2024年7月5日から放送がスタートしたフジテレビ系テレビドラマ『ビリオン×スクール』。
山田涼介さん主演の話題作ということで、1話の感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
『ビリオン×スクール』1話あらすじ 公式
加賀美零(山田涼介)は、日本最大の財閥グループ企業『加賀美グループ』のCEOで億万長者=ビリオネア。その天才的な頭脳で革命的な開発をしてきた発明家でもあり、現在は高精度なAI開発の研究をしているが、その素顔は公開されていなかった。幼いころは好奇心旺盛で優しい子どもだったが、成長するにつれて好奇心はそのままに、自己中心的な性格が目立つように。そんな加賀美は、有能な秘書兼ボディガードの芹沢一花(木南晴夏)とともに、身分を隠して進学校である私立絵都学園に教師として赴任する。目的は超高精度の教育用AIプログラムの開発だった。
フジテレビ『ビリオン×スクール』公式webサイトより
絵都学園には、「やる気ゼロ」「才能ゼロ」「将来性ゼロ」の生徒が集められた3年0<ゼロ>組というクラスがあった。西谷翔(水沢林太郎)は、ある理由から学業がおろそかになりゼロ組に転落してしまう。このゼロ組には、偏差値番付最下層の紺野直斗(松田元太)、絵都学園校長・東堂真紀子(水野美紀)の娘である東堂雪美(大原梓)、元特待生だが不登校になっている竹中天珠(山下幸輝)、暴力事件を起こした過去がある城島佑(奥野壮)らがいた。西谷に、「新しい担任が1ヵ月以内に辞めるかどうか賭けよう」と持ちかける紺野。
そこに、ゼロ組の新担任となった加賀美と、副担任になった芹沢がやってくる。加賀美は、「これからは俺の配下となれた喜びを噛み締め、俺の期待に報いる働きをしろ」と生徒たちに言い放ち……。
『ビリオン×スクール』1話の感想|ネタバレあり
ストーリー自体は学園モノで、財閥CEOの教師加賀美が落ちこぼれクラスの問題を解決していく…みたいな感じですかね。
ただ、一部コメディに振りきった演出がされていて、ストーリーを見失うときがあるんですよね。
コメディ要素は悪くないんですが、そのバランスはもう少し考えて欲しいです。
とはいえ本当に笑っちゃうような面白いシーンでは、それもアリなのか?と考えちゃいました。
例えば、坂口涼太郎さんが演じる溝口がキレイゴトを言う光田先生(志田未来)を皮肉るときの演技めっちゃ面白くなかったですか?
突然腕を組んで「カチャ」ってタバコに火をつける仕草して「フー」って光田に吹きかける仕草、さらには「キレイゴトは結構ですが、ジュっ」とタバコを光田の肩に押し付けて消す仕草。効果音は全て口で言ってますw
このシーン私的にはヤバかったです。だってタバコなんかないですし、ましてや吸ってもないのに、どうした急に!って感じで笑っちゃいました。
さらにはMEGUMIを中心に大事マンブラザーズバンドの『それが大事』をテキトーに歌い出しちゃって、山田くん笑っちゃってましたが、あれリアルに笑ってましたよね。それでも話は進んでいきましたけど。
そういうリアルなリアクションがアリなドラマなんだろうなって。
場の空気を大事にしているというか、演技が崩壊しない程度なら許されているみたいな。
他のドラマで佐藤二郎さん出演シーンでよく見るアレな雰囲気です。
もはやコメディ要素というより壮大なコントが繰り広げられているような、見ていてそんな気分になりました。
あと、山田くんのダサいシリアスポーズ。しかも何回も。小刻みに笑いを提供してきます。
生徒の西谷に金くれって言われたときは「脅しに屈すして金を渡すと思ってんのか?」と啖呵を切るも、西谷が退室したあとに滑稽に狼狽する山田くんの姿とか、面白かったです。
シリアスなシーンでもコミカルなツッコミが入ったりするのは、いらないかなとは思いますけど。
ストーリーに関して、1話は背景を掴ませながらも西谷の家庭問題を金のチカラで解決したわけですけど、超金持ちなだけあって、今後もお金を使ったパワープレーで解決していくのでしょうか。
なんか人情系な話でしたが、ぶっちゃけ内容が入ってこないんですよね。今のところ。
『ビリオン×スクール』は笑いの要素と山田くんのカッコ良さと間接的にですが結局お金で解決している大味な感じのせいでストーリーを楽しむというより、刹那的に賑やかで、一応話の流れもありますって感じなドラマでした。
次週はいじめ問題っぽいので、どうやって解決して人間関係を築いていくのか楽しみです。
それではまた。
まとめ
笑い要素になんでこんなにチカラ入れてるんですかね。他にあるでしょって思いましたけど。
でもついつい笑っちゃったので、アリですけどね。
回を重ねてこの先どうなるか、視聴率的下がっていきそうな雰囲気がありますが、今後の展開次第でしょうか。
面白いので来週も視聴させていただきます。