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『ビリオン×スクール』2話ネタバレ感想|単なるコメディかと思ってたら内容も濃い

ドラマ
引用:フジテレビ|ビリオン×スクール公式|https://www.fujitv.co.jp/billion_t_school/

2024年7月5日から放送がスタートしたフジテレビ系テレビドラマ『ビリオン×スクール』。
山田涼介さん主演の話題作ということで、7月12日に放送された2話の感想を書いていきたいと思います。

内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

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『ビリオン×スクール』2話あらすじ 公式

日本最大の財閥グループ企業『加賀美グループ』のCEOで億万長者=ビリオネアの加賀美零(山田涼介)は、秘書兼ボディーガードの芹沢一花(木南晴夏)とともに教師として私立絵都学園に赴任。「やる気ゼロ」「才能ゼロ」「将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0組の担任になった。
ある日、加賀美と芹沢が校庭を歩いていると、頭上から教卓が落ちてくる。そして、駆けつけた0組の西谷翔(水沢林太郎)が気になることを話し出し……。西谷から話を聞いた加賀美は、クラスにいじめがあることを読んでいた、と言う。それは、いじめ問題の解決が可能になれば、AI教師の導入が大きく前進するからだった。
あくる日、加賀美は0組の生徒たちにタブレットを出すよう命じ、アンケートを配布する。それは、いじめに関するアンケートだった。タブレットの電源が入らなかった梅野ひめ香(上坂樹里)に、代わりのタブレットを手渡す芹沢。すると東堂雪美(大原梓)が、アンケートの内容に異議を唱え、疑われるのはショックだと言い出す。そんな雪美に加賀美は、このアンケートはいじめがあるかないかではなく、いじめはあるという前提で、誰がいじめられ、誰がいじめているのかを再確認するものだ、と言い放ち……。

フジテレビ『ビリオン×スクール』公式webサイトより

『ビリオン×スクール』2話ざっくり振り返り

0組でいじめがあると喜ぶ加賀美零。主犯格は東堂雪美・松下リナ・城島佑・紺野直斗。
土橋教頭と溝口先生はいじめの事実を握り潰したい。
いじめの証拠を出さないと解雇だと言う土橋教頭。
過去にいじめを受けた経験がある加賀美零。
梅野に改めていじめられていることを確認するも否定される。
梅野は学校の先生に期待しておらず、半端な対応をされると逆にいじめがエスカレートする恐れがある。
ティーチはいじめ加害者を警察に突き出せと。
使われていないビルの一室で梅野を囲む主犯格4人。面白いことやれと。
クラスのグループメッセージで梅野にやらせたいことを募る。
そして脱げと脅迫し、梅野が服を脱ごうとするとグループメッセージに加賀美零が降臨。いじめあるじゃん。震えて眠れと。
加賀美零は、土橋教頭と溝口先生、梅野の前でいじめの証拠を出し、警察に通報する前になんとかしろと。
土橋教頭は圧力をかけるようにいじめが本当にあったのかと訊く。
梅野はふざけていただけだと答えてしまう。
土橋教頭は加賀美零に明日までに辞表を出せと。
芹沢はカミソリを持つまで追い詰められていた梅野に説得を試みるが梅野の心は開かない。
放っておいてくれと。
西谷翔は梅野へのいじめをヤメろと4人に迫るも使われていないビルの一室に連れて行かれボコられる。
そこに梅野も呼び出され、到着するもボコられている西谷。
ドカーン
加賀美零は財力を生かしビルを買い取りと解体を始める。生徒たちが中にいるにも関わらず。
そこに加賀美零が現れ、梅野に良い感じのことを言って梅野の心を動かす。
梅野は4人に、もう私を傷つけるな、これ以上やったら殺すとカミソリを出す。
そこで芹沢が普段の4人が映った映像を出す。24時間監視できるぞと。
4人は逃げるように去る。
梅野は親にことの事情を説明、梅野の両親は学校に怒鳴り込む。
土橋教頭は加賀美零の責任だと逃げるも、梅野が加賀美と芹沢だけが味方してくれたと。
溝口先生はクソみたいな態度をとって親をさらに怒らせる。
加賀美零が教室に行くと西谷の号令に梅野も従うようになっていた。

 

『ビリオン×スクール』2話の感想|ネタバレあり

超コメディタッチで面白いですが、取り上げるのがいじめ問題となると、どれだけコメディ的なドラマでもシリアスになりますね。

それにしても教頭の対応がクソすぎて北海道のどこかの中学校を思い出してしまいます。

溝口のほうが腐ってますが、ある意味フィクション的に振り切ってくれてるのでドラマではシャレで受け止められます。

実際にこんな教師がいたらはらわたが煮えくりかえるでしょうけど。

教育機関がいじめの隠蔽するときって、細部は違うにしろ概ねこんな感じなんだろうなって絶望的な気持ちになりますよね。

中途半端な対応をされると逆にいじめがエスカレートしたり、何より子供は親に心配かけたくないという気持ちが強いですから、自分が我慢すれば…という方向に行きがちです。

いじめ問題でティーチが即警察に通報をすすめてたのは、本当にそうあるべきだと心から思いましたね。いじめは犯罪ですから。

現在教育機関の方でいじめ問題を抱えているなら即警察に対応してもらって欲しいです。

正直いじめの問題を解決するのは学校では無理です。腐ってますから。

でもよくこのコメディドラマでいじめ問題を取り上げたなと感心しました。

1話で思ってたより、学園モノとして学校や生徒の抱える問題に向き合う人間ドラマなのでは?と思い始めました。

解決方法に関しては、財力を活用したぶっ飛んだ方法ではありますが…。社会問題にもしっかり向き合ういいドラマな予感です。

松下リナが「先生、この子の親が誰かわかってます?」
と言うと加賀美が
「自分の娘でも底辺クラスに落とすフェアな校長だろ?お会いしたことはないが素晴らしい人物だ。お会いしたい」って言って
東堂雪美が苦虫を噛んだような顔したじゃないですか。
スッキリしましたね。

相変わらずコメディ要素は行きすぎている感はありますけど、ご愛嬌といったところでしょうか。

加賀美の満点ポーズがダサかったり…。毎回変なポーズするんでしょうか。

光井ひかる先生がいじめ問題について高説を振るう中、

「舞茸かと思ったら猫だったんです」
「嘘でしょ?」

と全く聞いていない他の教師たち。めっちゃウケるんですけど。

いや、舞茸かと思ったら猫だったって、その内容がww 舞茸w

そして今回も溝口先生のタバコを吸うフリと「ジュッ」て光井先生の肩でタバコを消す仕草出ましたね。

これ好きなんですよ。しかも今回は「ジャー」って光井の頭に何かかけましたね。ウケるw

それと、加賀美って庶民の持つ一般常識がない故に核心に迫ることを言いますよね。

ストレートというか、直接的なことを濁さずハッキリ言うじゃないですか。

そして意外に心に刺さることを当たり前のように言えちゃうんですよ。

生徒の心を動かしてるのって、やはり加賀美の持つパーソナリティと真っ直ぐな言葉なんですよね。

ほんと1話では行き先が不安なドラマだなと思ったんですが、2話からが本領発揮といった感じですかね。

かなり評価が上がったといえるでしょう。

 

まとめ

1話では少々先行きが不安ではありましたが、今回内容がしっかりしたドラマだということがわかり、逆に今後に期待が持てそうだなと感じました。

ほんと、単なる行きすぎたコメディを学園と金持ち設定で突っ走るのかと不安でしたから。

これは今期最終回まで視聴するの決定です。

来週も楽しみにしています。

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