2024年7月13日から放送が開始したテレビ朝日のドラマ『顔に泥を塗る』。
その第3話が7月20日に放送されたのでドラマの流れと感想を書いていきたいと思います。
内容にはネタバレを含みますので話の詳細を知りたくない人は注意してください。
『顔に泥を塗る』は人気コミックが原作です。気になる人は読んでみてはいかがでしょうか。
公式 3話あらすじ
柚原美紅(髙橋ひかる)は結城悠久=ハル(西垣匠)に、高倉イヴ(木村慧人)との友情を続けたい、そしてメイクを好きな私も受け入れて欲しいと、初めて自分の意思を伝える。だが、ハルはそんな美紅を受け入れるどころか、「彼氏の言うことを聞けない彼女とは同じ家にいたくない」と美紅を家から閉め出す。ハルの豹変ぶりにショックで呆然とする美紅が、行くあてもないまま夜の街を彷徨っていると、ギャラリーカフェ店長・望月一美(田中道子)と偶然出会い、美紅を案じた店長はカフェに連れ帰る。店長から連絡を受けたイヴは心配して慌ててやって来るが、美紅がハルに思いを伝えるべきではなかったと自分を責めていることに苛立ってしまって…!?
テレビ朝日『顔に泥を塗る』公式より
店長宅に泊めてもらった翌日、仕事を終えた美紅は、このままハルと終わらせたくないが、どうするべきか悩んでいたところ、ハルからメッセージが届く。その内容に衝撃を受ける美紅は、イヴに連絡して、あるお願いをする。そして、ついに美紅がモラハラ彼氏・ハルに反撃を開始――! さらに、謎の男・鬼武柊真(高野洸)も動き出して…!?
『顔に泥を塗る』3話の流れ ネタバレあり
家を追い出された美紅はインターホンを押すも反応なし。
仕方なく街を歩いていると、ギャラリーカフェの店長・望月と遭遇。
美紅は事情を話すとウチにおいでと望月にギャラリーカフェへ連れて行かれる。
望月に連絡を受けたイヴがカフェに飛び込んでくる。
望月は2階の自宅で美紅が泊まる準備をするために上に行った。
イヴは美紅に大丈夫かと訊く。
美紅は正直な気持ちを彼に伝えたがわかってもらえなかったと泣く。言わないほうが良かったかもと自省する。
イヴは、なんでと訊く。ありのままを伝えた美紅は凄い。家を追い出すなんてケンカではなく暴力だ。いい加減自分のために怒りなよと語気を強めた。
美紅はイヴに謝罪する。ごめんなさい。
イヴは言う。今の流れで美紅が謝るところなない。自分を大事にすることから逃げるなと。
望月が準備を終え戻ってくる。イヴは大きい声を出してごめんと言い帰っていく。
家ではハルが笑顔で、GPSが示す美紅の居場所が表示されたスマホを見つめている。気持ち悪く。
朝になり、お礼を言う。心配する望月に、もう一度彼と話し合ってみると言ってカフェを出た。
仕事先で同僚にハルとのことを話す。
ギャラリーカフェに蒼汰が訪れる。イヴが気づいて声をかける。
最初イヴに気づいてなかった蒼汰はフリマで会った同一人物だとわかると驚いた。
そしてイヴの連絡先を聞く。
仕事が終わって家に帰る途中の美紅。ハルからメールで「反省した?鍵はポストに入れてあるから」と。
美紅は、100%自分が悪いのかと怒りを覚え、イヴに電話して言う。今から怒ろうと思うけど手伝ってくれと。
外にいる美紅に駆けつけるイヴにハルからのメールを見せる。
イヴは家を追い出した謝罪はないのかと。
美紅は、自分だけが悪いような態度にむしゃくしゃしたと言う。こんな愚痴のために来てもらってごめんと謝罪し、これくらい怒るようなことじゃないよねと言う。
イヴは、怒ることだと声を荒げる。昨日から僕は美紅の彼にずっと怒ってる。でmp自分が怒っても意味がないと。
そしてイヴは笑顔で、美紅が怒れるところに連れて行ってあげると言う。
イヴに連れてこられたのはバッティングセンター。
バットの持ち方をイヴに教わるも飛んでくるボールが怖くて打つどころではない。
無茶振りだと言う美紅に、夜中に家から追い出すよりは無茶振りではないとイヴは言う。
イヴはバッティングを応援しながらも、彼氏に甘すぎる。愛してるからと言って何でも許すべきではないと。
そして、彼が赤の他人だったら許せなかったことがあるかと訊く。
美紅はクレンジングを頭からかけられた時のことを思い出し、汚いものみたいに扱われたと言う。
怖かったし傷ついたと。
そして声を上げる「なんでそんなに私のメイクにこだわるのっ!似合ってないとか、ハルくんの好みじゃんっ」
叫んだ勢いでバットを振ると、バットはボールを捉え金属音が鳴り響く。
当たったと喜ぶイヴ。
美紅の怒りは止まらない。不満を次々に叫びバットを振り続けた。
ボールが出きって座り込んだ美紅は、私のためって言ってたけど、全部自分のためじゃんと涙を流す。
イヴは、スッキリしたかと美紅に訊く。美紅は泣き笑いの顔でうんと頷いた。
「けど、私…ハルくんの嫌なところ、気づいちゃった。ずっと目を瞑ってきたのに」
イヴは言う。目を瞑っていた間ずっと痛かったでしょ。痛いなら痛いって言って自分を守らないと傷だらけになるよと。
ハルを嫌いにはなれないから、だからここにはいてはいけないと美紅は家を出て行った。
ハルは美紅の書き置きを見て怒りを覚えるも、冷静さを取り戻しスマホで美紅の居場所を確認する。
実家に帰って偉いと笑う。
3話終了
『顔に泥を塗る』3話の感想 ネタバレあり
自己肯定感が低いことって本人の問題だし、別に悪いとは思わないですけど、美紅を見てるとイライラしてしまうのは何故なんでしょうか。
煮え切らないとかウジウジしてるとか、そういうレベルではなくて、誰かが怒っていると自分が悪いと思い込んですぐに謝る…。感情論ではなくて、状況から誰が悪いかとか判断することも諦めてしまったのか、考えることすらできないのかと。鬱陶しいです。
でも日常的にモラハラを受けているとそうなってしまうのかもしれませんね。
そう考えるとますますハルへの怒りが沸き上がってきます。
イヴの言葉でようやくハルの嫌なところに気づいた美紅ですが、これって「美紅のためと言いつつ自分自分の意見を押し通す」ところだけのような…
汚いものみたいに扱われたのも含んでいるんでしょうか。
まぁ、根本的にハルはそんな甘っちょろい言葉で表せるような男ではないんですけど。
嫌いにはなれないとか悠長なこと言ってますし。
これはさらなる地獄が続きそうですね。
ハルは狂人ですから。
頭冷やしてるのかわからないですけど、スーツのまま下向いてシャワー浴びてるハルは狂人です(キッパリ)。
見紛うことなき立派な狂人。
こういう人間が男女のもつれで犯罪行為を行うんだろうなと。
弁護士が聞いて呆れます。
次回予告ですが、イヴが美紅に告白してましたよね。そして蒼汰ってイヴのこと好きになるっぽくないですか?
姉弟とイヴを巡る三角関係とか、そんな裏展開も繰り広げられそうでワクワクします。
とにかく、まずはハルが退場してくれれば平和になるのでお願いしたいところですが、ドラマ的にはずっとハルに苦しめられるんでしょうね。
モラハラ彼氏の話ですもんね。憂鬱です。
それではまた。
まとめ
今回の女装イヴくん可愛かったです。
ロングストレートのウィッグ超似合ってました。メイクも可愛かったし。
イヴくんが可愛いだけのドラマでも私的には全然問題ないです。
でもモラハルは許さないです。絶対に。