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『ブルーモーメント』2話ネタバレ感想。絆が生まれていく過程が美しい

ドラマ
引用|フジテレビ|ブルーモーメント公式|https://www.fujitv.co.jp/blue-moment/index.html

2024年4月24日より放送が開始されたフジテレビ系列のテレビドラマ『ブルーモーメント』。

第2話の感想を書いていきたいとと思います。

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『ブルーモーメント』2話公式あらすじ

SDM 気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下智久)は、救助の際に吹雪に巻き込まれ崖から落ち、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。そんな中、前田の妻・明日香(山口まゆ)が佐竹の娘であることが判明する。
消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退する。そんな中、さらなる要救助者の親子が出たと連絡が入る。後ろ髪を引かれつつも「救えない命より救える命に向き合う。佐竹隊長ならそうする。」という想いを胸に、新たな要救助者のもとへ。
吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、役に立ちたいのに無力でなすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。
親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動。しかし、晴原は、優吾だけを指揮車両に呼び戻し、「一時的に佐竹の滑落ポイントで吹雪が弱まる予想時間を見極めるのでヘリで救助できる。」と告げる。だが優吾は、5年前に園部灯(本田翼)を亡くした晴原が、そのトラウマにとらわれ無謀な提案をしていると思い、危険すぎると反対する。そんな優吾に対して晴原が出した驚くべき提案とは……!?

フジテレビ『ブルーモーメント』公式より

 

『ブルーモーメント』2話の流れ(ネタバレ)

雪崩事故の要救助者、最後のひとりとなった前田琢巳を助けるために無茶な救助を行なって前田とともに崖下に滑落した佐竹。

天候により救助が不可能と判断しレスキューは撤退する。

そして要救助者の前田が佐竹の娘婿だったことが判明し、佐竹が行なった無茶な救助の理由を知ることに。

そんな時、親子が乗った車が雪の中で身動きがとれなくなったと新たな救助要請が舞い込む。

要請を受けたい優吾と、佐竹の救助を諦めていない晴原が衝突するも要請を受けることに。

新たな要請案件の現場に到着した消防隊だが車内にいるはずの救助対象者はいない。

そこで気象状況を分析、ガソリンがなくなり車から出て避難したであろう場所を晴原が推測し、その場所に向かうようレスキューに指示。

そして雪に埋まった救助対象者を発見し親子を無事に救助。

一難去ったと思いきや新たな救助要請が。

優吾と数人を本部に戻し、残った隊員で新たな救助要請に対応させることを指示する晴原。

佐竹と前田が滑落したポイントで、一時的に風が弱まる時間を導き出した晴原は、優吾と数人を佐竹と前田の救助に向かわせることに。

しかしながら、あまりにも過酷な条件であるため、優吾は灯が亡くなった5年前の気象災害を上げ、同じ過ちを繰り返すのかと晴原に激しく噛み付く。

「救助には行かない。命をかけても命は捨てない。レスキューの使命は他でもない自分が生きて帰ること。撤退する勇気を持つことのほうが遥かに難しいのだ」と。

その言葉に理解を示し、予測の精度を上げるために自分も現場に同行することにした晴原は、レスキューの使命を果たすと約束する。

そして現場に向かった晴原と優吾たち。

吹雪で過酷を極める上空、すると晴原の予測通り風が弱まった。

リミットは9分。

ヘリから降下した優吾は限界の状態でまずは前田を救助。

佐竹の救助に向けて再度降下するも佐竹の呼吸・心臓は停止していた。

リミットが近づく中で優吾は蘇生を試み、佐竹の心臓は再び動き出す。

そしてなんとかヘリに引き上げることに成功。

ギリギリの救助劇となった。

こうして長い長い1日は終わり、晴原は彩に灯のことをに問われ、関東南部豪雨で亡くなったとことを告げる。

夜は明け、灯が好きだったブルーモーメントが空一面に広がった。

一方、園部大臣の情報操作によって、二次遭難というレスキューにとって重大な事故を起こした佐竹は伝説のレスキューに仕立てられていた。

そして病室のベッドに横になっている佐竹に対し優吾は

「私情に走り無謀な行動をする人間はレスキューからいらない」

と言い放つ。

これによって佐竹は一線を退くことになり、空いたポストに優吾をつける判断を下す晴原。

そして2話終了。

 

『ブルーモーメント』2話ネタバレ感想

優吾は確信をつくんですよね。

情に対しても深い理解がある中で、例え救助できなくてもレスキューとして的確な判断は何よりも大切だと。

内心は熱く救助に心を燃やすも、時には撤退する勇気を持てる冷静さと聡さを兼ね備えた極めて優秀な人材ですね。

人命救助に理想やキレイゴトを持ち込むことが正義なのではなく、冷徹だと思われても感情に左右されない正しい判断ができることの強さこそ正義なんだと。

「撤退する勇気」…心にグサっと刺さるものがありました。

晴原と優吾は根っこでは同じ信念を持つものの、手段や角度の違いでぶつかるんだなと心から思いました。

人命を助けることに病的に拘る晴原が暴走しないよう、優吾の存在はこの先非常に大きな役割を果たすのではないでしょうか。

このコンビ、これから楽しみですね。

また現場でSDM の一員だと認められた彩は、何もできない自分の存在意義について疑問を抱いてしまいました。

でも怒涛の1日を過ごしたことで、気象について全力で勉強し、誰かの命を救うことに自分の存在理由を見出しましたね。

チグハグだった人間関係が、それぞれ相互理解をすることで仲間になっていく様が見れて、これからその絆も加速度的に強くなってくんだろうなと。

ただ、晴原と優吾はこの先何度もぶつかるんだろうなということは容易に想像がつきますね。

それと、屋上で彩に灯りのことを話していたシーンはすごく好きです。

晴原は灯の存在の大きさを正直に語り、目の前にブルーモーメントが広がりました。

「奇跡」という言葉に灯が重なって…。

3話はどんな展開になるんでしょうか。

恐らくこれからが本番ですよね。

楽しみです。

最後にこれだけは言いたいんですが、山Pカッコいい!!(やっぱりかw)

知的で論理的で理屈っぽいのに心の中は燃え上がっているんですよね。

人命救助のために気象に関する深い知識を持って心血を注いでいる姿。

時に病的ではなりますが、内に秘めたる激情とクールな振る舞いのギャップに惚れました。

山P大好きです。

 

まとめ

1話から怒涛の展開で始まった壮絶な救助の展開でしたが、今回の2話でなんとか困難な1日が終わりましたね。

めっちゃ内容が詰まった1〜2話でしたが、自己紹介がわりといったところでしょうか。

これからもっと濃い内容になりそうなので期待です。

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