2024年7月19日に放送がスタートしたテレ東系テレビドラマ『しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～』。
1話を視聴したので流れと感想を書いていきたいと思います。
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公式あらすじ
保田理（中島健人）はネットやSNSトラブルが得意な若手弁護士。変わった性格で、悪気なく無礼な態度を取っては客を逃してばかり。この日の無料法律相談会でも相談者を冷たく突き放し、新任パラリーガル・加賀見灯（白石聖）は頭を抱える。そんな中、主婦ブロガー・桐原こずえ（志田未来）が訪ねてくる。一昨日からSNSや掲示板で炎上。突然いわれのないコメントや誹謗中傷が書き込まれるようになったという…
テレビ東京『しょせん他人事ですから～とある弁護士の本音の仕事～』公式より
1話「主婦ブロガー炎上編」をざっくり振り返り｜ネタバレ
ホス狂いの人妻風俗嬢だとかだとか、まとめサイトに事実無根の書き込みで炎上した主婦ブロガー。
無料相談した保田の法律事務所は口コミで星2.2。
悪評が並ぶ中星5の書き込みが。「余計なことやお世辞を言わない」と。
桐原は保田に依頼することを決意。
依頼を受けた保田はまずプロバイダを割り出し情報開示請求をかける。
『発信者情報開示に係る意見照会書』がプロバイダから相手に送られたが拒否。
裁判で情報開示の決定を勝ち取る。
しかし桐原のブログやSNSでの中傷が酷くなる。
意見照会が気に入らなかったのだろうと。
開示請求で割り出した相手の名前と住所を見ると桐原と同じマンション。
会えば挨拶するご近所さん、木下の夫の名前が。
開示請求をされても反省するそぶりがないので内容証明郵便を送ることに。
中身は
1.誹謗中傷の動機
2.対面での直接謝罪
3.反省文
4.慰謝料350万を7日以内に支払うこと。期日を過ぎれば法的措置に
木下は急いで書き込みを削除。開示請求拒否したのにバレてると焦る。
木下から事務所に抗議の電話が来るも、電話だと当事者かわからないので、主張は書面お手紙かFAXでと電話を切る保田。
旦那にバレないよう慰謝料が安ければ自分で工面できるけど高額になると難しい。このタイプは長引くかもと保田。
そして謝罪文が保田の事務所に届く。
内容は、投稿は消した自分だけが悪いわけじゃない30万で許してね。
これを見て桐原は激昂。
そして犯人は木下の奥さんで確定。
怒る桐原に保田は言う。善悪ではなく勝ち負けのフェーズだからそういう感情はいらない。弁護士も雇うだろうし向こうは精神的にも金銭的にもしんどいはず。楽しむくらいでいきましょうと。
そして民事裁判の扉が開かれた。
第一回口頭弁論の呼び出し書が木下に届き、木下は直接桐原の家に押しかけるも誰も出ない。
裁判は和解に向かう。
和解のメリットは解決が早いこと、条件が有利になること。
裁判結果が表に出ないので相手にもメリットがある。
和解条項は、書き込みの削除、今後同様の書き込み禁止、口外禁止、解決金100万円40回の分割払い、直接謝罪で決着。
その場で謝罪となった。
木下は泣きながら謝罪する。すみませんでした、子育てとか旦那の収入とかストレス酷くて、ブログや本とか上手くいってる桐原が羨ましくてと。
保田は木下の謝罪を見て、全てを何かのせいにしてた。心の中では悪いのは自分じゃないって思ってたはずだと言う。
保田は桐原に、勝ったというだけで何も考えないほうが良い。所詮他人事。目的を達成したことは誇れることだと労い、デカいクレープを渡す。よくがんばりましたお疲れ様でしたと言いながら。
3ヶ月後、慰謝料遅滞が発生する。期日通りに支払われたのは最初の2回だけ。
桐原はネットで炎上し、裁判し、和解し、そこまでしてもモヤモヤは晴れないと項垂れる。
木下は反省してない。
保田は桐原にあと5〜10万円追加してくれと言う。おしおきをしますと。
1話『主婦ブロガー炎上編』感想｜ネタバレ
主婦ブロガーの桐原がネットで個人情報晒されて炎上。
犯人は近所の奥さんでした。
ネットで誹謗中傷するのは意外と近い人だってのはネタとして結構ありますよね。
開示請求したら住所が自宅で犯人は妻だったとか。なんの話か忘れましたけど。
今はネットでの誹謗中傷が酷くて問題視され、開示請求もハードルが下がったとか。
それはいいことだと思います。
主観での評価ならまだわかるんですが、罵詈雑言を書き込む人ってどういう気持ちで書いてるんでしょうね。本当に謎で理解できないです。
木下はストレスと妬みから桐原を貶めてやろうと書き込んだようですが、やっぱりこういう人って反省できないんですね。
誰かのせい、何かのせいだから自分は悪くないと。
挙句支払いが滞って「支払いバックれてよかった」と浮かれていましたが、恐らく強制執行で財産の差し押さえをするんでしょうね。おしおきとして。
反省しない人間にはとことんやっちゃって欲しいものです。
それにしても保田は変わった弁護士ですね。サイコパスなんて言われてましたけど。
あそこまで冷静に事実とだけ向き合って、感情に流されることなく被害者の心にも寄り添わない姿勢は逆に凄いなと。
弁護士はあれくらい割り切った性格のほうがいいのかもしれませんね。感情移入しすぎるとストレスで…て保田も言ってましたから。
あまりにもサバサバしていて仕事は中々とれないかもしれませんが、有能な弁護士の予感がします。
今回の誹謗中傷での金額とか、相場感が知れて勉強になりました。
普段弁護士に依頼することなんてないので、具体的な事例での相場がわかるってためになるドラマだと思いませんか？
今後も様々な事例の相場感をわかりやすく解説してくれそうなので、何かトラブルが起こったときのためのバイブル的ドラマになりそうですね。ありがたいです。
恐らく離婚関連のトラブルも出てくるでしょうし、その相場感を知りたい人は多いのではないでしょうか。
教材として毎回要チェックのドラマです。
あと、1話で1事件解決かと思いましたが解決しないんですね。
主婦ブロガー炎上事件の結末が早く見たいので、次週が待ち遠しいです。
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