7月10日にスタートしたフジテレビ系2023年夏ドラマ、『真夏のシンデレラ』第1話の感想を書いていきたいと思います。
ネットでは賛否ある中、否定的な意見が目立っていましたが、私はめっちゃ楽しめています。
世間的には爆死とまで言われていますが、実際どんな風に酷評されているのかも調べてみました。
『真夏のシンデレラ』全話見逃し配信はFODのみとなっております。
賛否両論の中、ナゼ見ることにしたのか
正直このドラマは見ようと思っていなかったのでリアルタイムで見たわけではなく、FODの見逃し配信で視聴しました。
見る予定ではなかったのに何故見逃し配信で見たのかというと、ネットでの評価が真っ二つに割れていたから逆に気になったわけです。逆に。
その上『月9』の初回放送にも関わらず世帯平均視聴率が6.9%、個人視聴率は4.0%と非常に悪かったようで。
フジの月9ドラマが初回から注目されてなかったなんてことがあるのか?と、あまりにも驚いたので見ることにしたんです。
そもそも森七菜ちゃん主演の月9夏ドラマがつまらないわけがないと思うんですよね。
確かにドラマが始まる前から『いわくつき出演者』が多数出ているなどと、悪い意味で話題にはなっていましたが。
何はともあれ、第一話を視聴しましたので感想を述べていきたいと思います。
『真夏のシンデレラ』第一話ネタバレありあらすじと感想
↑1話ダイジェスト!月9「真夏のシンデレラ」↑
『真夏のシンデレラ』全話見逃し配信はFODのみとなっております。
蒼井夏海(森七菜)は、海の町で生まれ育った明るく真っ直ぐで負けん気が強い性格。父親の亮(山口智充)、弟の海斗(大西利空)と3人暮らしの夏海は、サップのインストラクターをする傍ら、亮が経営する食堂の運営と家事全般をこなしている。
多忙な日々を送る夏海にとって至福の時間は、ただいまマッチングアプリにハマっている美容師アシスタントの滝川愛梨(吉川愛)、18歳の時に産んだ息子を育てるシングルマザーの小椋理沙(仁村紗和)とつるんでいるとき。地元愛が強く、夏海の幼馴染の牧野匠(神尾楓珠)とも家族ぐるみの関係が続いている。
水島健人(間宮祥太朗)は、一流大学を卒業し、有名建築家の父が経営する大手建築会社で働いている。高校時代からの友人で、エリート思考の強い医師の佐々木修(萩原利久)、明るいムードメーカーの山内守(白濱亜嵐)とバカンスに出かけた健人は、夏海の指導でサップを初体験する。人を見下したような態度をみせる修のせいで、一流大卒のエリートだという3人に何となくバカにされたような気分になる夏海。
そんな折、夏海は、愛梨から海辺の別荘で行われるパーティーに誘われる。マッチングアプリで知り合った男性が、たまたま近くに遊びに来ているのだという。夏海は、亮と海斗に店を任せ、お手製の料理を持って別荘を訪れる。するとそこにいたのは……。
真夏のシンデレラ公式Webサイト
ストーリーとネタバレ感想
思いっきりネタバレありで見たままのストーリーと感想を書いていくので、細かい内容を知りたくないという人はこのページをそっと閉じた方がいいかもしれません。
それではいってみましょう。
前情報が全くない状態で見たのですが、冒頭から夏海(森七菜)と健人(間宮祥太朗)の恋物語なんだなとベタにわかる始まり方。
サップのインストラクターである七海の元に健人たちがサップの体験をしに来るのですが、気づけば健人は夏海に惹かれている様子。
いや、どの瞬間から惹かれだしたのか不明なくらいナチュラルに恋心の片鱗が現れているように見えます。
そして守(白濱亜嵐)が不良っぽい人にぶつかってカツアゲされそうになっているのを助けた夏海。
去っていく夏海を見つめる健人の眼差しは…もう好きになってるんじゃない?と思えるような表情でした。
『恋する瞬間的な何かあった?』って思わず振り返りたくなるような展開。
かといってそのまま最速で恋愛に発展するわけもなく、夏海は幼馴染の匠に片想いしているみたいです。
そして、友人の愛梨(吉川愛)がアプリで知り合った人たちとパーティーをするからと誘われ、しぶしぶ行くことに。
行った先は豪華な別荘。そこにいた男性陣は健人たち。
そんな偶然あるわけ…ドラマってそういうもんですよね。
東大卒である高学歴の健人と、家族を助けるために若くして働き詰めの夏海。あらゆる価値観の違いから夏海に対してさらなる興味を抱く健人。そうしてまた距離を詰める二人。
また、この日は夏海の誕生日の前日で、サプライズを用意していた友人の愛梨(吉川愛)と理沙(仁村紗和)でしたが、夏海は家族で経営している居酒屋が忙しくなっている状況を知り帰宅することに。
夏海の誕生日当日、大工の見習い?の匠は休憩時間に彫ったという夏美が好きな鯨の木彫りのマスコットを夏海にプレゼント。そして夜に夏海を食事に誘います。
夜になり待ち合わせた居酒屋になかなか現れない匠。
匠は待ち合わせの居酒屋に向かっている途中に呼び止められます。
見れば匠が想いを寄せる人が自転車のチェーンが外れて困っているところ。
その修理をしていて時間が過ぎていきます。しかもスマホのバッテリーは切れました。
雨も降り出し、なかなか来ない匠を待ちかねて帰宅しようとする夏海のもとにようやく匠が駆け付けます。
『なんで怒らないの?普通怒るだろ、こんなに待たされたら』と問う匠。
意を決して『好きだからじゃない?好きな人のことだったら何時間でも待てるでしょ』という夏海。
『本気?』と聞く匠
しばらく無言。
『ごめん、俺…夏海のこと女として見たことがなくて』という匠。
『なに信じてんの?冗談に決まってるでしょ。待たせた罰』とはぐらかす夏海。
切ないです。
ツッコミどころが多いながら、大事なところではしっかり心を持ってかれるドラマです。
次の日、弁当の配達先の水族館で再び健人と偶然会う。
そして夕日が綺麗だと話す二人。
海の上で夕陽が沈むところを見ようと誘う健人。
ふたりでサップで海上に。
それぞれボードに座り夕陽が沈む瞬間を待ちます。
潮の流れで自然とぶつかる二人のボード。
お互いにお互いのボードに手をやる二人。
このシーン本当に鳥肌が立ちました。
バックで流れる主題歌の『マジックアワー』が胸に突き刺さるし、夕陽に照らされた二人の絵面にハート全部持ってかれましたから。最高です。
ザ・月9といった超王道ラブストーリーだと改めて感じさせられました。
そして日が沈んで砂浜を歩いていると、健人の友人たちと夏海の友人たちが現れ、夏海の誕生日サプライズのやり直しです。
そして第一話のラストシーンへ。
匠に実質振られたばかりなのに、夏海も健人に惹かれ始めてないですか?といった感じで一話終了。
ざっとこんな感じだったのですが、理沙が溺れて裸で目覚めた件は端折ってます。ごめんなさい。
さてこれからどうなるんでしょうか。
現実ではあり得ないような偶然を重ねまくって距離を縮める二人。
全体の感想としては、まず森七菜ちゃん演技うまいですね。
今作ではイマドキの普通のギャルって感じの役なんですけど、今っぽさがリアルでナチュラルで、とても自然な演技。
普通っぽさを演じることで、演技の上手さって際立つんだなと本当に感心しました。
一話のストーリーとしては、最初から最後までツッコミどころが満載なんですけど、そういったところすら狙いで演出されているのかなと思うくらい楽しめましたね。
第一話ということでそれぞれの人間性や関係性など、導入部分でありながら物語を詰め込みまくっています。
感情が追いつかないくらい次から次へと進んでいくので、いいテンポで見ることができました。
すでに第二話が待ち遠しいです。
『真夏のシンデレラ』全話見逃し配信はFODのみとなっております。
ネットの反応
ネットでは賛否両論といったところですが、中でも批判的な意見としてはこんな感じでした。
・薄っぺらい
・展開が読み取りやすくてワクワク感があんまり感じられなかった
・ひと昔前のトレンディドラマのノリで、冒頭の10分で無理!
・チープな音楽にチープな使い古された設定
twitter
あー、そんな風に思う人もいるんだなーといった感じです。
少なくとも私は、ドラマに対する『おもしろい』のハードルが低いので全然楽しめてます。
しかも天下の月9ですよ。
絶対にこれから盛り返して世間の評価を覆してくれることでしょう。
期待しましょう。
また、もちろん肯定的な意見もたくさん見かけました。
私も当然肯定派で、今後の展開が楽しみ。
肯定派の方々とツイッターで盛り上がっていく予定です。
まとめ
ドラマが発表されたときから色々言われていた『真夏のシンデレラ』ですが、私的には非常に楽しんでおります。
まだ1話ということもあり、今後の展開次第では評価を上げるのか、それとも下げてしまうのか、今の段階ではわかりませんが、フジ天下の月9ドラマですから。
否定派の方々が手のひらを返すことを期待して見守っていきたいと思っています。
また、ドラマの中で使用されたアイテムにも注目が集まっています。
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