2024年7月10日に放送された『ホンマでっか!?TV』で知られざる夏野菜パワーSPと称して野菜の驚くべき効果を紹介してくれました。
その中で美容とダイエットにいい野菜だけをピックアップしてまとめました。
簡単にダイエットしたいならスムージーの置き換えダイエットがラクでおすすめです↓
ダイエットにきく野菜
まずはダイエットにきく野菜を紹介していきます。
きゅうりの脂肪分解酵素がダイエットに効果的
きゅうりにはホスホリパーゼという脂肪分解酵素が含まれています。
脂肪分が含まれているこってりした料理と一緒にきゅうりを食べると、脂肪分の吸収を抑えてくれる効果があります。
100g、きゅうり約1本分を摂取すると非常に効果があります。
もやしで栄養を摂りつつ痩せる
安くて低カロリーで有名なもやしは、栄養素があまりないと思われがちですが実は栄養が豊富に含まれています。
もやしは豆からできているので、豆と同じような成分が入っています。
発芽することでビタミンCやタンパク質、食物繊維などがより消化しやすい状態になっていて、ダイエット中でも栄養成分が摂れて、料理の量ましに使ったりするのは理にかなっているんです。
豆部分ががついている大豆もやしが一番栄養分が多いのですが、あまりスーパーでは見かけません。
韓国料理のナムルに使われているのが大豆もやしです。
もやしをご馳走に変える絶品ドレッシングを紹介
ドレッシング評論家の北村百合子さんがもやしにおすすめのドレッシングを紹介してくれました。
石川県の70年続くもやし屋さんが製造しているドレッシング『NOHEA』です。
中でもおすすめなのが『豆乳マヨ』味とのこと。
卵をつかっていないのに深いコクがあり、もやしが絶品に!
味が濃くしっかりとした酸味があって豊かなコクがあるとスタジオのコメンテーターも大絶賛していました。
卵を使っていないのでアレルギーがある方にも安心して食べられるのも嬉しいポイントです。
ダイエットの一番の味方『もやし』が絶品料理になるのは嬉しいですね。ダイエットが捗ります。
野菜をガツンと食べたい方向けのおすすめドレッシング
ドレッシング評論家の北村百合子さんが、ダイエットでもガツンとした味わいで野菜が食べられるドレッシングも紹介してくれました。
キタノセレクションの『 大人のためのシーザードレッシング』です。
チーズのパウダーがザラザラするくらいたっぷり入っていて、アンチョビやガーリックでまさにガツンと食べ応えある味でこってり好きの人におすすめです。
美容にきく野菜
次に美容にきく野菜を紹介するのですが、その前に抗酸化作用について記載しておきます。
野菜を食べるメリットは抗酸化作用にアリ
酸化というのは、酸素と物質が結びついて物を劣化させる現象です。
しかし我々は酸素を吸わないと生きていけません。当然体の中でも酸化が起こってしまいます。
野菜には抗酸化作用があるのですが、なぜでしょうか。
野菜が抗酸化作用を持つ理由
野菜には酸化を抑える抗酸化作用がたくさんあります。
人間は紫外線や虫など、動くことで避けられますが、植物は動いて避けることができません。
なので、自らを守るために抗酸化成分をたくさん生成して身を守っているというわけなんです。
このように、植物が自らを守るために作っているのがファイトケミカルと言われているもので、色素・香り・苦味・辛味などの成分が病気や老化防止につながっていきます。
ミニトマトのリコピンで抗酸化作用
抗酸化作用のある成分にはリコピンという成分がありますが、これを多く含んでいる代表的な野菜がトマトです。
トマトにリコピンが多く含まれているというのは聞いたことがありますよね。
そして、ミニトマトは普通のトマトよりリコピンの量が約3倍含まれています。
ミニトマトのほうが水分が少ない分栄養が凝縮されており、ビタミンCも約2倍となっています。
より熟しているミニトマトのほうがいいので、未熟な若いトマトを買ってきたときは常温で2〜3日置くと、約60%リコピンの量が増えるんです。
食べる時は冷やしてもOK。
ブロッコリーでエイジングケア
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという物質が体の糖化度を下げる効果があるという報告があります。
糖化がおこると体の中で糖質とタンパク質が結びつき、肌や内蔵の機能を落としてしまって老化を加速させます。
また一旦そうなってしまうと戻すことが難しいと言われているのですが、ブロッコリーのスルフォラファンは糖化度を下げてくれる働きがあることがわかりました。
ちなみにブロッコリーよりもブロッコリースプラウトがより効果が高いということがわかっています。
最近ではもっとスルフォラファンが含まれているスーパースプラウトという野菜が売っているのですが、ブロッコリーの約20倍のスルフォラファンが含まれています。
スーパースプラウトを1日25g(約半パック)生で摂取すると効果があるということです。
※ブロッコリーもできるなら生で食べたほうが良い。
赤パプリカに美肌効果
赤いパプリカには、シミ予防や美肌効果が期待できます。
ビタミンCがシミ予防やコラーゲン生成に必要な栄養素となるんですが、赤いパプリカは全食品の中でトップクラスなんです。
ビタミンCには還元作用があるので積極的に摂るといいそうです。
モロヘイヤが最強!エイジングも美肌効果も
モロヘイヤは抗酸化力がブロッコリーの約7倍もあります。
抗酸化力を比較
1位モロヘイヤ 2685μmol/100g
2位がブロッコリー 388μmol/100g
特に夏は紫外線の害を多く受けるのでスーパーで見かけたら絶対に買いなんです。
モロヘイヤはものすごく美肌効果があり、アラビア語で「王様の野菜」という意味を持ちます。
βカロテンがすごく豊富に含まれています。
βカロテン含有量(100gあたり)
βカロテン含有量が多いと言われるケールが3000μgに対して、モロヘイヤは10000μg。
桁違いの含有量を誇ります。
βカロテンは口から摂取すると体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAは肌の新陳代謝を高める効果や皮膚を厚くする効果があるので、肌にハリが出て小ジワが目立たなくなります。
ヒアルロン酸の生成を促す効果もあるので、水分量のある元気な肌にしてくれることが期待されます。
このように美肌効果がすごい野菜なんです。
モロヘイヤのおすすめの食べ方
茹でて胡麻和えにしたり納豆に混ぜたりすると美味しくいただけます。
お味噌汁やスープに細かく刻んで入れて食べるのも食べやすくて美味しいのでおすすめです。