担当することに。
スポーツカーの魅力を知るために璃子は日産GTRのプラモデルを作ることに。
再び模型店の奥の部屋でGTRを組み立てることに。
GTRのプラモデルを作成したことで、外から見えない部分のパーツ一つ一つを尊く感じた。
スポーツカーを五感で感じられるようなショールームの企画を提案しプレゼンは成功。

第3話 イベント3部の真司君

長年3部が担当している満点のど飴のPRイベントのリーダーに真司が抜擢。
サポートに璃子が入るもうだつの上がらない真司が全くフロントに立たずマジで使えないしウザい。
真司がどこかに連れて行ってくれと言うので璃子は真司を模型店に連れていく。
真司は嫌々ながらエヴァ初号機を組み立てることに。理由はシンジだから。
ちえみに惹かれた真司はやる気を出し作業する。
一人でエヴァ初号機を組み立て自信を持てるようになった真司は仕事に前向きで責任を持てるように。
真司はいい奴に。

第4話 雉村さんの船出

璃子は宇宙戦艦ヤマトのプラモデルの組み立てに手をつける。
会社が早期退職者を募ることになり、自分の存在意義がわからなくなった雉村は早期退職に志願しようとする。
璃子が落とした宇宙戦艦ヤマトのプラモデルの説明書を拾った雉村は璃子に模型店へ連れて行かれる。
元モデラーだったという雉村が璃子のヤマト組み立てを手伝うことに。
雉村の深い知識と組み立て・塗装のテクニックで見事なヤマトが完成する。
雉村との心が近くなった璃子は仕事のサポートを雉村にお願いする。
他の若手も雉村に色々とアドバイスを求め、雉村は自分の存在意義を再確認できた。

第5話 リコ、レディ・ゴー!

社員の家族を会社に招くファミリーデーイベントが開催される。
3部はキッズスペースの企画をすることに。
真司のデスクの下に置いてあった積みプラ(まだ作っていないプラモデル)の中からミニ四駆を発見し盛り上がる犬塚と猿渡。
勢いでミニ四駆のイベントをキッズスペースで開催することに。
社内でミニ四駆とコースを組み立てているところに大石が来て、彼もミニ四駆が好きだったことが判明し、璃子のミニ四駆改造を一緒にやってくれることに。
ファミリーデーイベント当日はミニ四駆大会も大盛況。
常々大石をイケメンだと思っていた璃子はこの頃から大石に惹かれて行った。

第6話 8歳のパイセン

璃子は8歳の甥っ子、翔真の面倒をしばらく見ることに。
5歳のころの可愛い翔真は3年でクソ生意気に。そのギャップに苦しむ璃子。
思い悩んだ璃子は模型店に助けを求め、子供用SDガンダム『武者ガンダム』のプラモを購入。
クソ生意気な翔真と衝突するも、仲直りをし翔真は武者ガンダムのプラモを組み立てることに。
もちろん模型店の奥の部屋で。カッコいい武者ガンダムが組み上がった。
その帰り、翔真に璃子が大石を好きだと言い当て、武者ガンダムを璃子に渡して璃子の背中を押す。

第7話 ローマは一日にして成らず

璃子は翔真に大石への気持ちを自覚させられ、普段以上にオシャレをし、メイクもファッションも気合いが入る。
中野と真司の2人はその様子から璃子が恋をしていること、相手が大石だと言い当てる。
中野と真司は璃子の恋路を応援するため大石の情報を集め、元カノ北ひなのにたどり着く。
ひなのがやっている日本酒のお店に偵察にいくも仲良くなってひなのが良い女であることを理解する。
ひなのが良い女であったことを伝えられた璃子は『可愛い』を知るために模型店に行き、ラブライブの南ことりフィギュアのプラモデルを組み立てることに。
南ことりを組み立て、可愛いは自由だと本質を知り、自然な自分を取り戻す。

第8話 姉御はヒーロー

3部の売り上げが低く解体されるのでは?と噂され、危機を感じた中野は一人無茶な企画を進める。
クライアントが急遽予算が組めなくなり、進めていたイベントは白紙に。
このままでは会社に大きな損害を出すことに。焦った中野は一人で責任をとろうとする。
中野の思い詰めた様子を気にした璃子は中野を食事に誘い、食後に真司も連れてそのまま模型店に。
嫌々ながらウルトラマンBタイプというマイナーなウルトラマンを組み立てることに。
璃子と真司も手伝うが最後の組み立てを中野に託し、無事に完成。
中野は一緒に何かをしてくれる仲間がいることを改めて認識する。
その帰り、中野は璃子に助けを求めた。
3部一丸で中野が進めていたイベント企画を満点のど飴の企画に差し替えてことなきを得た。

第9話 機動戦士アサイ

いよいよ3部が解体されることになるが、浅井は何とかしようとする。
また大石が会社を辞め業界最大手に転職することに。
浅井は璃子に3部を解体から救うためにできることをするから頑張れと言う。
璃子は大石が辞める話だと思い、大石との恋路を浅井が後押ししてくれると勘違いする。
浅井は人事への異動を命じられ落ち込み、璃子を食事に誘う。
食事の席で3部解体と大石の話が入れ違った誤解が解ける。
思考が追いつかない浅井に「浅井も量産型」だと言い模型店に連れて行く。
ベロベロに酔った状態でなぜかプラモデルを組み立てる浅井。
次第に酔いは覚め自分の状態を不思議に思うも頑張ってプラモデルを組み立てる。
手に持っていた組み立て中のプラモはガンダムに見える。
いざ組み上がり、最後に頭をつけるとき、ガンダムではないことに気づく。
組み上がったのは量産型ジム。浅井は泣きながら自分も量産型だったことを受け入れる。
そしてガンダムになりたいと。
模型店からの帰り道、浅井は3部に大口のイベントコンペへの参加を提案する。
とれたら3部が存続できるかもしれないと。
浅井めっちゃいい奴だった。

最終話 1/1のワタシ

璃子は最初に模型店を訪れたときに見入ったガンダムのラストシューティングを組むことに。
このままでは3部が解散となるが大口のイベントコンペで存続を目指そうと璃子が提案。
3部はイベントコンペに向かって走り出す。
璃子は毎晩遅くまでガンダムのラストシューティングの制作に励み、プレゼン前になんとか完成させた。
璃子は組み上げたラストシューティングポーズのガンダムを犬塚部長に託し、いざプレゼンへ。
犬塚は用意してきたプレゼンをやりきった。
大石は退職日、部署で最後の挨拶をする。
夜になり3部は最後の打ち上げを行う。プレゼンは通らず3部は解散することになってしまった。
璃子は3部の皆に自分の提案に付き合わせて失敗に終わったことを詫び、自分が3部に愛着を抱いていたことを伝える。
そこに浅井が来て、「大石さん今なら間に合うぞ」と璃子に言う。
皆に背中を押され走って大石を追いかける。そして告白した。
模型店ではちえみが「ザク姉振られたっすか」と言う。矢島は「妹にしか見れないって言われたのか」と。
璃子は次に作るプラモデルを選ぶ。
姫路城とガンダムを作ると。

全話一気にネタバレ感想

このドラマは『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』というタイトルの通り、プラモデルの組み立てを通して得られる体験と感情があらゆる「気づき」や「成長」を与えてくれ、人生や人間関係を軌道修正したり前に進むために背中を押される。そんな作品です。

プラモデルを組み立てる没入感や、自由な発想を持って塗装や加工を行い、自分だけの完成品が仕上がっていく過程と達成感が人生・日常で行き詰まった思考や状況を変えてくれるスパイスになるということを教えてくれます。

プラモデルを主軸に置き、量産型と言われるような無個性な今時の女の子をマッチさせる着想にまず驚きましたし、そのミスマッチ感がまず新鮮なんですよ。

プラモデルの組み立てを通して成長していき、人生の壁を破壊して行く痛快さはまず他にはないですね。

プラモデルといったら男性が好む趣味で、女の子には少し縁遠いモノかもしれませんが、例えプラモデルに興味がない人でも楽しめるし、熱い感情が込み上げてくることは間違いありません。

このドラマ見てプラモデルに挑戦したいって思った人は多いと思うんですよ。私ですら思ったんですからw

また思うだけじゃなくて実際にプラモデルを買って作ったって人も少なくないのではないでしょうか。

そういう意味ではプラモデルの売上に貢献してるドラマだと思います。

嫌な奴が誰一人存在しない

このドラマの良いところは、嫌な奴がマジで一人もいないところです。

一般的なドラマや創作物って話を盛り上げるために、敵対する相手が必ずと言っていいほどいるじゃないですか。
しかも、これでもかってくらい嫌なことを言ってきたり、執拗に妨害してくるのが常で、『乗り越える壁が大きいほど超えたときの達成感が大きい』的な演出をしがちなんですが、私は平和主義でそういうの苦手なんです。
できれば越える壁は仕事や恋愛やスポーツなど、人生における困難であって欲しくて、決して『嫌な敵』を排除することで盛り上げて欲しくないんですよ。

そんな物語構成や演出が多い中、この量産型リコは本当に嫌な奴が一切いないんです。
登場時は嫌な奴風に描かれても、プラモを通して理解が深まって、結局は良い人になるという。

例えば2話でイベント3部に転属になってきた真司。最初はめっちゃウザいしダルいしムカつくと思ったんですけど、プラモを作成することで自分の殻を破って成長し、それからは良い仲間になったわけです。性格のおかしさは変わりませんがw

6話で登場した甥っ子の翔真もクソ生意気でワガママだしめっちゃ腹立つ子供かと思いきや、プラモを通して絆を持つことができて、璃子の恋の応援までしてくれました。

1話からずっと感じ悪い同期だった浅井は、もしかしたら唯一最後までムカつく奴なのかと思ったら、これまた9話でいい奴っぷりを発揮。

あれ?嫌な奴一人もいないじゃんって、敵なんかいなくてもこんなに面白い!と感動すら覚えました。

好きなシーンや好きなところ

7話で璃子がラブライブの南ことりフィギュアのプラモデルを作ったじゃないですか。
こんなフィギュアが細かいパーツになってて組み立てるプラモデルなんかあるんだー!ってまず感動しました。
で、このシーンでは私的にグッとくる言葉がかなり多くて、璃子がことりちゃんを組み立ていく過程で『最初から可愛いとかない』『可愛いの予感』『生まれた』『ことりちゃんに雑な部分はない』『3枚のふんわりしたレースにトキめかない奴は可愛くなれない』『可愛いは自由』と素敵な言葉がそれぞれから出るんです。
こうやって可愛いの本質を自分なりに理解していく璃子の内面と、可愛く仕上がったことりちゃんがリンクして、可愛いがどれだけ正義なのか思い知らせてくれるんですよ。
マジで私的に最高の神回でした。


9話でベロベロに酔った浅井がプラモを組み立てることになって、浅井自身なんでプラモ組み立ててるのか意味わかってなかったんですけど、酔いが覚めて状況を理解するんですが、状況を受け入れるスピードが早すぎて笑いました。
プラモ作ってる自分を受け入れるだけにとどまらず、めっちゃやる気だしてヤッさんにハキハキいい返事してて、浅井好きになりました。デキる奴です浅井は。


ドラマで一貫して起こる犬塚部長をとりまくちょっとした笑いはアクセントになってて好きです。
あまり遠慮しないで話ができる気さくな部長に対して、結構みんなズバズバ言うじゃないですか。
そうやってイジられてる犬塚部長との軽快なやりとりは本当に面白いですし、癒しの場面です。


ずーっととにかく璃子が可愛い。
これは璃子どうこうじゃなくて与田祐希さんが死ぬほど可愛いっていう、ドラマ云々ではない意見で申し訳ないです。
特に璃子が真剣にプラモデルを組み立てるシーンは寄りの絵が多いじゃないですか。
与田ちゃんの真顔アップとかご褒美すぎて誰にこの感謝を伝えればいいのか教えてください。
音声消しても与田ちゃん(璃子)の可愛さ一点突破で10話余裕で見れるくらい正義のドラマです。
女の私から見てもこんだけ眼球と視床下部と脳が全て幸せになるってどう言うコト?ってくらい可愛いです。


あと、エンディングの早送り茶番が地味に好きです。
音声はないんですけど一応シナリオがありそうで、てかアドリブであんな色んなことやらないですよね。
とにかく、見ていてほんわかした気持ちになります。


正直なところこのドラマは色んな意味で私にドンピシャだったので、好きなところをあげればキリがないんですが、今回はこれくらいにしておきます。

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まとめ

プラモデルを主軸に置くヒューマンドラマなんて、着眼点がすごいなって思って、絶対に原作あると思ったんですよ。
原作あるなら読みたいなって、それくらい面白いドラマでした。
で、プラモはビジュアルの表現が重要なので文字だけじゃなくて原作があるなら漫画だろうなと。
でも調べたらオリジナル脚本とのこと。震えました。

マジで面白かったです。近年稀に見る面白さでした。

気になった人は絶対に見るべきドラマだといって間違い無いです。超おすすめです。

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