『パリピ孔明』といえば現在も『週刊ヤングマガジン』にて連載中の大人気漫画。
2022年にアニメ化され、春アニメの枠で放映されていたのは記憶に新しいところです。
ドラマでは上白石萌歌さん演じる月見英子が、夢であるシンガーソングライターとして活動を始め、それを現代に転生してきた孔明が軍師として古の兵法を使い英子をマネジメント。
英子は孔明の兵法でどんどんと人気を高めていくサクセスストーリーという、かなりぶっ飛んだお話です。
そんな『パリピ孔明』が実写ドラマとして9月27日から、フジテレビ系水曜22時枠の秋ドラマとして放送がスタートしました。
ドラマ『パリピ孔明』全話見逃し配信はFODのみとなっております。
第1話『天才軍師孔明が渋谷に転生!音楽コメディー開幕』あらすじ
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時は、魏・呉・蜀の3つの国が天下の覇権を争う三国時代。病に倒れた天才軍師・諸葛孔明(向井理)は、薄れゆく意識の中で「次の人生は、命のやり取りなどない平和な世界に生まれ変わりたいものだ」と願う。
孔明が次に目を開けた時、そこは…2023年ハロウィーンの渋谷だった。見渡す限りのゾンビ、悪魔、モンスター。「なるほど…ここが地獄なのですね」と勝手に納得する孔明。見知らぬ酔っ払いに連れて行かれたライブハウス・BBラウンジで、孔明は月見英子(上白石萌歌)のステージを見て、その歌声に魅了される。翌朝、目を覚ました孔明は、BBラウンジでアルバイトをしている英子に介抱され、ここが地獄ではないこと、自分の姿が若返っていることに気づく。そしてスマホやペットボトルなどの現代文明に激しい衝撃を受け、混乱のあまり泣き崩れる。しかし、そこは天才軍師。気を取り直した孔明は、脅威の理解力でスマホをあっという間にマスターしてしまう。
そこへやってきたBBラウンジのオーナー・小林(森山未來)に対して孔明は、「はじめまして。私、姓は諸葛、名は亮、字を孔明と申します」と挨拶する。それを聞いた小林は、三国志の武将カードを取り出し、孔明に「街亭(がいてい)の戦い」での馬謖(ばしょく)についての問いを投げかける。小林は熱烈な三国志オタクだったのだ。孔明と三国志談義で盛り上がり、上機嫌になった小林は、勢いで孔明をアルバイト採用することに。一方、仕事からの帰り道、「もうやめようかな、歌」とつぶやく英子。励ます孔明に、英子はこれまでの身の上を話し出す。高校時代、家出して歩道橋から身を投げようとした英子を止めたのが小林だった。小林は英子を店に連れていき、世界的シンガー、マリア・ディーゼル(アヴちゃん)の歌を聴かせる。感動で震える英子。それ以来、店でアルバイトをしながらいつか自分も誰かを感動させたいと、歌手を目指してきた。英子の夢を叶えたい、そう思った孔明は「私が、あなたの軍師になります」と宣言する。こうして、歌手を目指す英子の夢を叶えるため、孔明と英子の二人三脚の戦いが始まったのである―。
引用:ドラマ『パリピ孔明』公式サイトhttps://www.fujitv.co.jp/paripikoumei/story/story01.html
『パリピ孔明』実写ドラマ化への不安…
原作漫画は読んでいないんですけど、アニメ版パリピ孔明めっちゃ面白いですよね。
かの諸葛孔明が現代の渋谷に蘇り、歌手を目指す英子のプロデューサーとして兵法を使って大活躍するっていう、だいぶブッ飛んだ内容の作品。
どうやったらそんなトンデモ設定を思いつくのか謎ですが、とにかく面白いんですよ。
この『パリピ孔明』が実写ドラマとして制作発表が行われたのが今春のこと。
いやいや、ちょっと待ってw
あの『パリピ孔明』を実写化って…
無理でしょ
実写ドラマ化発表と同時に、向井理さん扮する孔明と、上白石萌歌さん扮する英子のビジュアルも解禁され、正直不安しかありませんでした。
特にリアル孔明の姿をしていた向井理さんのビジュアルといったらパンチが効きすぎてて…
絶対に寒いことになるんじゃないだろうかと。
そう思って数ヶ月。
とうとうドラマ『パリピ孔明』の放送がスタートしてしまいました。
ドキドキしながら第1話を視聴したんですが…
めっちゃイケてるじゃないですか。
ストーリーは面白いこと間違いないので安心なんですが、実写化という一抹の不安が…
しかし1話が始まってすぐにその不安は吹っ飛びました。
全然アリですね。むしろ違和感なさすぎてびっくりしました。
第1話『天才軍師孔明が渋谷に転生!音楽コメディー開幕』-感想
さてさて、ドラマ『パリピ孔明』の1話を視聴しましたので部分的に感想を書いていきたいと思います。
まず特筆したいのは、やはり向井理が演じる孔明です。
ビジュアル的にどれだけ不自然になるのだろうかと不安でしたが、不思議と全く気にならないどころか、めっちゃマッチしていましたね。
向井理さんがアノふざけた孔明を演じることに対しても、イメージ的に無理があるのではないかと思ったのですが、むしろ向井理さんじゃなきゃダメだと思うくらい適役です。マジで
しかしながら月見英子役の上白石萌歌ちゃんに関しては、ちょっとだけ言いたいことがあります。
上白石萌歌ちゃんはやっぱり優等生イメージが強すぎて、ギャル味が足りないんですよ。
仮にも英子はシンガーソングライターを目指す渋谷のギャルなので、萌歌ちゃんでは清楚で上品すぎるし、派手感がない。
せめてもう少しバカっぽさが出せればいいのになと思ってしまいます。
ただ、萌歌ちゃんは『adieu』としてアーティスト活動もしているので歌の上手さや声質も抜群。
確かにこれ以上ないくらい適役なんですけど、ギャル分が不足してる事だけがもったいないところですね。
それと、英子のステージのシーンが、ちょっと迫力に欠ける点は非常にもったいない。
ドラマの制作費の問題か演出の問題か、もっと英子の魅力がズバーンと感じれるような迫力ある演出が欲しかったと感じました。
メインキャストについてはこれくらいにして、
圧巻だったのが世界的歌姫の役で出てきた女王蜂のアヴちゃん。
上京したての英子が自○しようとしたところ店長に止められ、「○ぬのはこれを見てからにしろ」とBBラウンジでスペシャルゲストとしてステージに登場したのがアヴちゃん。
そのステージングが素晴らしかったんですよ。
アヴちゃん、やっぱりめちゃくちゃ歌上手いし、人を惹きつける魅力の塊って感じで。
本当に凄かったです。
関口メンディー演じる前園ケイジって何? 原作で出てくるんですか?
今のところ脈絡がなさすぎて笑ってしまいました。
今後の前園ケイジに期待ですw
ドラマ『パリピ孔明』全話見逃し配信はFODのみとなっております。