2024年6月28日から放送がスタートしたTBS系テレビドラマ『笑うマトリョーシカ』。
4話を視聴したので早速ストーリーの流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
原作の小説はドラマの影響もありベストセラーに!ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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『笑うマトリョーシカ』4話あらすじ 公式
清家(櫻井翔)からの「今後はあなたのために連絡は取らない」という言葉が気に掛かる道上(水川あさみ)だったが、鈴木(玉山鉄二)の協力もあり、美和子(田辺桃子)が書いたシナリオ「最後に笑うマトリョーシカ」を手に入れることに成功する。しかし美和子が書いたはずのシナリオの作者欄には“真中亜里沙”と記名があり、美和子という名が偽名だったと判明。しかも、清家と鈴木と美和子【真中亜里沙】の関係性になぞらえたストーリーには、道上が予想だにしなかった“ある人物”が登場していて・・・。
謎がさらに深まる中、何者かによって道上の勤める新聞社に圧力がかかり、道上は会社を辞めることを決断する。そしてフリーのジャーナリストとして美和子【真中亜里沙】の実家を訪れた道上は、ある人物から彼女に関する重要な事実を聞く。
TBS『笑うマトリョーシカ』公式
『笑うマトリョーシカ』4話の流れ ネタバレあり
今後連絡をとらないことを「あなたのために」といった清家一郎の言葉が気になる香苗。
入手したシナリオは酷い出来だった。ただ、何らかの真実が含まれていると香苗は確信する。
シナリオの内容は、秘書を代議士を操るも、次第に代議士の妻が秘書を出し抜き主導権を得るというもの。
またハヌッセンも描かれており、秘書は葬られる。
鈴木は一命をとりとめたが、まるで予言書だと山中が言う。
シナリオに書かれた通り三好が鈴木を狙ったとしたら、20年以上前から計画していたのかと青山がその異常性を指摘する。
このシナリオは代議士が実家に帰るところでエンディングに。ここで唐突に母の存在が描かれる。
母は代議士を抱きしめて、大丈夫。あなたは間違っていないからと言う。
お母さんに任せておけば大丈夫だと。
意味がわからないと山中。
応募者の名前もペンネームも手がかりなし。記入された住所に行くと香苗は言う。
廊下に出ると部長が。これ以上勝手な行動は認めないと言う。上からの命令だ。これ以上嗅ぎまわればクビだと。
手伝ってる山中も青山も、そして部長もクビになると。
政界からの明確かつ強力な圧力だ。
香苗は鈴木の病室を訪れる。
シナリオを見せ、年齢を含め鈴木の事故に酷似していると。
妻が代議士をコントロールするという内容について訊くと、鈴木はありえないと答える。願望だろうと。
そしてエンディングに関しても記載された名前に関しても思い当たることはないと言う。
鈴木の様子から香苗は政界の圧力に鈴木は関係ないと確信する。
早い時間に帰宅する香苗。母は店の仕込み中。
香苗は、会社辞めるかもしれないと言う。追っている事件から手を引かないとクビだと言われたと。
母は、会社を辞めてまで追うというのはもう誰も守ってくれないということ。勇気と暮らすのを諦めたのかと言う。
香苗は父が殺された可能性があると告げた。
香苗は会社を退職し、フリージャーナリストとして事件を追うこととなった。
鈴木は退院し清家の秘書として復帰を果たす。
香苗はシナリオに記載された住所を訪れる。表札は西川。
住人の女に真中亜里沙を知ってるかと訊ねる。
女は、離婚して苗字は違うが真中亜里沙は娘だと言う。
何年も行方知れずで捜索願も出したが見つからなず、最後に会ったのは21年前で亜里沙ふだ22歳のとき。
18で家を飛び出し、22の時に金を貸してくれと顔を出したと言う。
金の成る木を見つけたから人生逆転できるかもしれないと言っていたと。
香苗は女に「三好美和子」とう名に聞き覚えがないかと訊く。
亜里沙の小中の同級生だと、古い原稿を引っ張り出して見せてくれる。
どう見ても亜里沙の字だが、なぜか同級生の名前で執筆されていると。
そこにちょうど良く亜里沙の同級生の男が回覧板を持ってきた。
香苗は男の家で話を聞くことに。
中学の卒業アルバムを開き、真中亜里沙と三好美和子を指差す。
三好のグループが亜里沙をいじめていたと。
香苗は他の同級生を当たるも有力な情報は得られない、
インコのロッキーが見つかり勇気と引き取りに行く。
香苗は中山に呼び出され喫茶店に。
真中亜里沙がみつからないと苦戦している様子の香苗に、俺も手伝うと言う山中。俺も辞めたんだと。
出版社を立ち上げようかとずっと考えていたと。
そして、うちで働かないかと香苗を勧誘する。
香苗は早速お願いをする。清家一郎の母を探してくれと。
シナリオから、清家の母と真中亜里沙は関係があるかもしれないと。
香苗は鈴木に会い、清家一郎の母のことを訊く。
鈴木は、名前は清家浩子。その程度しかわからないと言う。そして三好美和子について香苗に訊く。
香苗は、三好の本名は真中亜里沙。偽名を使い、現在は20年以上行方不明だと。
鈴木は、最後に会ったのは大学4年。一郎と別れてからは見たことがないと言う。
香苗が家に帰ると、カウンターには謎の女が。自分の噂をしていたようだ。
女に勧められ一杯だけ付き合うことに。
香苗は清家一郎の地元、愛媛県松山市に。
悲願で書かれていた、清家一郎と生徒会選挙で争ったカジに会いにきた。
香苗は一郎の母親のことをカジに訊く。
高校時代、鈴木と松山城に遊びに行ったときに一郎と母親が通りかかったと言う。
とんでもない美人で驚いたと。
次に清家一郎が生まれた愛媛県愛南町に向かう香苗。
一郎の実家は今は廃墟となっていた。
近くの寺の住職の話だと、10年ほど前まで浩子が一人で住んでいたという。
嘉和さんが亡くなってからは付き合いがなくなり、その後は知らないと。
嘉和さんとは清家嘉和で、東京で知り合った浩子を嫁として連れてきて、その時には一郎がお腹の中にいたという。
先の空き家は浩子の実家ではなく嘉和の家だったと。浩子は結婚して清家の姓となったということだ。
住職に浩子の写真を見せてもらうと…昨日母の店に来ていた女だった。
浩子のことをほとんど知らないと言っていた鈴木だったが、実はそうではなかった。
鈴木は思い出す。
2001年大学4年のとき、浩子に相談があると一郎の家に呼び出されことがあった。
相談内容は一郎の彼女のことだ。毎日この家にいると荒れ果てた部屋を見せられ、一郎と引き離して欲しいと。
鈴木は、一郎が彼女と付き合ってから疎遠になったと言うも浩子は、俊哉くんなら大丈夫だと言う。このままでは一郎がダメになってしまうと。懇願された。
そこに一郎と彼女が帰ってくる。夕食時、酒に酔って悪態をつく一郎の彼女。
香苗は山中に清家浩子の写真を送る。
電話で中山は、夫まで脇見運転の交通事故で死んでるとはなと言う。
浩子は財産を相続しているはずだから状況から言って浩子が関わっているのではと香苗。
中山は武智議員の死に愛人が関わってることを思い出し、愛人が浩子だったのではないかと言う。
清家一郎の裏にいるのは浩子なのではないかと。
浩子は佐々木に電話して香苗に会ったと言う。そして一郎はどうしているのかと。
佐々木が、関係は絶ったようだと伝えると満足し、総理との会食の様子を訊く。
心配ないと佐々木は答えた。
佐々木の店では今まさに羽生総理と諸橋大臣と一郎が会食をしている。
鈴木は思い出す。
浩子に謝り「あの女、なかなかしぶとくて」と。
大丈夫。大丈夫と浩子は繰り返した。
鈴木は自分がどうにかしますからと約束する。
香苗は浩子との会話を思い出す。
子供がいても仕事は諦めたくないと言うと、浩子は大丈夫、大丈夫と繰り返す。
そして、逆境は力。自分の信じた道を進めばいいと。
一郎がカメラの前で言った言葉と同じフレーズだ。
浩子は続ける。母と子の絆は何より強いものだと。
香苗は走り出す。
4話終了
『笑うマトリョーシカ』4話感想と考察 ネタバレあり
軽くパニックを起こしております。ややこしい!
そして、前回の私の予想が大外れしていたことについてお詫び申し上げます。すいませんでした。
で、整理します。
一郎の実の父は故和田島芳孝で、母は清家浩子。浩子は和田島との間にできた一郎がお腹の中にいるときに清家嘉和と結婚し、清家姓となった。旧姓は今の所不明。
こういうことですね。
そして私以外にも多くの人が思っていたでしょうが、三好美和子だと予想した高岡早紀さんは、一郎の母の浩子でした。
いやー、びっくりしました。
裏で一郎を操っているのは母親の浩子だったということですね。
ただ、一郎が香苗に「自分のことを見ていてくれ」と言ったのは、SOSではなく警告で、香苗の身を案じて言ってくれた言葉だというのは本当だと思います。
ではなぜ一郎が香苗に警告したのか、恐らく今の一郎は母親を信じていないのだと思われます。
強大な力を持っているであろう浩子が裏にいることで、誰かが危険になることを恐れて一郎自身は身動きがとれないのではないでしょうか。
母親をずっと信じて言うことを聞いてきたというのは事実だと思いますが、どこかの時点で不信感を抱いたのでしょう。母親による洗脳が解けたとでも言いましょうか。そんな感じだと思います。
交通事故を偽装して殺された人は武智、清家嘉和、香苗の父、そして生きてますが鈴木も。
疑問なんですが、鈴木には一郎に関する主導権がなくなっていたのに何で殺されかけたんですかね。
この理由だけが解せないんです。他は一応理解できるんですよ。
武智は地盤の引き継ぎ、嘉和は財産、香苗の父は一郎の出世と理由があるんです。浩子が黒幕だったとしたら鈴木に主導権ないことは知ってるじゃないですか。ではなぜ消そうとしたのか。
年齢的にもハヌッセンになぞらえて…という考え方がありますが、ハヌッセンに心酔しているのは亜里沙ですよね。
浩子が一郎にとってのハヌッセンっていうのは違うと思います。
ということは、やっぱりどこかで亜里沙も関係しているんでしょうか。生きてるんでしょうか。
浩子と鈴木の関係を見ても浩子にコントロールされているのは明白で、香苗に浩子の情報を名前だけしか教えなかったのも不可解です。
浩子は佐々木を駒として使っているようですし、なんだかより複雑さを増してきましたね。
そして気になる言葉「大丈夫、大丈夫」。
これって浩子を語る上でのキーワードとなっていますが、亜里沙の書いたシナリオの最後にも書かれていましたよね。
これは亜里沙が一郎の家で清家母子を見ていたからという理由だけでしょうか。
その後、亜里沙も浩子に洗脳されて駒になってるというのは違いますかね。
病院で香苗の後ろ姿を見つめていた女が亜里沙なんでしょうか。
鈴木と亜里沙は今でも繋がってる?
本当に何がなんだかわからなくなってしまいました。
早く次週を見せて欲しいです。
それではまた。
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まとめ
鈴木を殺そうとしたのは…やっぱり一郎? 理由は…自分を利用しようとしていることに気がついて…。
違いますかね。
前回一郎が言っていた悲願ってなんなんでしょうね。結局は情報が出ないと推理しようもありませんね。
なにせミスリードの誘い方がエグいドラマなんで。
後出しでいくらでもちゃぶ台返しできるってズルくないですか?
出した情報からどんでん返しできるのが作家として真の実力だと思うんですけどね。
もう私にはわからないです。
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