2023年7月2日にスタートした日本テレビ系ドラマ、『CODE-願いの代償-』。
今回は7月9日に放送された第2話を視聴したので感想を書いていきたいと思います。
第1話では願いがなんでも叶う謎のアプリ「CODE」とプレイヤーについて、また湊人の婚約者である悠香の不可解な事故死など、CODEに関係しているであろう事件が多数起きました。
この先どんな真相にたどり着くのか、既に目が離せない状況となっています。
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『CODE-願いの代償-』第2話ネタバレあり、あらすじ詳細
公式のあらすじ
刑事・二宮湊人(坂口健太郎)の婚約者、七海悠香(臼田あさ美)が亡くなった事故への関与が疑われていた寺島貴司の遺体が見つかった。警察は事故死と断定するが、寺島は口封じのために殺されたと考える二宮は、悠香の事件に寺島以外の人間が関わっていると確信する。
そんな中で、「どんな願いも叶える」というアプリCODEに、「悠香を殺した寺島貴司の共犯者を知りたい」と入力した二宮。しばらくすると、悠香が亡くなった日時の監視カメラ映像が送られて来る。なんとそこには、暴力団対策課課長で、二宮の恩人でもある田波秋生(鈴木浩介)の姿が映っていた……。
動揺を隠せない二宮のもとに、CODEから「任務」が送られてくるが、示されているのは位置情報のみ。指定の場所へ行くと、バンが停まっていて、助手席にはアタッシュケースがあった。中には、銃と目出し帽が入っていたが、CODEからは「アタッシュケースをここに運んで下さい」と次の指示が示される。そんな二宮を、同僚の百田優(三浦貴大)と八重樫享(兵頭功海)が張り込んでいて……!?
その頃、フリー記者・椎名一樹(染谷将太)は、ハッカーの三宅咲(堀田真由)から、二宮にCODEを紹介した佐々木慎介についての話を聞いていた。椎名は、佐々木が務めていた不動産会社に向かうが、すでに退職していることが判明。さらに、調べを進めると、驚きの事実が明らかになり……!?
一方、二宮は、悠香の事件についての疑問を田波にぶつけていた。そして、百田の協力を得て、田波についてのある事実が明らかになったとき、二宮が襲われる事件が発生する!
その裏では、謎の女性・三輪円(松下奈緒)が動いているようで……。
CODE公式サイト (C) YOMIURI TELECASTING CORPORATION
あらすじ詳細
それでは詳しく見ていきましょう。
第2話は「任務まで待機」の状態でスタート。
フリー記者、椎名と待ち合わせの喫茶店にて、遅れて入ってきた椎名。
情報を聞き出そうとする湊人だが、椎名は湊人が持っている情報を要求します。
そして、自分を信用させるために自分の書いた記事をスマホで確認するように促すのです。
しかし電波の入らない喫茶店、椎名はフリーWiFiなら見れると言って湊人のスマホを手に取りフリーWiFiに繋げ、該当する記事を見せ記事内容の説明を始めました。
実はこのフリーWiFiはトラップであり、近くの席で待機していた咲がこのフリーWiFiを使って湊人のスマホをハッキングします。
椎名はハッキングが完了するまで悠香の事故死に関する情報交換を申し出ますが、湊人は何も話す気がないようです。
そこで咲からハッキング完了のメールが。
「今日は失礼します」と立ち去る椎名。
椎名と咲は湊人のスマホを遠隔で見れるようになってしまいました。
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1話で岡山組を陥れた甲斐グループの場面に移ります。
ホステス「願いが叶うアプリ?」
男「ああ、俺もそのアプリにお願いしたんだ。岡山組がウザいんで潰してくれってな」
ホステス「えー、そんなアプリあるんならミエも頼みたいこといっぱいある!」
下っ端「バーカ、冗談に決まってんだろ」
大方の予想どおり、岡山組が検挙されたのはCODEの力が作用していたようです。
時計が入っていたアタッシュケースを覚醒剤の入ったアタッシュケースにすり替えたのは、CODEの任務を遂行したどこかのプレイヤーだったということですね。
だんだんわかってきました。
そして、岡山組がいなくなったことで3億の仕事が入ったと儲け話をする甲斐グループ。
その内容を盗聴器で聞いているバーテン。
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湊人はCODEによって送られてきた悠香の事故の真相動画を上司である田波に見せ、犯人の身柄を押さえたいと申し出ます。
田波は冷静さを失っている湊人を見て、「この件は別の人間に捜査させる」と説得します。
同僚の百田も湊人を心配し、力を貸したいと告げます。
湊人は百田に例の動画を見せ、動画に映っている男の捜査をしようとしますが、百田は「メンテナンス会社には俺が行く」と言い、捜査に向かいます。
湊人は「エス」という情報屋のところに行くことに。
このエスこそ、山岡組を潰した連中の3億円儲け話を盗聴していた人物です。
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「エス」こと柏木は3億の取引の盗聴したデータを湊人に聞かせます。
そして結婚して福岡に戻ることを湊人に報告しました。
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百田はメンテナンス会社に行き、業務上過失致死をチラつかせて情報を聞き出します。
そして動画の男、寺島の個人情報を湊人に渡し「だらしない性格で生活にも困っていたが突然金回りが良くなり、3か月前に退職。そのときに制服も持ち出されていた」と報告。
そして2人で寺島の身柄を確保しに行くことに。
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一方、甲斐グループ側では自分たちの動きが警察にバレており、誰かが警察に情報を流しているみたいだと気づきます。
そこで甲斐グループ親分はCODEを利用します。
「密告者を教えろ」と。
その願いは承認され、同時にメールで動画が届きます。
そこに映っていたのはバーテンである柏木。
次の朝、店のゴミ捨て出てきた柏木を誘拐し、暴行します。
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湊人と百田は寺島の住むアパートへ、管理人がドアを叩き寺島を呼びますが一向に出てきません。
なにかの連絡を待っている様子の寺島、そこに連絡が入り窓から逃走。
そこで、裏に回っていた百田と揉み合いになりますが、寺島は置いてあったスコップで百田に怪我を負わせ走って逃げていきます。
玄関から急いで駆けつけた湊人は寺島を追いかけますが、何者かが乗り捨てた車を使って走り去った寺島を逃してしまいました。
その間、湊人に任務が届いていましたがそれどころではない湊人は無視していましたが、ここでようやく内容を確認します。
任務の内容は「この人物を助けてください」。
一緒に送られてきた動画を開くと、柏木が縛られ暴行を受けています。
示された地図の場所に行きたいが場所がよくわからない湊人。残り時間は13 分弱。
そこに椎名が車で駆けつけ「乗って、急いでるんだろ」と湊人を乗せ現場へ。
寺島のことは百田にまかせると電話し、現場に到着。
縛られボコボコの柏木を発見しました。
柏木「すいません。バレちゃって。取引の時間と場所変わります。クソッ木下の野郎」
湊人「木下って、甲斐グループの木下か?」
柏木「…」
柏木は息を引き取ります。
そしてCODEの任務は失敗に終わりました。
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署に戻った湊人のスマホにはCODEから「制裁実行」の通知がきます。
制裁の内容とは…。
柏木が湊人に情報提供を強要され、結果的に殺されてしまい、そこととで死んだ柏木の婚約者が裁判も視野に入れているとのこと。
監査から処分が下るまでの間、自宅謹慎を言い渡されてしまいます。
そして「制裁完了」の通知がきました。
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電話に制裁の件を佐々木に聞きます。
願い事を叶えてもらったら任務があり、任務に失敗すると制裁があることを伝え忘れていたという佐々木。
重要なことはきちんと教えて貰わないと困りますよね。
そして、アプリ画面上部に星が3つあり、任務に失敗すると星が一つ消え、星が残っていれば願い事はできるが、星がなくなったときの制裁は死を意味すると。
そして電話を切ります。
そこでCODEのアプリから「マルウェアを検出しました ハッキングされた可能性があり削除しました」と警告が出ました。
椎名と会ったときにハッキングされたことに気づきます。
湊人は椎名を呼び出しました。
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湊人は椎名にハッキングの件を問い詰めますが、あっけらかんと「バレました?」という椎名。
そして悠香の事件で知ってること聞き出そうとします。
椎名はCODEというアプリを調べており、湊人も使っている、だから近づいただけで悠香の事件のことは何も知らないと答えます。
そして、「ハッキングの件は謝ります。でも俺を逮捕しないほうが身のためですよ」と脅迫めいたことを言う椎名。
椎名は、先日湊人が運んだアタッシュケースの中身が銃だったと写真を見せる。
中川という男が、その銃で現金輸送車から1億円を強奪する任務をCODEから与えられたが、彼は任務に失敗して死んだと。
椎名曰く、CODEに入力された願いは、何人ものプレイヤーが様々な任務を遂行し叶えられる。そうやって成り立っているのがCODEであると。
誰かが「1億円ほしい」と入力し、誰かが拳銃を用意する。その拳銃を運ぶ人間がいて、最後に実行する人間がいる
「CODEは見知らぬ人間同士が願い事を叶え合うマッチングアプリです。つまりあなたは知らない間に犯罪に加担したんですよ」
願いはエスカレートしていき、その分任務もエスカレートしていく。
椎名「CODEをどこで入手したんですか?」
湊人「あんたに言う必要はない。二度と俺の前に現れるな」
そして車に乗り込んだところで電話が鳴る。
百田「寺島が見つかった」
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寺島は死んで見つかりました。
河川敷の車の中で、死因は薬物の過剰摂取。
殺人の容疑がかかった寺島は殺されたに違いないと訴える湊人だが、警察は上の判断によってこれ以上の捜査は行わないとのこと。
処分を待つ身である自分が百田にこれ以上迷惑かけないためにも一人で捜査を続けると決め、警察を出る湊人。
それを上から見つめる怪しい女(松下奈緒)。
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自宅にて、湊人は「悠香を殺した寺島貴司の共犯者を知りたい」とCODEに入力します。
その願いは承認され、同時にまた動画が送られてきました。
その動画を開くと、事件の日の署内の防犯カメラ映像が。
映像には寺島を署内に手引する田波の姿が。
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田波は百田に湊人への張り込みを指示、場合によっては確保しりと命じます。
百田と後輩刑事が湊人を張り込みます。
そこで湊人に任務が。
湊人は指定の場所に向かい、それを追う百田たち。
到着したのはとある地下駐車場。指定の番号に止まっている車の中にアタッシュケースがあります。
湊人は車のドアを開け、アタッシュケースを手にとり中身を確かめます。
アタッシュケースの中身は拳銃でした。
少し離れたところに車を止めて湊人の動きを監視する百田たち。
中身が拳銃であることに迷いが生じる湊人。
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ここで第2話終了。
考察と疑問点、感想など
今回はCODEというアプリがどのような仕組みかわかりました。
誰かの願いを叶えるために他のプレイヤーが任務を割り当てられ、その願いを叶えるギブアンドテイク的なアプリなんだということです。
疑問その1『願いと任務のバランスがおかしい問題』
例えば今回の例に出てきた『1億円が欲しい』という願いに対して『拳銃を用意する人間』『拳銃を運ぶ人間』『現金輸送車から1億円を強奪する人間』と、最低でも3人が任務を遂行する必要があります。
同様に、『願い』に対して複数人が任務を行う必要があるケースがほとんどだと思うのですが、プレイヤーは今のところ、ひとつの願いに対してひとつの任務しか与えられません。
バランス的におかしくないですか?
願わなければ任務は来ないわけですから、任務だけを行う人間がいるか、もしくはひとつの願いに対して複数の任務を与えられるケースがなければ成立しないんですよね。
需要に対する供給が絶対的に足りてないんですよ。
もしかしたらその辺りは今後ストーリーの中で補足されていくのかもしれませんけど。
疑問2『柏木を助けることが任務』
湊人への任務で『この人物を助けてください』とありましたが、助ける相手は柏木でした。
任務で柏木を助けろということは、誰か(例えば柏木の婚約者とか)が柏木を助けるようCODEで願ったということなのでしょうか。
もし、誰かの願いだった場合、『柏木を助けてほしい』という願いは承認されたはずです。
承認されたからこそ湊人に任務として柏木を助けるよう要請がきたわけですから。
にも関わらず湊人が任務を遂行できず、柏木は助かりませんでした。
今のところ、承認された願いは必ず叶っていたので、もしかしたらCODEもプレイヤーの任務の成否によって承認されてもなお叶わないことがあるという事になります。
もしかしたら誰かの承認された願いではなく、運営側の都合で柏木を助ける必要があったのかもしれませんが、そんなことあるんでしょうか。
まだまだ謎が多いですね。
疑問3『プレイヤー同士が接触するのか』
悠香の死に関わったとされる、エレベーターのメンテナンス会社に勤めていた寺島を署内に手引きしていたのが田波でした。
寺島はプレイヤーでしたが、それに協力した田波もプレイヤーということが考えられます。
しかし、他のケースではプレイヤー同士が任務で接触することは決してなかったという点を考えると不自然です。
動画の中で寺島と田波はガッツリ接触しているわけですから解せません。
もしかしたら田波はプレイヤーなのではなく、警察上層部にプレイヤーがいて、田波を駒として使っただけなのかもしれません。
田波が百田に湊人の張り込みをさせ、場合によっては確保しろなどと、不穏な動きもあるので、警察内部に何かしらの謎が含まれていると思います。
それにしても現時点では悠香はプレイヤーではなかったと思われていますがなぜ殺されてしまったのでしょうか。
やはりドライブレコーダーのデータに重要な何かが映っていたということなのか…。
それがCODE自体を揺るがす何かであり、大きな鍵となることは間違いないです。
この辺の事実は後で出てくると思いますが、続きが気になりますね。
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