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あの子の子ども|7話ネタバレ感想|子どもが産まれる未来が見えない怖さがある

ドラマ
引用:カンテレ|あの子の子ども|https://www.ktv.jp/anokonokodomo/

2024年6月25日から放送が開始したカンテレ制作のテレビドラマ『あの子の子ども』。
8月13日に放送された第7話『妊娠を知った時、2人の母は…』を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。

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7話『妊娠を知った時、2人の母は…』あらすじ 公式

福(桜田ひより)の妊娠は、ついに両家の親の知るところに。わが子の衝撃の告白に、晴美(石田ひかり)と直実(美村里江)、2人の母は…

「妊娠、した」——福(桜田ひより)の言葉を聞いた晴美(石田ひかり)は、最愛の娘の思いも寄らない告白に衝撃を受けるが、すぐさま笑顔をつくり、泣きながら謝る福に「大丈夫」とやさしく声をかける。福は、宝(細田佳央太)と一緒に結論を出したいと伝えようとするが、「明日、もう一回一緒に病院に行こう。福はなんにも心配しなくていいから」と晴美は答えるだけだった。

一方の月島家では、福の妊娠を知った直実(美村里江)が血相を変え、川上家へ謝罪に行こうとしていた。宝は、母の行動に戸惑いながらも、なんとか話を聞いてもらおうとするが、直実は耳を貸さず、1人でタクシーに乗って出かけてしまう。当事者である自分たちが蚊帳の外に置かれ、大人によって結論が出されてしまえば、2人で一緒にちゃんと調べて、一個ずつ考えて、選んで決めようという福との約束を破ることになる——。宝は、調べたことをまとめたノートを手に、福の家に向かって走り出す。

川上家を訪れた直実は、福と晴美に深く頭を下げておわびをし、バッグからあるものを取り出す。そしてそこに宝も現れ、4人は初めて話し合いをするのだが…。

カンテレ『あの子の子ども』公式

あの子の子ども|7話の流れ(ネタバレあり)

宝の母は立ち上がり電話で自宅にタクシーを配車してもらう。大人の話だから一人で行くと。
自分と福の話だと言う宝を振り切り福の家に向かう。
宝は福の家に走り出す。

福の母は泣きながら話してくれてありがとうと福を抱きしめる。偉かったね、気づかなくてごめんね。明日一緒に病院に行こう。手術のこと…何も心配しなくていいからと。

福の家のインターホンが鳴る。宝の母が到着した。
福の母が門まで迎えに行くと頭を下げる宝の母。申し訳ありませんでしたと。

家の中に招き入れ話をする。
宝の母は改めて謝罪し、手術費用は全額負担すると封筒を差し出す。
福の母は、双方の問題だから折半でと。
少しの問答があった後、福の母は福を自室へ行くよう促す。
しばらくすると兄が帰宅。家の前にいたという宝を連れて。
福の母が、明日手術の詳細を聞きに病院へ…その言葉を遮るように宝と福がリビングに入ってくる。
宝は、手術に関してまだ決めてませんと言い、心配かけて申し訳ないと謝る。
宝は続ける。自分たちはちゃんと考えて選びたいのだと。
宝の母は立ち上がり、これで失礼すると宝を連れ帰ろうとする。
止める宝に、選択肢などないのだと言う。どうして産めると思うのか、まだ高校生の子供なんだと。
福は宝が必死に調べたノートを宝の母に見せる。育てられなくても里親や乳児院もあると。
宝の母は、人に渡す前提で何のために産むのかと言う。お腹の中で10ヶ月も育てて人に渡せるのか、産んだときどんな気持ちになるのか考えたかと。
福が、考えていなかったと正直に言うと宝の母は、今のは忘れてくれと言う。考えなくていいこともあるのだと。
福は、考えたいと言う。命のことを考えたいし答えを探したいのだと。そして頭を下げる。時間をください、お願いしますと。
福の母も言う。私からもお願いします。時間を与えてほしい。自分たちも考えて探さないかと。福が傷つかないために一緒に考えて答えを探しましょうと。

第7話終了

 

あの子の子ども|7話:感想(ネタバレあり)

毎度毎度申し訳ないんですが、この振り返りインタビュー形式の演出が不穏すぎて…。誰か死ぬんか?

でも主要キャストはだいたいこの振り返りで話をしてますから、死ぬとしたら…お腹の中の…

展開的にも次回予告的にも子供が産まれる未来が見えないんですよね。

ドラマ的には「高校生が妊娠して子供産みました」ってほうがありそうですが、これは違いそうですね。

高校生の妊娠で関わる人間の心情なんかをリアルに描いて、ある種の問題提起みたいな風刺なんでしょうか。

さて、今回は服と宝がそれぞれの親に妊娠のことを話した後の展開の話。

息子を持つ親と娘を持つ親のそれぞれの対応が異なっていて、そうだよなってしみじみ思いました。

自分が宝の母なら同じ対応をしたと思うし、自分が福の母なら同じ対応をしたと思います。

男性側はノーダメージとは決して言いませんが、少なくとも肉体的な負担は女性のほうが大きいですから、対応は違ってて当然ですよね。

ただ、2人の母親ともに中絶を前提として話を進めていて、福と宝の気持ちが不在だったのに胸が痛くなりました。

でも、2人はまだ高校生ですから当然なんだろうなって。親的には産む選択肢がそもそもないんだろうなって。

頭の片隅にはあるかもしれないけど、年齢的にも産んだ後のことを考えると「産む」って選択肢は排除されるのが自然なんでしょう。

でも福と宝は、どちらの選択肢になるにせよ自分たちで考えて結論を出したいのだと。立派です。

自分が高校生で妊娠したらどう考えるだろうって、このドラマ見てると毎回思っちゃうんですけど、いつも答えが出ないんです。

大人の私でも答えを出すのは難しいのに、この2人は真剣に向き合って、いずれ何かしらの答えを出すんだろうなと、すごく大変だけど本当に立派だと思います。

そして、シリアスなドラマの中で福のお兄さんは今回も和ませてくれました。あれ、重い空気を察知してわざとバカなふりをして場を和ませてくれてるのではないかとすら思ってきました。

福の兄のオアシスっぷりに感謝です。

以上

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まとめ

『あの子の子ども』7話まで終わってしまいましたね。高校生の妊娠。あなたが当事者だったらどのようなことを考え、どのような行動をとって、どのような結論を出すと思いますか?

そういったことを深く考えさせられる、性教育という意味では有意義なドラマです。

大人になっても未婚で若いうちに妊娠してしまったら、その時はどうするかって考えちゃいますよね。

子どもを望んでいない時期に妊娠してしまうこともあり得るんだと、肝に銘じておくことは大切なことなんだと思い知らされます。

そういう意味でも避妊のことを今一度真剣に考えてみるのは大事なことですね。

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