スポンサーリンク

当サイトはPRが含まれています。

Mrs. GREEN APPLE『コロンブス』MV炎上問題とその後

music
引用|日本テレビ|ZIP!

2024年6月12日に公開された『Mrs. GREEN APPLE』の新曲「コロンブス」のMVに波紋が広がっていますね。

炎上しまくってますが、とりあえず『Mrs. GREEN APPLE』のライブ映像でも見て落ち着きましょう。

スポンサーリンク

ミセス炎上の経緯

ミセスの新曲MVに批判が殺到

YouTube上に6月12日に公開されたロックバンド『Mrs. GREEN APPLE』の新曲「コロンブス」のMVが、SNS上で物議を醸している。

メンバーの3人がクリストファー・コロンブスや、ナポレオン、ベートーヴェンといった偉人たちに扮したもので、メンバーたちが猿の着ぐるみを着た演者にピアノを教えたり、人力車を引かせる、といった演出がなされていた。

引用元:東洋経済オンライン

このように、MVで差別と捉えらてもおかしくない表現がありまして、これにより瞬く間に炎上し、トレンドの頂点への駆け上がっていったわけです。

この騒ぎによってMrs. GREEN APPLEが所属するユニバーサルミュージック合同会社はMVの公開を即時停止。

「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現が含まれていたため、公開を停止することといたしました。」と謝罪文を出すに至りました。

とまぁ、このような経緯で燃えまくっていて、いまだ鎮火する気配がないわけなんですが。

私はMV全編を見ておらず、朝の情報番組でチョロっと流れてたMVしか見ていないので直接的な批判も擁護もできませんが、既にこのMVの問題は各所で書かれていますよね。

それら各所で指摘されている問題点を見るだけでも、私みたいに大した学がなくたって『こりゃヤバいな』と思いそうなものなんですが…。

ただ、こういった攻めたアートが許容されるのはあくまで『ギリギリ』のラインまでであって、今回の炎上騒動のようにストッパーなく一気に限界値を突破していく者が現れたとたんに、火事場に注ぎ込んだガソリンの如く激しく燃え上がるんだなと、見ていて他人事ながら味わい深いなと思った次第です。

これ、炎上というより焼夷弾の爆発級に眩しく激しく燃え上がってますね。

この方のポストでも言われているように当然ながら人種差別問題を含んでいるのが非常にまずいわけでして。

クリストファー・コロンブスの銅像が引き倒されたわけですから。

そのBLM運動なんかでもわかるように非常にセンシティブな問題にど真ん中ど直球を放り込むという、まさに自ら退場しにいってるかの如く清々しさすら感じます。

ウケないんでそんなに体張らないでいいですよと言いたい。

ヤバさ的には不倫とか闇営業とか、そういうレベルの話じゃなくてですね。

レベルというか、別の次元というか、世界線というか…

他にも

人種問題だけにとどまらず、史実や賠償の話まで、突き進もうとしたらいくらでも走れるんですよね。

パリダカール・ラリーかと思うくらい、どんな悪路でも走り続けるポテンシャルがあるなと…。

強い言葉もバンバン出てきておかしくないという。

確かに日本人からは突っ込みづらい話題だし、だからこそ突っ込んじゃいけなかったんでしょう。

この手の問題がどういう結果をもたらすのか、非常に勉強になりました。

 

Mrs. GREEN APPLEは活動休止に追い込まれるか

これだけ超爆発的に炎上して延焼して今まさに燃え広がっている大事件ではあるんですが、じゃあMrs. GREEN APPLEが宮迫のように活動休止に追い込まれるのか?復帰できないのか?というと、そんなことはないと思ってます。

本当のことはわかりませんが、普通に考えてコロンブスのMVを企画して制作指示した担当者のオツムが悪いわけで、アーティストが悪事を働いたわけではないんですよね。多分

コロンブスMVの企画立案からMrs. GREEN APPLE本人たちが行って制作されたというなら…ないですよね。

それにしても通常の感覚があればコレが企画された段階でNGが入るはずだし、制作準備や各種段取り、撮影して編集して映像チェックして…公開するまでにいくらでもNG出すチャンスはあったはずなんですよ。

何人もの大人のたくさんの目がチェックしてきたはずなのに、誰一人『No』と言うことなく公開まで至るなんて、ブラックボックスで誰の目にも触れずに極秘で進めたプロジェクトなのかと疑ってしまうレベル。

これはもう性器丸出しの素っ裸でMV作成しても公開されたんじゃなかってレベルですよね。

それくらい大胆なMVだぞと。

ちょっと話は逸れましたがMrs. GREEN APPLEのMVがマジのガチで檄ヤバだったというだけで、Mrs. GREEN APPLEが活動停止に追い込まれて復帰できないくらい死ぬほど叩かれるって話でもなさそうです。

確かに何の問題意識も持たずに撮影まで行ってしまった本人たちのオツムに対しては、それなりの批判というか失望はあるでしょうが。

あと、あのMVに問題意識を持てない感性の人間が歌う楽曲が誰の心に響くのか問題が出てきそう。

そうは言っても私はMrs. GREEN APPLE好きなんで、これからも変わらず応援していきますよ。

変な政治的な発言するアーティストよりよっぽどマシですから。

その後

Mrs. GREEN APPLEのボーカル&ギター大森元貴さんは、ファンクラブのホームページでこのようにコメントを出しています。

決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です。ある事象を、歴史を彷彿とさせてしまうという指摘を真摯(しんし)に受け止め猛省しております

また、Mrs. GREEN APPLEの公式WEBサイトにも謝罪文が掲載。その一部にて

類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。

https://mrsgreenapple.com/news/detail/20374

とのこと

大炎上前の6月13日放送のZIP!でこのMVが取り上げられると、

引用|日本テレビZIP

確かに『500万年以上の時を超え類人猿とのホームパーティー』とあるので、当たり前ですが本当に差別的な意図はなく、無邪気な気持ちで撮影したんだなと。

説明と事実に相違はないようです。

『CDTVライブ!ライブ!』出演見合わせ

6月14日、TBSの『CDTVライブ!ライブ!』17日放送でパフォーマンスを予定していたMrs. GREEN APPLEの出演見合わせを発表。

『活動休止』という形はとらないと思いますが、今回の騒動の余波から、しばらくはTV番組への出演などの活動は控えるだろうと予想されます。

6月14日、テレビ朝日の『ミュージックステーション』にて同日に披露する予定だった『コロンブス』を違う楽曲に変更する事を発表。『Dear』と『青と夏』の2曲を披露することとなった。

さすがに騒動から次の日に決まっていた生放送の出演取りやめはできなかったようですね。本人たちは出づらいと思いますが、普通に出演していいと思います。
色々と抱えている気持ちがあるはずですが、本番では元気いっぱい笑顔で歌い切りましたね。ネットでは『目が潤んでる』とか『今にも泣きそう』などと言っている人もいましたが、気丈に歌い上げました。さすがはプロです。グッときちゃいました。
『青と夏』のパフォーマンスが終了し、番組終わりにタモリさんに「どうでしたか」と振られた際に「こうやって歌が歌える環境に感謝です」とコメントしていました。