2023年7月2日にスタートした日本テレビ系ドラマ、『CODE-願いの代償-』第1話を視聴したので感想を書いていきたいと思います。
ちなみにドラマ『CODE-願いの代償-』はHuluで全話見逃し配信しています。
Huluでは14日間の無料トライアル期間があるので、まだ試していない方は是非一度試してみてはいかがでしょうか。
『CODE-願いの代償-』について
感想の前に『CODE-願いの代償-』についての前知識として。
このドラマは台湾で放映され、人気を博したドラマ「浮士德遊戲(英題:CODE)」「浮士德遊戲2(英題:CODE 2)」を原作とし、日本版にリメイクされたドラマとなるようです。
単に日本向けにキャストを入れ替えた焼き直しではなく、オリジナル要素を入れて作り直されているそう。
2023年の夏ドラマとして日本テレビ系チャンネル、日曜日の22:30からの枠で7月2日から放送がスタートしました。
主演は坂口健太郎さんが務め、全10話の放映を予定しています。
CODEという、なんでも願いを叶えてくれるアプリの謎を中心に物語が進んでいくサスペンスドラマ。
ちなみに台湾の原作ではホラーということですので、やはり日本向けにシナリオが修正されている模様。
それでは、第1話を視聴しましたので感想を述べていきたいと思います。
『CODE-願いの代償-』第1話ネタバレあり、あらすじと感想
↑【CODE】“ノンストップ・クライム・サスペンス”開幕!第1話ダイジェスト/主演・坂口健太郎×染谷将太【日テレドラマ公式】
二宮湊人(坂口健太郎)は、神奈川県警暴力団対策課の刑事。交際5年となる記念日に、鑑識課で働く恋人・七海悠香(臼田あさ美)にプロポーズしようとしていた。
そんな中、岡山組が覚醒剤の取引を行うという情報を入手した二宮。百田優(三浦貴大)ら捜査員と共に、ボウリング場へ向かう岡山組の動きを追っていた。
ボウリング場では、岡山と舎弟たちがボウリングを楽しむ中、大学生・仲川悟(宮世琉弥)によって、岡山のアタッシュケースが、別のものとすり替えられていた。そんなこととはつゆ知らず、反グレの北村にアタッシュケースを開けさせた岡山。中には、白い粉の入った袋がギッシリと詰まっていた。そこへ捜査員が突入し、岡山を現行犯逮捕するのだった。アタッシュケースをすり替えた悟の背後には、どんな願いも叶えるという謎のアプリCODEの存在がうごめく気配が……。さらに、そんな悟の動向を、フリーの記者・椎名一樹(染谷将太)が追い始める。
一方、二宮は、記念日のお祝いの席で、悠香から妊娠したことを告白される。意を決した二宮からプロポーズの言葉をもらい、幸せな気持ちでいっぱいの中、悠香の元に、鑑識課から呼び出しの連絡が入るのだった。県警まで車で送ってくれた二宮に、何か言おうとしていた悠香。悠香の胸の内には何かあるように見えて……
幾重にも重なる事件と欲望が渦巻く、“ノンストップ・クライム・サスペンス”がいま、開幕!
CODE公式サイト (C) YOMIURI TELECASTING CORPORATION
冒頭に流れる映像でスマホを見ながら涙を流す湊人(坂口健太郎)。
この時点でこの涙の意味はわかりませんが、そのうちわかることになるのでしょう。
そして本編に入ります。
まず起こる事件としては岡山組の覚醒剤売買。
ボーイをしているという情報屋らしき人物のタレコミで現場を押さえるのですが、何者かが岡山組のアタッシュケースをすり替える描写があります。
本来は時計のコレクションが入っていたアタッシュケースが覚醒剤の入ったアタッシュケースに入れ替わっており、岡山組が摘発されることに。
湊人だけがこの事件に違和感を覚えます。
事件のニュースを見て岡山組から不利益を被っていた集団は喜び、その中の一人が不適な笑みを浮かべてスマホを見ていました。
まだ詳しいことはわからないのですが、こういった描写の数々から『CODE』というアプリがこの事件に関わっていることがなんとなく予想できます。
そしてこの日は湊人と恋人である悠香(臼田あさ美)の記念日。
場面は変わって、湊人は悠香にプロポーズをすることを決意します。
記念日を祝う席で、悠香は妊娠していることを湊人に報告し、プロポーズをしました。
晴れて婚約者となった二人。
そこで悠香に連絡が。警察の鑑識で働く悠香に昼間に起こった轢き逃げ事件について職場から呼び出しがかかります。
警察署に到着をすると、被害者が乗っていた車のドライブレコーダー映像の確認を求められて映像を見ました。
それを見た悠香は思わず『なにこれ』と声を出します。
次の瞬間、内線が鳴り呼び出されエレベーターで階下に行くことに。
そして乗ったエレベーターが落下。悠香は帰らぬ人となってしまいます。
しかしこれは事故ではなく、何者かがエレベーターを破壊し、事故前後の警察署内にある監視カメラの作動を停止させていました。
警察内では原因不明の事故として扱われますが、事故直前に湊人はエレベーター会社の制服を着た作業員を目撃しています。
また事故の前後だけ監視カメラの映像が残っていないことを不審に思い、事故ではないことを悟ります。
救急車で運ばれる女性がもしかしたら悠香ではないかと、確認するシーンは見ていて苦しかったですね。
そして染谷翔太が演じる謎の男が堀田真由演じる謎の女と電話で話しているシーンに。
男『また犠牲者が出た』
女『その人もプレイヤーだったの?』
ここで初めてプレイヤーという言葉が出てきます。
おそらくCODEというアプリで行われる何かしらの参加者のことだと思われますが、悠香はプレイヤーではないことが示唆されました。
ということは、ドライブレコーダーのSDカードに残った映像を見て、何かに気づいたから殺されたのではないかと推測できます。
CODEに関する情報がちらほら出てきましたが、まだ何なのかわかりません。
そして新たなプレイヤー仲川悟という大学生のエピソードに入ります。
悟は好きな子に貢ぐためにCODEで大金を手にしますが、CODEから送られる任務が過激になっていき、強盗の任務を拒否したことで制裁が下り殺されてしまいました。
同時に、湊人へ学生時代の友人である佐々木慎介からCODEの存在を知らされ、アプリをダウンロードしてしまいます。
恐る恐るアプリを開くと、『願い事を入力』というフォームが表示され、湊人は『悠香の声が聞きたい』と入力して決定ボタンを押します。
すると、メールが…。
メールに添付された動画を開くと、生前悠香が産婦人科で自撮りをした動画が流れます。
その動画は、妊娠したことと子供が生まれる楽しみを湊人に向けたビデオメッセージでした。
すると佐々木慎介から電話が来て、CODEにした願い事が叶うと任務が来ること、任務をこなすことが願いを叶える代償だと聞かされます。
そして初めて来た湊人への任務はアタッシュケースを指定の場所に運ぶ任務でした。
その任務を遂行したあと、再びCODEに願いを入力します。
その内容は『悠香の死の真相が知りたい』。
すると、すかさずメールが送られてきます。
メールに添付された動画を見ると、悠香の事件があった日時、エレベーターのドアを開き下を覗き込む男が。
エレベーターのドアを閉めてこちらに歩いてくる男の顔は…あの日目撃したエレベーター会社の制服を着た作業員でした。
その映像を見終わり脱力する湊人。
場面は変わって、作業服を着ていたあの男が、自宅アパートで畳の下に隠した大金をバッグに詰めています。
非常に意味深なシーンですね。CODEの任務で悠香を殺害したと予想されます。
そして夜、自宅にいる湊人に謎の男から電話がきました。
『フリーの記者をしている椎名(染谷翔太)と申します』と謎の男。
『七海悠香さんの事件を調べてまして、彼女ただの事故じゃないですよね。一度会ってお話しませんか?七海悠香さんの件で重要な情報を持ってるんです』
ここで第1話終了。
どうやらCODEというアプリは、利用者の願いを何でも叶えてくれるが、犯罪的な任務をこなす必要があり、任務を遂行しなかったり失敗すると制裁を受けるということのようです。
制裁というのは、今のところ『死』を意味しています。
一見、単なる闇バイトみたいなものではないかと安っぽく感じたのですが、どうやらそう簡単なものでもないようです。
なんでも願いを叶えるというCODEは、例えば大金だったり、誰も知りえない情報だったり、暴力団を摘発させたりと、現状なんでも叶ってしまいます。
誰しもの願いを叶える力もお金もあるのに、任務と称して犯罪行為を行わせる意味はなんなのか、CODE運営者の目的がこのドラマの鍵になっているんだろうなと予想しています。
ひとつ言いたいことがあるとしたら、訳わからないアプリを簡単にインストールして、願いを入力して送っちゃうという湊人の軽率な行動についてですかね。
フィッシング詐欺やサイバー犯罪がこれだけ世の中に溢れていて、ましてや刑事という立場で、スマホからの情報漏洩などに過度に敏感にならなければならないはずの湊人が、いとも簡単にアプリをインストールして利用するという行動が解せなかったです。
また『任務』と称する犯罪行為で誰も逮捕されていない不自然さもありますが、こういった重箱の隅をつつくようなことを言うよりは、何も考えないでドラマを楽しんだ方が有意義ですよね。
まだまだ謎が多い段階ではありますが、見応えのあるサスペンスドラマといった感じで、今後の展開が非常に楽しみです。
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