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降り積もれ孤独な死よ|3話ネタバレ感想|沖島マヤが真犯人であろう理由

ドラマ
引用:日テレ|降り積もれ孤独な死よ公式|https://www.ytv.co.jp/furitsumore/

2024年7月7日からスタートした日テレ系テレビドラマ『降り積もれ孤独な死よ』。
3話を視聴したのでドラマの流れと感想を書いていきたいと思います。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています!

本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はhuluにてご確認ください。

原作コミック『降り積もれ孤独な死よ』が気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

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『降り積もれ孤独な死よ』3話あらすじ 公式

2017年。灰川十三(小日向文世)の屋敷で、地下室に閉じ込められ餓死した13人の子供の遺体が見つかった。灰川は、過去に子どもたち19人を誘拐し、一緒に暮らしていたことが判明する。
事件の被害者である13人を除き、生き残ったのは刑事の冴木仁(成田凌)の弟・瀧本蒼佑(萩原利久)、蓮水花音(吉川愛)ら6人。所在がつかめていない神代健流(杢代和人)以外の全員が、灰川の犯行を否定した。

ところが、容疑者である灰川は後日、あっさり身柄を確保されることに。その手には現場に残された特徴的な六角形のマークが描かれてあり……!?

そんな中、何者かによって、花音が階段から突き落とされてしまう。病院に駆けつけた冴木に、花音は「私を突き落とした犯人は、灰川邸事件の犯人です」と伝える。そして、“新犯人”を見つけるべく、捜査を続けてほしいと願い出る。
7年後の2024年。行方不明となった家出少女・美来を捜す記者の森燈子(山下美月)は、灰川邸事件の現場に残された“リッカ”のマークについて、冴木に問いかけていた。

美来にも同じマークのタトゥーがあったことを明かした森は、「本当にあの事件は、もう終わったんですか?」と問いかけて――。

『降り積もれ孤独な死よ』公式webサイト

『降り積もれ孤独な死よ』3話の流れ|ネタバレあり

冴木は例の監視カメラ映像を見る。
映像を拡大すると、顔は火傷の跡のような傷があり、手にはリッカのマークのチャームを持っている。
冴木の様子を見て軽口を叩く五味。
冴木は灰川邸事件は終わっていないのではないかと話し出す。
灰川は真犯人を庇って自供して自殺したのではないかと。
五味はタバコを吸いに行こうと冴木を誘う。
喫煙所で五味はタバコも吸わず、連続傷害事件で訊きたいことがあると言う。
犯人をプロファイリングすると繋がりすぎると思わないかと。
冴木は、自分の弟が犯人だと言いたいのかと笑う。
五味は、蒼佑が父親から暴力を受け始めたのは冴木が家を出た年齢と重なる。冴木から蒼佑に標的が変わるまでは冴木が暴力を受けていたのではないかと。
黙る冴木。
五味は、藤木町で起こった事件前に映った唯一の犯人の映像だとスマホを見せる。
フードを被り画質も粗く、人物特定できる情報はないが、犯人の仕草に特徴があった。
祈るように両手を硬く握るクセ。
五味は言う。「あんたなんでしょ、連続傷害事件の犯人」と。
五味さん…俺は…と言葉を探す冴木に五味は続ける。
藤木町の事件がなかったら被害者の息子は死んでいただろうと報告を受けている。それくらいの暴力を受けていたと。他の被害者も似たようなもの。そんな父親は皆死ねばいいと思ってるが、冴木のしたことは間違ってる。だから自分でケリをつけろ。冴木が自主するまでは誰にも言わないし何もしないからと。

土砂降りの雨に打たれながら冴木が自宅に帰ると、マンション前に蓮水が待っていた。どうしても話しておきたいことがあると。
びしょ濡れの冴木が洗面所で体を拭いている。
蓮水は、やはり突然迷惑だっただろう、と帰ろうとしたとき、洗面所の冴木が目に入る。
上半身裸の冴木の背中は傷跡で埋め尽くされている。
蓮水は見るつもりはなかったと謝る。
シャツを着ながら冴木は言う。もう協力できないと思う。その資格がないと。

冴木は全てを蓮水に告白する。
幼いころ、父親の機嫌が悪いときに押し入れの隅っこに隠れ「どうか見つかりませんように」と祈るように両手を硬く握っていた。見つかるとベルトで激しく叩かれた。
自分が標的でいる限り、父親は幼い蒼佑に手を出すことはなかった。だから必死に耐えた。
中二のときの死んだ母方の祖父が状況を知り養子に。
全てが良くなると思ったが生活は荒み、自分も父親と同じ暴力衝動を抱えていることに気づく。
それを認めたくなくて警察官になり、刑事課配属後の最初の事件は親の子に対する酷い虐待事件。
逮捕された男は出所後すぐに子供へ酷い虐待を始めた。その男を暴行したのが始まりだ。
父親の負の遺産を受け継いだ自分たち兄弟は壊れている。
灰川邸事件の犯人が蒼佑でも自分には責められないと。

蓮水は冴木の手を握り、それなら自分も同じく壊れていると言う。
父同然の灰川が死んでも何も感じなかった。
しかし自分が灰川邸から戻った18の頃に母親が亡くなりその時は自分の心を感じた。
良かった。やっと死んでくれた。
私たちは自分で壊れたのではなく、誰かにつけられた傷を必死に塞ごうとしている。
それは蒼佑も同じだと思う。
疑っておきながらこんなことを言うのは心苦しいが、灰川邸事件の犯人は蒼佑ではないかもしれないと。
冴木は声を漏らす。「えっ」と。
蓮水は昨晩の集まりで、最後に蒼佑が献花台に死んだ子供の数と同じだけのチョコレートを置いて言った。
みんな好きだった。人数分あれば喧嘩にもならないだろう。
その時の蒼佑の顔が、昔の優しかったときの蒼佑だった。
冴木のなかで蒼佑を信じる気持ちが残ってるなら蒼佑と向き合ってみてはどうかと。

夜、フードを被って一人出かける蒼佑を尾行する冴木。
蒼佑はとある施設の体育館に入って行った。掲げられていた立て看板には「DV加害者プログラム-暴力を繰り返さないために-」
冴木は講習会が終わるのを待ち、出てきた蒼佑の前に。
この前、蓮水さんが襲われた。冴木は話始める。灰川邸事件の犯人と同一犯だと思っていると。
蒼佑は自分を疑ってこんなところまで付いてきたのかと。
冴木は、そうだと言う。でも間違っていた。蓮水が襲われたときも蒼佑はここにいた。スタッフに聞いた。蒼佑はちゃんと自分に向き合い暴力を手放そうとしていたと。
そして冴木は謝る。ごめんな蒼佑。俺が出ていかなければ蒼佑がこんな風に苦しむことはなかった。本当にごめんと。
蒼佑は、何のために謝っているのかと問う。あんたはあの地獄みたいな家から逃げ出して。あのままあの家にいたら俺みたいに家族に暴力を振るう男になってかもしれないもんな。あんたに俺の気持ちはわからない。
蒼佑はそう叫んで背中を向け歩き出す。
冴木は蒼佑に言う。俺も人を殴ってたと。蒼佑は足を止める。
子供を虐待してる男を探しては殴っていた。ボコボコになるまで。刑事になってからの話だ。口実をつけながらも父親のように暴力衝動に身を任せた。ちゃんと問題に向き合っていた蒼佑の気持ちなんか全然わかるわけない。兄貴ヅラどころか自分は刑事の資格すらないのだと。
蒼佑は言う。直せるっていったじゃないかと。子供の時に兄貴が何気なく言った言葉が忘れられなかった。だから壊れても何度でもこうやってやり直そうとしてきた。なのに何やってんだよと。
冴木は泣く。声を絞り出すようにごめんと。

冴木は喫煙所で五味に言う。もう少しだけ時間をください。灰川邸事件はまだ終わっていない。このままだと弟の命も危険かもしれない。決着がついたら必ず自首するから、もう少しだけと頭を下げる。
五味は言う、「自分でケリをつけろ」っていったのだから、私に頭を下げる必要はないと。ケリをつけろと。

蓮水の家の玄関前には顔に火傷の跡のような傷を負った男の姿が…。

3話終了

 

『降り積もれ孤独な死よ』3話の感想|ネタバレあり

体感的にすごく長く感じた3話でした。すごい展開。

欺かれましたね。連続傷害事件の犯人が冴木だとは予想できなかったです。

祈るように手を硬く結ぶクセ。1話からやってましたね。フォーカスしたカットもあったのに、それが伏線になってたことを全く考えていませんでした。

それだけ夢中にさせられてたということなんでしょうが、すごいドラマですね、本当に。

冴木が家を出るまでは冴木が父親の暴力を受けていたことなんて容易に想像ができましたし、ある種の匂わせはあったんでしょうけど、蒼佑に目が行ってる状態で刑事の冴木が連続傷害事件の犯人かもってところまで頭が回りませんよ。

先入観は人間の目を狂わせますね。怖いなとも思いました。だからミステリーを楽しめるわけですが。

ミスディレクション。

灰川邸事件に関しては、「生き残った子供たちが犯人かも」という時点か、5人のアリバイを確認したとき、一番に疑うべきなのが神代だと思うのですが、冴木と蓮水の間では徹底的にその可能性は排除されていました。

それは、例え蒼佑のアリバイが崩れたとしても第二の容疑者として頭の片隅にはあって当然の可能性だと思うのですが全く言及されていません。

そこは少し違和感を感じます。

ただ、タクシーの運転手の証言や署の監視カメラに映っていた男など、違う角度から神代の関与を疑うような展開に持ち込まれましたね。

で、蓮水を襲った犯人と灰川邸事件が同一犯である場合はこれまでの情報から神代でほぼ決定的なんですね。

あくまで「出てる情報」からのみ予想をした場合ですが。

これも仮にミスリードだとしたら、確かにわかりませんけど。

灰川邸事件の真犯人は沖島マヤではないだろうか

今、演出的に神代に疑惑を向けているからこそ神代は他の子供を守ってる説を唱えてみます。

例えば、真犯人に勘づいていた神代はあえて身を潜めていた。

蓮水が突き落とされた階段の上にいたのも、今回のラストシーンで蓮水の家の前にいたのも実は蓮水を守るため。

警察署の留置所裏にいたのは、灰川に何かを伝えるため。または真犯人から他の子を守るよう指示を受けていたとか、もしくは真犯人の答え合わせか。

そして真犯人は沖島マヤ。

蓮水が突き落とされた時のアリバイはありますが、それはどうにでもなりそうですし、一番の理由は5人で集まっていたときに一番悲しんでいた事から、灰川の影響を一番受けていると思われます。

灰川邸の子供達の中では沖島が長女として扱われていたのも、そう考える一因。

また、タトゥースタジオで彫り師の仕事をしていることから未来のタトゥーを入れたのも沖島かと考えられる。

動機は…灰川が元々子供たち全員を殺すつもりだったから、その意思を継いだとか、そんな感じかと。

灰川が子供たちを殺そうとする動機までは不明だが、冴木に暴力衝動があったことを考えると、そういたサイコパス的な素地が灰川にあったと考えても不思議ではない。

 

どうでうしょうか。あくまで勝手な予想なので外れても責めないでくださいね。お願いします。

冴木が刑事を辞めた理由も一応わかりましたし、怒涛の展開で3話は疲れました。

めちゃくちゃ面白いですけど。

それにしても3話でさらに話が進みましたね。すごいペースで話が展開してます。

まだまだ長い期間楽しめそうで、次週放送が楽しみです。

それではまた

以上

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています!

本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況はhuluにてご確認ください。

原作コミック『降り積もれ孤独な死よ』が気になる方は読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

2話で灰川が死んだときは、この先どう展開するのかと心配にすらなりましたが、3話で連続傷害事件の犯人が冴木だと衝撃の事実を見せてくれました。

見応えしかないドラマですね。

相変わらず『降り積もれ孤独な死よ』というタイトルの意味はわかりませんが、そのうちわかるでしょう。

映画を超えたレベルで次々と衝撃を与えてくれますが、世間の注目度がまだまだ低いように思います。

あな番くらいの注目度はあっておかしくないドラマだと思いますが、これからさらに注目を集めることになりそうですね。

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