マル秘の密子さん｜4話ネタバレ感想｜夏にイライラ、そしてエグい展開に

2024年7月13日から放送が開始した、日本テレビの土曜夜10時枠ドラマ『マル秘の密子さん』。
4話が放送されたのでざっくり流れと感想を書いていきたいと思います。

ドラマ『マル秘の密子さん』はhuluで過去放送話が見放題で配信されています！

本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はhuluにてご確認ください。

公式あらすじ
『マル秘の密子さん』4話の流れをざっくりと
『マル秘の密子さん』4話の感想
まとめ

公式あらすじ

密子の正体が明らかに！

「ここまで順調にいっているようね、密子さん」――。九条開発の会長・五十鈴（小柳ルミ子）と人目を避けて会う密子（福原遥）。2人の関係は……！？
運命の社長選を目前に控えた夏（松雪泰子）に思わぬ逆風が吹きつける。どこで夏のことを調べたのか、放蕩無頼な夫・丈晴（山中聡）が九条開発に押しかけてきたのだ。勝手に家を出ていって以来、何年も連絡が取れなくなっていた丈晴。夏たち家族を捨てておいて今さら何の用かと思えば、「借金あんだよ、今」。相変わらずお金にだらしない夫にあきれ返る夏は、お酒をやめて心を入れ替えるつもりだという丈晴を放っておくことができず、お金を渡してしまう……。
しかし、九条開発の次期社長候補にスキャンダルは厳禁。夏が丈晴と籍を入れたままだと知った密子は、夏の前から丈晴を遠ざけようとするが、思いがけず自分の過去と向き合うことになり――「いっそ殺してしまった方が、世の中のためになるかも」……。一方、密子の素性を暴こうとする遥人（上杉柊平）と千秋（桜井日奈子）は、自分たちだけではラチが明かないと判断。やり手の記者を雇って密子の素性を調べさせ、衝撃の事実にたどり着く――。
密子は何のために九条家に近づいたのか！？暴かれる密子の秘密……その壮絶な過去とは……！？
日テレ『マル秘の密子さん』公式より

『マル秘の密子さん』4話の流れをざっくりと

ここまで順調にいってるようですね蜜子さんと、九条五十鈴会長は言う。
何のことかととぼける蜜子に五十鈴会長は訊ねる。あなたは何者なのかと。
蜜子は答える。謙一に頼まれ今井家のコーディネートを担当している本宮蜜子だと。
五十鈴は言う。謙一の収支から蜜子に給金を払った記録も痕跡もないが今は不問にする。
そして五十鈴は夏のことを訊く。九条開発のトップは、隠し事や醜聞から無縁でなければならないが大丈夫なのかと。
蜜子は心配ないと答える。

夏の役員室に荻野目が訪れる。
謝罪する夏に対し、後悔はないと言う荻野目。むしろ今後も協力を惜しまないと。

会社のエントランスで警備員と揉めている男がいる。夏の夫である。
夏は警備員に事情を説明し、夫を人目のつかない階段に連れていく。
夏の夫は、借金があるから手伝って欲しい。酒もやめたのだと。
夏は今更何なのかと言いながら財布から1万円を出し渡した。
それを陰から見ている蜜子。

役員室で夏のスマホが震えるも夏は出ない。
離席し廊下に出てスマホを見つめる夏に、電話に出ないのかと言う蜜子。
セールスだと誤魔化す夏に蜜子は着信相手を言い当て、調べたと言う。夫の丈晴であり昨日お金を渡していたと。
五十鈴会長は清廉潔白を求めスキャンダルに厳しい人間だと付け加え、まだ籍を抜いていないのかと。
夏は事情を説明し、智と彩には言わないでくれと言い役員室に戻って行った。

遙人は新聞記者に蜜子のことを調べるように言いつける。

朝、夏と智・彩・蜜子が出社すると、丈晴がまた警備員と揉めていた。
昨日の夏に借りた金のことだと丈晴は言う。
智と彩はその言葉に怒り一悶着。蜜子が丈晴に、後で電話するからと4人はその場を後にする。
役員室で、夏が丈晴に殴られ金を渡していた過去から、智と彩は夏を責める。もう騙されるなと。
蜜子は夏と二人にしてくれと人払いし丈晴のことを聞かせてくれと。
夏は、丈晴は本当は誠実な人間だが酒を飲んで暴れるようになった。しかし酒はやめたと言っていた。なんとか助けたいと蜜子を頼る。

夏と蜜子と丈晴の3人は喫茶店で話をする。
蜜子は畳み掛けるように言う。夏が九条開発にいることを誰に聞いたのか。夏のスマホには不在着信が何件も。本社で待ち伏せをしてトラブルを起こした。これは業務妨害罪で告訴できる案件である。これ以上夏の足を引っ張るようなことをせず自分の人生に向き合えと。
蜜子は夏を連れ店を出る。そして夏に、もう丈晴に会うなと釘を刺す。恐らく九条家に言われて夏に近づいているのだと。
それでも家族だと言う夏に蜜子は、家族は心を縛る鎖でしかないと言う。

丈晴を動かしていたのは九条の美樹と玲香。借金を肩代わりする条件で夏を蹴落とせという指示。
丈晴に美樹と玲香は口々に言う。蜜子を金で操っているのは夏だ。蜜子を使って丈晴と縁を切らせようとしているのも夏。丈晴は捨てられたのだと。そして丈晴に酒を飲ませ、復讐しろと焚き付ける。

記者から遙人に電話が。データベースから蜜子という名がヒットして、年齢も一致すると。
遙人は記者に聞いた住所に向かう。

荻野目は協力してくれるという常務の友川を紹介してくれた。そこに酒に酔った丈晴が現れ暴れ出した。
その様子に蜜子は酷く怯えている。
丈晴は、自分を止めようとする智に殴りかかるも夏が身を挺して丈晴の鉄拳を喰らった。
蜜子は丈晴の暴力を見て過去がフラッシュバックしフラフラと廊下に出て歩きながら涙を流す。

高架下で座って眠っている丈晴の首に蜜子は何かを注射する。

記者の話では、家出児童捜索の記事で女の子の名前が「蜜子」。親から相当酷い虐待を受けていたらしい。
遙人は児童養護施設を訪れ、蜜子を知る老人に話を聞く。
老人は言う。蜜子は危ない眼をしていた。本気で親を殺したかったのだろう。姉を殺されかけたのだからと。
お姉さんは訊く遙人に、老人は小原鞠子だと言う。
小原鞠子…火災事故で亡くなった謙一の秘書の名だ。

丈晴は椅子に縛られ口にはタオルを巻かれている状態で眼を覚ます。
蜜子は言う。夏に近づくなと警告したはずだ。次は殺すと脅迫する。
丈晴は笑って蜜子に言う。お前に殺しはできない。子供の時に心を折られた人間は一生その眼をしているのだと。智と彩と同じ眼だと。
悪意のある言葉を続ける丈晴に蜜子は刃物を突き立てる。寸前でそれを止める夏。
自分がやらなければならないから止めるなという蜜子に夏は、人生を台無しにするなと言う。
蜜子は言う。とっくに台無しだと。自分の痛みは夏にはわからない。大切な人など誰もいないと。
夏は、自分がいる。変われる。支える。「あなたが変われば世界は変わる」そうでしょと。
蜜子は説得に応じ、丈晴は逃げていく。
蜜子の抱えているものを共有したいと言う夏に蜜子は、小原鞠子は自分の姉であると告白する。姉の死が事故だとは思えない。だから九条開発に潜り込んだのだ。でももうここまでだと。
夏は蜜子を抱きしめ、これからは自分が側にいる。自分には蜜子が必要だと言う。

丈晴の一件で後ろ盾を失った夏。蜜子は対策を考えると言う。
そして、あの小説は蜜子の姉の日記で、レモンの人はまだ見つからないと。
そこに夏のスマホに電話が。丈晴からだ。
丈晴は蜜子も聞いているだろうと話し始める。
借金仲間が九条から九条開発の火災事故を起こすよう依頼され、断ったがしばらくしたら本当に火災事故が起こった。
気になって現場を見に行っていたら1台の車が逃げるように走り去った。その車に乗っていたのは九条…
そこで丈晴は襲われビルの非常階段の鉄柵から突き落とされた。

4話終わり