2024年6月28日から放送がスタートしたTBS系テレビドラマ『笑うマトリョーシカ』。
7話を視聴したので早速ストーリーの流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
原作の小説はドラマの影響もありベストセラーに!ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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『笑うマトリョーシカ』7話あらすじ 公式
清家(櫻井翔)から簡単に切り捨てられ、清家をコントロールしてきた本当のハヌッセンは自分ではなく浩子(高岡早紀)だったことに愕然とし、廃人のようになる鈴木(玉山鉄二)。しかしそんなことはお構いなしに、清家は官房長官としてより一層存在感を放ち、組閣早々不祥事続きの新内閣の支持率維持に貢献していた。
そんな中、浩子の行方を突き止めるべく動いていた道上(水川あさみ)は、街頭演説の場で久々に対面した清家から思わぬ言葉をかけられる。
そして道上からB G株事件に関わっていた可能性がある政治家たちの資料を託された鈴木は、父に罪をなすりつけた政治家を突き止めるべく動き出す。すると過去の記事の中から、与党ナンバー2で外務大臣の諸橋(矢島健一)に関する新たな疑惑が浮かび上がり…。
TBS『笑うマトリョーシカ』公式
『笑うマトリョーシカ』7話の流れ ネタバレあり
自暴自棄になった鈴木は電話にも出ない。香苗が自宅に訪れても声すら出ない。
佐々木も心配して鈴木にメッセージを送るも返事をしない。
香苗は、自分で調べた限りのBG株事件の資料を鈴木に届け、留守電を入れる。何かの役に立つのではないかと。
一郎は補欠選挙かなにかの応援演説で街頭に立つ。香苗がそれを見に行くと、ヘイトスピーチ厳罰化に反対する市民が声をあげていた。
一郎は反対する市民を説得する。演説を聞く人たちは一郎の言葉に納得し魅了されていく。
香苗はボイスレコーダー片手に、一郎へ突撃取材を行う。鈴木秘書官の更迭について正直な気持ちをと。
一郎は香苗の手をとり耳元で何かを話す。香苗は、ありがとうございましたと。
鈴木と妻は鈴木の父親の墓参りに。今日は命日だった。墓の前で住職に話しかけられ、道上兼高が毎年命日には来ていたからそろそろ来るかもしれないと。
鈴木は香苗が調べたBG株事件の資料に目を通す。
兼高から電話があったことを思い出す。BG株事件の真実を明らかにしたいと。
香苗のオフィスに鈴木が訪れる。
香苗が調べた資料の中にあった記事のコピーを出し、指を刺す。
男性の自殺記事。亡くなったのは諸橋育夫衆議院議員の元秘書。
BG株事件で不正に関わったと思われる現諸橋。BG株事件の1年後。
鈴木は個人的に調べたと資料を出す。
亡くなったのは中島真一。秘書を辞めたのはBG株事件発覚後。事件当時は諸橋の秘書だった。
その後、冨樫稜という男も秘書を辞め、行方不明に。
香苗は鈴木と共に亡くなった中島の妻のところに向かう。
道中、一郎の話に。落ち込む鈴木に香苗は、先日の一郎の言葉を聞かせる。
「切りたくて切ったわけじゃない」
香苗は、この言葉に一郎の心が見えたと言う。一郎は決して単なる入れ物なんかではないのだと。
鈴木は、一郎が感情を表に出した数少ないエピソードを話す。
それを聞いた香苗は、一郎にも心があるのだと。
中島の家に着くと中島の妻に、道上兼高を知っているかと訊かれ、香苗は自分の父だと答える。
中島の妻は、兼高も取材に来ていたこと、そして知っていることを全てを話したと言う。そして兼高が亡くなったことを悼んだ。
香苗は、その意思を継ぎ取材をしており、改めて話を聞かせてくれとお願いする。
中島の妻は話し始める。夫はBG株事件に政治家が関わった証拠を持っていた。証拠の内容までは知らないが、告発するか夫は思い悩んでいた。揉み消して政治家に恩を売っておけば将来安泰だとも。
そして宇野耕介が亡くなった後に自殺したが、あれは自殺ではなく殺されたのだと言う。夫に証拠のことは誰にも言うなと言われた。危険だとわかっていたからだと。
香苗が、証拠について聞くも、妻は探したがわからなかったと。
香苗と鈴木は中島の部屋を捜索させてもらうことに。鈴木が秘書ノートに挟まったメモを見つける。
メモには愛媛県松山市の福音学園の住所と鈴木という苗字が書かれていた。
中島は宇野の息子が鈴木と名乗って福音学園に通っていたことを知っていた。
香苗は福音学園に向かい学園長の一色に訊く。鈴木に送られたが本人に渡されなかったものはなかったかと。
一色は少し考え、ハッとした表情を浮かべるも、古いことなので覚えていないと言う。
香苗が福音学園を出ると鈴木から電話が、中島が自分宛に荷物を送るとしたら福音学園ではなく一色宛だろうと。
香苗は、一色は何か知っているような態度だったが、これ以上は調べられないと言う。
鈴木は、一郎の会長選で一色が不正して協力した。その裏には一色は浩子と関係を持っていたのではないか。それを問い詰めてみたらどうかと。
香苗は再度一色のもとを訪れて問い詰める。ゴシップとしては話題になるだろう。そして、本題は鈴木宛に何か届かなかったかと訊く。
一色は白状した。鈴木宛の荷物を本人に渡さず開封した。中身はカセットテープ。中身は聞いていないと。
そして一色はそのカセットテープを浩子に渡したと言う。
BG株事件の証拠は浩子が持っている。
諸橋は一郎に話しかける。道上という記者が君のことを嗅ぎ回っている。何か知っているかと。
一郎は知らないと答える。
香苗は愛南町で浩子を知っているかと聞き込みを行っていると、誰かにつけられているように感じ走って逃げる。
車に轢かれそうになるも回避したところに浩子が現れる。浩子は、私に用があるんでしょ?と。
7話終了
『笑うマトリョーシカ』7話感想と考察 ネタバレあり
残り3話くらいですかね。10話で終わるかは知りませんが。
そして浩子へ辿り着くまでに結構勿体ぶってきますね。でも細かい部分を丁寧に描いてくれるのは助かります。
さて、鈴木が一郎に切られたことで改めて協力関係になれて話は進んでいきます。
俄然怪しくなってきたのが諸橋です。羽生の手足となっているだけの可能性はありますが、少なくとも諸橋が関係していることがわかりました。
BG株事件の黒幕か、それに近しい存在が羽生か諸橋となったわけです。ようやくここまで来ました。
そしてBG事件の証拠は浩子が持っていると。
何人もの人間が今までに殺されてきましたが、浩子一人にその権力があるのか疑問で、羽生や諸橋とも寝てるんじゃないかと前回書きましたが、寝てるor事件の証拠で脅迫めいた行為があったのではないかと推察できます。あるいは両方か。
今回の最後に諸橋が一郎に「道上」について言及したのは、香苗が証拠の存在を知ったことが耳に入ったからでしょう。
一色が浩子に伝えて浩子が諸橋に伝えたルートか、一色が直接諸橋に伝えたルートの2パターン考えられるんですが、浩子でしょうね。
ということは、浩子と諸橋は繋がっていることになりますよね。場合によっては羽生とも。
一郎の出世スピードにこれで納得がいくわけです。また、何人もの人間の死が他殺であることも納得がいきます。浩子だけじゃさすがに無理ですからね。大物政治家が関与しているからできるんです。
そして、引き続き謎は残っているわけですが、まずは前回書いた謎をそのまま書きますね。
・真中亜里沙は今どこで何をしているのか
・佐々木は赤坂の日本料理屋をやっているが公には松山から駆けつけたといつも言うのはナゼなのか
・BG株事件の真相/黒幕
・香苗の父の取材ノートを盗んだのは浩子なのか
・香苗の父、武智、清家嘉和、鈴木の事故も浩子の指示なのか
・一郎(浩子)がナゼ外国人の人権向上を目指すのか
・一郎(浩子)の悲願は何なのか(同上?)
・一郎の「ずっと私を見ていてください」の意味
はい。何ひとつとして解決してません。
外国人の人権向上に関しては、概ね予想通りといったところでしょうか。まだ出てきてませんが、次回予告で「中国にルーツが」という香苗の言葉からわかるように、一郎、浩子は中国系だったんですね。
一郎が政治家を目指したのは祖母の影響と前回ありましたので、やっぱり祖母が在留中国人で大変な思いをしたのでしょう。
外国人の人権向上政策の謎についてはほぼ明かされたようなものです。
また、まだ確定ではないですが、BG株事件の黒幕は見えてきました。やはり政治家が絡んでいて、諸橋が暗躍しています。
諸橋が動いているということは、諸橋自身が黒幕なのか、諸橋の上の人間が黒幕ということでしょう。諸橋か羽生になるんです。
さらに重鎮がいるのかもしれませんが、名前が一切出てきてない人間がいきなり黒幕でしたってことにはならないと思うので、今までに出てきた名前で言えばこの2人が一番怪しいわけです。
なんたって諸橋の元秘書2人が辞めて1人は自殺、一人は行方不明って、これは諸橋確定かもしれませんね。
今言えることはそんなところでしょうか。
他の件はまだわかりませんし、前回書いているので割愛します。
そういえば次回予告で一郎が香苗に「だから無茶しないでくださいって言ったのに」みたいなセリフありましたよね。
香苗の身を案じていたのは本心っぽいですよね。ここにきてまで「っぽい」としか言えないって、やっぱり一郎が一番謎ですわ。
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まとめ
鈴木って頑なに一郎のこと信じてて見てて痛かったですが、味方になると心強いですね。
そういえば、政治ドラマは流行らないなんて言われてますが、どう思います?
過去の記事の反響でどのドラマが人気で話題なのかって大体わかるんですが、私のこのブログでは笑うマトリョーシカは上位に入る反響があります。
ぶっちゃけ当たってるドラマだと思います。内容も面白いし夢中になりますし。
今期のドラマが完走し終わったら評価が出揃うと思うので楽しみですね。ドラマはラストも大事ですから。